菓子パン

(市況)

「上昇」
 昨日の商品市場は上昇した。米P&G社の好決算を背景に株価が上昇、日本株新興国株も持ち直しの動きを見せている中、年末に向けての景気減速懸念によって金利引上げがしばらく見送られる可能性が高いため、少なくともQ306は現在の状況が変わらないとみた資金が流入したためと考えられる。

だが、今週末(明日夜)発表される米雇用統計の内容によっては、来週のFOMCで利上げが実施される可能性はあり、そうなった場合来週の半ばから商品価格は下落することになると考えるが、今のところ「金融政策の変更の影響が市場に浸透するには時間がかかる」とするFRBの見通しどおりの経済情勢となっていることから、小職としては今回の利上げは見送られるものと考えている(誰しも経済のオーバーキルは望んでいない)。

今後の課題としては「山高ければ谷深し」の格言通り、Q406に見込まれる価格下落がどの程度までの下落になるのか?ということである。

このQ406の価格下落への予防措置として、一部欧米系の消費者は予防的にプットオプションを購入する、といった取引を開始し始めている模様。私も以前からこのコラムで指摘している通り、Q406に価格調整する可能性が高いことは賛成なのだが、供給懸念と急速な需要の減少が見込めない以上、極端な価格下落はないと考えている。

だが、これにしても今後発表される経済統計次第で各国の金融政策が大幅に変更される可能性はあるため、引き続き経済統計には注意する必要があろう。

もっとデリバティブを積極的に活用したほうが良いのでは、と心から思う今日この頃です。

(ひとりごと)

アンパンの話をしたら、いろいろ反応があった。
圧倒的に漉し餡好きの人のほうが多いようだ。私としては納得行かないものがある。
私のエッセーに敏感に反応した読者の方が、菓子パンへの熱い思いを語ってくれたので、今日はその方のエッセーを掲載したい。

実は、俺、かなりの菓子パン好き。
カロリーが高いのは知りつつ、買ってしまう。

歩いていてベーカリーがあると、ところ構わず立ち寄る。
そして買ってしまう。
外訪だろうが、出張だろうが、関係ない。
広島に行けば、アンデルセンタカキベーカリーは必ず覗くね。
焼きたてかどうかが、買う基準。(手をかざして温度を確認することも!)
甘さは控えめのものが、焼きたてならなお良い。
そして歩きながら食べる。
みっともないオヤジである。
ちょい悪系からは最も遠いところにいる。

アンパンが消えていくと言う実感は全くないよ
(↑この件に関しては、「アンパンを取り上げろ」といってきた人からも力強く否定された)。
だいたい、どこのべ−カリーでもあります。
ある程度の規模があれば、漉し餡と粒餡の両方があることも多い。
俺はそれほどのこだわりは無いが、どちらかといえばコシかなあ。
滑らかな食感が良い。

一番好きなのはクリームパンだ。
オレも中味とパンの比率はパンが多い方が断然よい。
1対2ぐらい、実に良いね(ここにも同士が...)。