(経済関連ニュース)
・6月英CPI 前年比+2.4%(前月確報+2.5%)。
・7月独ZEW景況感指数 10.4(6月20.3)、市場予想19.5。予想を大幅に上回る低下。
・6月米鉱工業生産指数 前月比+0.5%(前月確報▲0.1%(速報比▲0.1%))、市場予想+0.5%。
・6月米鉱工業設備稼働率 81.7%(前月確報81.4%(速報比+0.1%))
・5月対米証券投資、1,261億?の買い越し(4月書く方803億?の買い越し(速報比▲38億?))、市場予想730億?の買い越し。
・6月米PPI、前月比▲0.2%(前月+0.9%)、市場予想+0.2%。コア前月比+0.3%(市場予想+0.2%)。
(非鉄金属関連ニュース)
・Southern Copper Cananea銅山と、Taxco亜鉛山、San Martin亜鉛山の労働者は、ストを延期し交渉を再開。
・豪Oxiana Sepone鉱山のQ207銅生産量は1.7%増加の16,271Mt、Golden Grove鉱山の銅生産は4,731Mt、亜鉛生産は36,675Mt
・Codelco、悪天候とストライキの影響で2つの鉱山からの生産が減少していると発表。
・Doe Run(世界第2位の鉛精錬業者)は、Missouri精錬所のHerculaneumユニットが、爆発の影響で生産停止に(145KMt/年)。フォースマジュールは今の所ない。
・6月チリの銅輸出は前月比▲31%の29.4億?に。
・AlcoaはテネシーにあるAluminum South Plantで火災発生。
・インドネシア政府は、鉛、鉄、ボーキサイト、銅、プラチナ、金の輸出の関税の強化、輸出の許可制を開始する意向であることを発表。
・韓国POSCOはQ207のステンレス生産を100KMt削減すると発表。
(エネルギー関連ニュース)
・米在庫統計市場予想 原油▲1.0MB、ガソリン+1.0MB、ディスティレート+1.0MB、稼働率+0.1%
・ナイジェリア Kaduna製油所(100KBD)とWarri製油所(125KBD)の稼動を今月中に再開の予定。
・ExplorerのHouston-to-Chicagoパイプラインの再稼動、(油送能力630KBD)今晩まで延期。
・ExxonMobile Beaumont製油所(348.5KBD、テキサス、P3)の稼動開始。
・NYMEXはカナダの合成原油を受渡適格銘柄にする意向。
・Shell、ナイジェリアの Trans-Nigeriaパイプラインが地域住民の攻撃で炎上したと発表。
・イラン バジリハマネ石油相「緊急会合の必要は無い」
(商品市況)
「まちまち」
昨日の商品価格はまちまちであった。非鉄金属は鉛が生産者障害の影響で史上最高値を更新したほかは、新規材料がなく現状レンジでのもみ合い、エネルギーは新たな積極的な売り材料があるわけではないのだが、やや仕掛け的な売りが石油製品で見られていることから、全体的にベアであった。ソフトも産地の降雨予想で下落。貴金属も下落。
引き続き、株価動向に影響を受けやすい状況が継続しているため各国株式市場には注目しておく必要があることは指摘しておきたい。
(非鉄金属)
昨日の銅価格は下落した。ポイントになると見られていたLME在庫が2日連続で増加した事が売り材料視された。一部生産者の生産再開を売り材料視する向きもあるが、Codelcoの生産は滞っており個人的には昨日の下げについては、生産者サイドの問題が売り材料視されたものであるとは見ていない(と入っても小幅な下げであるが...)。LME在庫は+525Mt増加、(FSCは2.0日)、引き続きファンダメンタルは強い(キャンセルワラント率は13.8%)。売買高は5,704枚(※現時点で確認できる前日の3Mの出来高)。イールドカーブの形状は殆ど変わらず。C-3は117?バックとバック幅を縮小した。 今後については、生産国のストライキ懸念や、LME在庫水準の低さ、キャンセルワラント率の高止まり、主要消費国中国の需要が高水準な固定資産投資、鉱工業生産を背景として堅調に推移する見込みである事から大幅な水準低下は無いと考えている。中国国内での在庫積み上がりに伴い中国の輸入が減少すると見られていたが、6月の輸入統計では予想通り精錬銅・銅製品の輸入量が前月から減少していることから中国国内の供給不足は解消されている状態にあると考えておいたほうがよさそうである。引き続き貿易関連統計が中国の消費動向を占う上で重要となるため、今後も注視する必要がある。また夏の定修の時期に突入するということもあって8,000?を節目として徐々に上値は重くなる可能性が高いが、7月に入ってから投機資金が再度流入を始めている可能性も高く、アップサイドのリスクが大きく意識される中、ボラタイルな展開が続く事になろう。また、米国株式市場が一時期の安定していた状態から変動性を増してきており、株式市場に一喜一憂の展開になりやすいことには留意したい。本日は10日移動平均線を下回ったことから、一旦30日移動平均線のサポートをトライする展開となろう。ここ数日は一目均衡表の雲の丁度薄くなっている辺りをトライする展開が予想される。尚、価格の節目となりやすい8月オプションの建玉は8,000?コールが877枚、8,200?コールが1,118枚、7,300?プットが550枚、7,200?プットが1,300枚となっている。
昨日の亜鉛価格は上昇した。LME在庫の減少もあって取引序盤は強含んだが、銅価格の下落を受けて引けにかけて売られ結果、前日比プラスで引けている。一時100日移動平均線のレジスタンスを大きく上抜ける局面もあったが、結局10日移動平均線近辺まで水準を切り下げている。LME在庫は▲225Mt減少、(FSCは2.2日)、引き続きファンダメンタルは強い(キャンセルワラント率は13.4%)。売買高は1,914枚。イールドカーブは全ゾーンパラレルに上昇。C-3は32?バックとバック幅を拡大した。 今後については引き続き、堅調な推移を見込んでいる。昨日ポイントとして挙げていた10日移動平均線を維持できた事から本日はこのラインを固める展開になると考えている。新規材料は少なく、銅価格や株価動向に影響を受けやすい状況が持続している。中国政府は亜鉛輸出の増加に歯止めをかけるべくリベート撤廃に加え、6月1日から亜鉛の輸出関税の引き上げを決定しており、中期的に域内の供給過剰状態は解消されてゆくと考えられる(5月の貿易統計では既に亜鉛の輸出量が前月比、前年比ともマイナスに転じている)ことや、亜鉛の在庫水準は低く有事(実際現時点において、銅・亜鉛生産者のストライキが報じられている状況)のバッファが少ないこと等、基本、足元のファンダメンタルズは強いと考えておくべきである(但し、長期的には大半のメタルと同じく、年後半に向けての下落を予想しており、3,000?を切る水準までの下落は現時点ではないと考えている。下値の目途は3月21日にマークした3,119.75?)。相場の動向に大きな影響を与える株式市場動向がボラティリティの上昇とともに不安定さを増していることから、亜鉛もセンチメントの転換を通じて上下に値を飛ばしやすい環境になっていることには注意したい。目先の上値は一目均衡表の雲の下限となる3,650?あたり。尚、価格の目途となりやすい8月オプションは目立ったものが無いが、9月オプションは4,100?コールが1,340枚、4,250?コールが1,100枚、3,500?プットが1,225枚、3,400?プットが1,050枚となっている。
昨日の鉛価格は上昇した。豪大手生産者の早期の商流復帰が絶望的な状況である中、世界第2位の精錬業者であるDoe RunのMissouri精錬所で爆発が起きた事が材料視された。このほかそもそも在庫水準が低い事や、中国の自動車需要が堅調なこと、中国の輸出関税の強化等、買い材料は多く、10日移動平均線をサポートラインとして堅調に推移している。LME在庫は+375Mt増加、(FSCは1.8日)在庫水準の低さや生産者動向(チリ・ペルーのスト)を鑑みれば引き続きファンダメンタルは非常に強いといってよい(キャンセルワラント率は3.0%)。売買高は1,435枚。イールドカーブは期近を中心に上昇している。C-3は26?バックとバック幅を拡大した。 今後については見通しに変更はなく、中国が鉛の輸出関税を引き上げたことに伴い、中国からの輸出が6月以降減少すると予想されること、豪大手生産者の生産障害に加え、新たな生産者の生産障害が報告されたこと、自動車バッテリー向けに使用される中国での需要が引き続き旺盛であると考えられる事(5月までの中国の商用車・自家用車販売は堅調)、からアップサイドのセンシティビティが極めて高い状況である。加えて、LME在庫水準が依然として低い状況で横這っていること(2005年8月27日につけたここ3年間の最低レベルは29.7KMt)も鑑みれば、やはり上値余地を探る展開であると言ってよかろう。下落材料は今のところ株価が再び不安定になってきた事が挙げられる(株価はセンチメントの転換を通じて相場に影響を与える)が、今のところ鉛に関してはよほど大きな株下落で無い限り大きな影響は無いと見ておくべきだろう。また、期先が上昇を始めた、という事は長期にわたってこの価格水準を許容する地合いが整いつつある可能性があることを示唆しており、注意しておきたい。本日も10日移動平均線近辺となる2,970?を下値として上値余地を探る展開となろう。
昨日のアルミ価格は上昇した。取引序盤は一目均衡表の雲の下限をトライする展開であったが、米鉱工業生産が比較的大幅な改善となった事などをきっかけに反転、上昇した。しかしながら一目均衡表の雲を上抜けするには至っていない。LME在庫は▲1,075Mt減少、(FSCは8.4日)しているが、需給は決してタイトというわけでは無い(キャンセルワラント率は2.9%)。売買高は4,754枚。イールドカーブは期近が殆ど変わらず、期先が小幅上昇している。C-3は55?コンタンゴとコンタンゴ幅を縮小した。 今後についてはやはり中国動向が主となるが、中国国内の旺盛な需要を背景としてここ数ヶ月輸入が堅調に推移していた訳であるが、5月統計ではついに前月比・前年比とも大幅なマイナスとなった。固定資産投資や鉱工業生産の水準を見るに中国需要は旺盛であると見ておくべきであるが、国内の企業在庫水準は以前に比して増加している可能性が高い。LME在庫の水準もFSCベースでは他メタル比で低くなく需給面では短期的にベアな状態にあるといえる。とはいうものの、原料であるアルミナ価格が高止まりしていること(中国のアルミナ価格は徐々に下落)や、銅価格の高止まり等それなりにアップサイドに振れる材料が存在している事も事実である。また、7月に入って再度投機資金が流入してきた可能性が高い。暫くはこうした「周辺材料」を背景として上昇、高値で利食い売りが入る、というボラタイルな展開が続く事となろう。また以前ちらりとコメントしたことがあるが、アルミのコンタンゴの期間がさらに長くなっていることには注意したい(基本的に投機資金はバックのメリットが取れるゾーンに資金を投入するため、さらにコンタンゴ幅が拡大してゆく可能性は高い。過去に同様のことが原油市場で起きている)。
本日も一目均衡表の雲を上下に抜けるか否かがポイントとなるが、決め手になる新規材料にかける中ワイドなレンジでのもみ合いになると考えている(オプションが積み上がっている2,700〜2,800?のレンジを上下に抜けるには材料不足)。一方で、株価が不安定になっている事から上下に値を飛ばしやすい環境になっている事は念頭においておくべきであろう。価格の節目となりやすい8月オプションの状況は、2,900?コールが、1,695枚、2,800?コールが1,145枚、2,700?プットが1,425枚となっている。
昨日のニッケル価格は下落した。といっても現状のレンジで揉みあったが、結果、前日比慈悲マイナスであった、という漢字であろうか。一応韓国POSCOがステンレス生産を減少させていることなどが材料視されたようであるが、目新しいニュースではない。LME在庫は前日比変わらず。(FSCは2.7日)、キャンセルワラント率は一時期の異常な高い水準からやっと脱却しているが、引き続き在庫水準は十分とはいえない(キャンセルワラント率は4.3%)。売買高は883枚。イールドカーブは期先が上昇している。現状32,000?を大きく下回らないことから期先に消費者のヘッジ買いが入った可能性が高い。C-3は75?バックとバック幅を縮小した。 (見通しは昨日と同様)今後については、ニッケルは引き続き在庫水準が低いこと、グローバルベースのステンレス需要は引き続き堅調な推移が予想されることから大きな相場下落は無いものと考えている(繰り返しになるが現在の下落は「行き過ぎ」の修正)。中国国内での銑鉄使用増加や、クロム系ステンレス(ニッケルを必要としないステンレス鋼)への移行といったマイナス材料もあり、夏休みにそろそろ突入するということもあって、略予想通りではあるが暫くは下値余地を探る展開が継続することとなろう。
とはいえ、銑鉄への移行やクロム形ステンレスへの移行も、ニッケル価格が低下するまでの繋ぎの色彩も強く、ニッケル価格が低下すれば再びニッケルが消費される可能性は高いと考えている。よって中期的には価格は回復するものと見ておくべきである。とはいうものの現状、目先の下値の目途であった35,000?を下回ってしまったことから明確なサポートラインがなく、30,000?程度までの修正はあると考えておいた方が良さそうである。
本日もLME在庫次第であるが、たとえ減少したとしても現時点において10日移動平均線のレジスタンスライン、34,200を現時点で上回る事はあるまい。
昨日の錫価格は上昇した。インドネシア政府が金属製品の輸出に関する関税の強化や許可制の導入を検討している、と報じられた事が材料視された。尚、インドネシアは錫の最大生産国である。昨日は10日移動平均線のサポートライン近辺で寄り付いた後、水準を大幅に切り上げる動きとなった。LME在庫の増加は殆ど材料視されなかった。LME在庫は+170Mt増加、(FSCは12.2日)、キャンセルワラント率は2.38%。売買高は396枚。イールドカーブは期近を中心に上昇。C-3は30?コンタンゴとコンタンゴ幅を拡大した。 今後については、錫はテクニカルに調整があったものの、インドネシア生産者からの輸出体制が完全に復帰しているわけではないこと(小規模生産者の生産回復にはまだ時間を要する見込み)、やインドネシア政府の金属関連商品の輸出関税強化の可能性から思惑的な買いを誘いやすく、基本、しっかりの展開に変更はない。但し今のところ薄い一目均衡表の雲にサポートされつつ綺麗な三角持合を形成しているため、そのときのメタル全体のセンチメントによって上下に大きく水準が変化する可能性があることには注意しておきたい。
(エネルギー)
昨日のNY原油は上昇後、下落し10日移動平均線のサポートラインでサポートされて引けた。米製油所の再稼動のニュースが増える中米統計を控えて調整的に売りが入った。イールドカーブは期先の下げ幅が大きく(というよりもコチラも引き続きカーブ形状がいびつだったので修正された格好)、全ゾーン美しいバックの状態となった。Brentはカーブ形状がバックの中、限月交代の影響もあて窓を開けながら水準を切り下げる展開となった。イールドカーブは略全ゾーンパラレルに低下。
石油製品は軒並み下落。米製油所の再稼動報道がマインドを悪化させた模様。RBOBは大幅に続落。売られすぎから取引序盤は買戻しが優勢であったが、製油所再稼動の報道を受けて6月にトライした210?のサポートラインをトライする展開となった。イールドカーブは全ゾーンパラレルに低下。原油、RBOBともCFTCのロングポジションが過去最大水準まで拡大しており、一旦利食い売りが入りやすい環境にあると言える。ヒーティングオイルは30日移動平均線のサポートラインまで水準を切り下げて引けている。イールドカーブは全ゾーン低下。ICEガスオイルも下落している。
本日の原油相場はまた上昇すると見ている。北海油田からの生産減少(パイプライン事故も含む)、OPECが増産について否定的な見解を示している事から供給は十分でなく、加えて、地政学的リスクの高まりなどが意識され始めている事から基本しっかりの展開が継続することとなろう。しかしながら石油製品価格が在庫水準の低さにも関わらず調整を始めていることが原油価格の上昇を抑える事になる事が予想され、比較的頭重い推移となろう。ガソリン在庫水準はFSCベースでは依然として過去5年の最低水準を下回るレベルであり、十分な在庫があるとは決していえないこと、7月に入って投機の買いが引き続き継続すると見られること、等買い材料は多い。P3の稼働率は回復したものの、全米で見た場合の稼働率は90.2%とこの時期の稼働率の5年平均93.1%には遠く及ばず、引き続き製品主導で原油相場が高止まる公算は強い。但し、石油製品に関してはきっかけはどうあれ水準が大幅に訂正されている事からロスカットも含めて一旦下値を探る展開にならざるを得ないだろう。尚、現在の価格水準は去年の水準と略同じであり、もしハリケーンが来なかったり、猛暑とならなかった場合にはシーズンの終了する8月〜9月にかけてこの水準が訂正される可能性は高い。
WTIのフロントマンスの割安感はP3の稼働率が徐々に回復していることからとうとう全ゾーンバックとなった。にも拘らずBrentとのネガティブスプレッドは北海油田の生産減少等の影響で継続している状態。現時点において「需給の状態を考える」上でWTIはやっと有効な指標になってきたといえる。ただ、以前から提唱していたWTI/Brentのネガティブスプレッドの解消は、当面ない可能性が高いと考え始めている。背景の1つとして著しいユーロ高が挙げられる。実際、2007年初を100とした場合、ユーロ建にした場合の欧州価格の指標であるBrent価格はドル建価格よりも約5%程度安い。実際北海地区からの生産は減少しており欧州域内の需給はタイトであるが、ユーロ高の進行に伴い購買力があることがBrentを高止まらせている一因であると見ている(インフラの問題もあり、米国からの原油輸出は僅少)。
ファンダメンタルズに戻ると、短期的な在庫水準の指標となる米国のガソリンのサプライカバーは過去5年平均水準を下回っている状態で、石油製品市場の需給はタイトな状況が続いているといえる。原油のサプライカバーが上昇しているのは稼働率が過去最低の水準で横ばっていることによるものであり、製油所の障害が解消すればこのFSCは徐々に低下してゆくこととなろう。ピークシーズン入りしたわけであるが、普通に考えて「在庫が少ない」といってよいと思う。尚、IEAの月報では需要見通しが増加し、Non-OPEC生産の増加量を上回っており、Q207の在庫積み増しもやはり十分に行われていないことが確認された(FSCも変わらず)。こうした在庫水準の低さは以前から指摘している通り有事へのバッファが少ないことを意味し、同時にアップサイドへのセンシティビティが高いことを意味する。ガソリンのFSCは21.4日しか存在せず、ドライブシーズンを耐えうる在庫は確保できていない(過去5年最低の水準は22.2日)。尚、供給は急に途絶したり再開したりするものであるが、需要は税制変更等の特殊な事情がなければ、急速に減少することはない。
供給サイドに関しては、Non-OPECサプライの減少(北海地区からの産油量減少)の影響が効いてきており、決して安泰とはいえない。OPECは9月総会まで増産の意向はなく、夏場のピークシーズンは冷夏とならない限り、供給が不足する状況が続く事となろう。尚、需要増加の顕著な中国であるが、中国の農村部の都市化に起因する石油需要の増加は当面継続する可能性が高く(世銀等の見通しでも2007年の中国のGDP成長見通しは9%台を維持)、大幅な税制の変更等がなければ急速に需要が減少することはないと見ている。
(ひとりごと)
昨日ニュース見てたんですけどね。
世の中あるじゃないですか、二番煎じ、三番煎じって。
ハニカミ王子とペアを組んでいる
「ぽっちゃり王子」
ってのは、いかがなもんでしょうか?
何でも王子をつければよい、というわけでも無いと思うんですが。
むしろ、亀田兄の「俺は王様や」と言っている発言の方が好感が持てる。
このまま行くと、
ゼイニク王子
とか
やつれ王子
とか
オヤジ王子
とか
ヒゲ王子
とか
出てきちゃいますよ。
まぁ、私も陶芸教室で「(中近東の)王子」と言われていますので人のことは言えないんですがね。。。