中華そばと痴漢

(市況)

「上昇」
 昨日の商品市場は上昇した。エネルギー価格が節目の60?でサポートされたこと、FOMCでの金利据置といったことを材料に、テクニカルに買戻しが優勢になったためと考えられる。米ヘッジファンド大手のアマランスの巨額損失の報道はあったものの、JPチェース等が同社のエネルギーポジションを引き受けることとなりマーケットの「崩壊」は免れたようだ。
今後については、年末に向けて緩やかに水準を切り下げるであろう、との見方に変更はないが、昨日指摘した通り、FOMC金利が据置かれたため、充分低下したエネルギー市場に再度、運用資金が流入し易い環境にあると考えられることから、しばらくは戻り高値を試す動きになると考えている。

(ニュース)

・米週間新規失業保険申請者数 +7千人の318千人、市場予想310千人
・8月米景気先行指数 前月比▲0.2%(7月確報▲0.2%(速報比▲0.1%))、市場予想▲0.2%
・9月米製造業景況指数 ▲0.4(前月18.5)、市場予想14
※2003年4月以来のマイナス

Singapore在庫 
Light Distillate  6.891MB(▲1.429MB)
Middle Distillate  8.082MB(▲0.179MB)
Residual   13.644MB(+0.760MB)
Total   28.617MB(▲0.848MB)

PAJ在庫 
原油   18,318,133KL(+938,598KL)
設計稼働率  86.0%(+0.6%)
実効稼働率  89.4%(▲0.6%)
ガソリン在庫  1,993,690KL(▲31,929KL)
ジェット在庫  962,915KL(▲35,380KL)
灯油在庫  4,790,456KL(+158,569KL)
ディーゼル在庫  1,847,059KL(+92,371KL)

北米天然ガス在庫 
East   1,781BCF(+65BCF)
West   417BCF(+10BCF)
Producing  886BCF(+33BCF)
Total   3,084BCF(+108BCF)

・イラン アフマディネジャド大統領「イランとEUの核開発問題をめぐる交渉は、正しい方向に進んでいる」

(ひとりごと)

とんでもないコマーシャルを見た。
皆さんも見たことがあるだろう。
お父さんとお母さんと子供(娘)3人が出演する「中華そば」のコマーシャルだ。

このコマーシャル、どこがとんでもないのかといえば、
「ちゅ、ちゅ、中華そば」
という歌を歌いながら、娘が両親の尻を次々と触っていくところだ。
しかも、下からなで上げるように。
しかも、触られた両親は心から嬉しそうな顔をしている。

こういうCMを流すと、絶対マネをする人が出てくると思うんですけど。
例えば植草教授とか。

多分、彼もこのコマーシャルを見て、

「ああ、こういう風にすると、皆、喜んでくれるんだ」

と思ったに違いない(本当か?)。
きっと悪気はなかったと思う(そんなはずはないか...)
テレビというのは恐ろしいものですなぁ。