ぎっくり腰-その2

【商品市況概況】
「下落」
 昨日の商品価格は概ね下落した。経済指標の好転やFRBの景気回復宣言等の前向きな材料が増えていたものの、同時に「追加景気刺激策の実施の可能性が低くなってきたこと」や「量的緩和解除の可能性も視野に入ってきたこと」等が売り材料となったようだ。景気が回復し始めていることから、各国政府、金融当局は「出口戦略」を意識しなければならない状態になってきたともいえる。
 足許決め手になる材料に乏しい中、レンジワークを継続すると見ているが、繰り返しになるが不良債権処理問題(これって全くニュースにならなくなったんですが、不良債権って消滅してしまったのでしょうか....?)が引き続き残っていることから出口戦略を模索する中で一旦下値を探る可能性は高いと考えている。


【経済関連ニュース】
・8月米景気先行指数 前月比+0.6%(前月改定+0.9%(速報比+0.3%))。
・7月住宅価格指数 前月比+0.3%(前月改定+0.1%(速報比▲0.4%))。
・9月ユーロ圏景気総合指数速報 50.8(前月改定50.4)、サービス業景気指数 50.6(49.9)、製造業景気指数 49.0(48.2)。
・米MBA住宅ローン申請指数 前週比+13.0%の668.5、借換指数 +17.0%の2,881.52、購入指数 +5.6%の288.3。
FOMC声明「経済活動は上向いた。金融市場は安定し、住宅セクターの活動も活発になった。政策金利は据え置き。資産買取プログラムはQ110まで延長」
鳩山首相、各国首脳と対談。

NY Dow  :9,748.55(▲81.32)
S&P500   :1,060.87(▲10.79)
NIKKEI225 :10,370.54(▲73.26)
Dax :5,702.05(▲7.33)
FT250 :9,217.01(▲31.66)
Sensex  :16,719.50(▲166.93)
Shanghai A :2,983.072(▲57.631)
Brazil Bovespa :60,496.1914(▲997.199)

JPY/USD :91.4(+0.23)
USD/EUR :1.478(▲0.0006)


・ドルは対ユーロで上昇。景気底打ち観測の強まりと、FF金利の据え置き等ででリスク資産(高金利通貨)へのシフトが再開。円は対ドルで下落。
・連休前の日本株は下落。アイフルの私的整理や、新政府のモラトリアム実行発言を受けて。米株は昨日は下落。FOMC声明で景気回復が指摘されたが、景気底割れ回避の対策が徐々に終焉を迎えつつあることも事実であり、高値水準にあることから利益確定の売りに押されたようだ。


穀物
Cbot Wheat :460.00(+4.25)
Cbot Corn :330.25(+4.5)
CSCE Sugar :21.55(▲0.6)


【貴金属・非鉄金属
Comex Gold :1,013.10(▲1.3)
Comex Silver :1,688.80(▲20.5)
Nymex Platinum :1,327.8(▲11.4)
Nymex Palladium :297.3(▲4.75)

・NY金は下落した。中国等のソブリン銘柄による金積み増しの意向や、ドル安の進行、当局規制の対象になりにくいことから、高値での推移が続くと見ている。昨日の引けは(東京時間0:00価格) 1,013.10(▲1.3)。
 銀価格は下落した。昨日の引け(東京時間0:00価格)は 1,688.80(▲20.5)。
・NYプラチナ価格は下落した。この2週間の価格上昇が大きかったことから、ドル高の進行もあって週末を控えた調整売りに押された。足元10日異へからの乖離も大きいことから調整圧力がかかり易いと見ている。昨日の引け(東京時間0:00)は1,327.8(▲11.4)。
 パラジウムは下落した。昨日の引け(東京時間0:00)は297.3(▲4.75)。


Copper 3M :6,128.00(▲142:19.75C)
 昨日の銅価格は下落した。LME、上海とも在庫が増加していることと、株の調整が嫌気された。追加景気対策の実行の可能性が低い中、高値に対する警戒感は根強く、上値も追いにくい。LME在庫は+175Mt増加、(FSCは70.4日)、(キャンセルワラント率は2.2%)。売買高は10,558枚(※現時点で確認できる前日の3Mの出来高)。イールドカーブは期近の下げ幅が大きくベアフラットニングしている。C-3(Cash vs 3M Fwd)は20ドルコンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。昨日の引けは6,128.00(▲142:19.75C)。

Zinc 3M   :1,903.00(▲43:26.5C)
 昨日の亜鉛価格は下落した。LME在庫は+475Mt増加、FSCは14.7日(キャンセルワラント率は2.4%)。売買高は3,664枚。イールドカーブは期先の下げ幅が大きい。C-3は27ドルコンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。昨日の引けは1,903.00(▲43:26.5C)。

Lead 3M   :2,240.00(▲50:27.5C)
 昨日の鉛価格は下落した。LME在庫は▲200Mt減少、(FSCは5.5日、キャンセルワラント率は1.0%。)。売買高は1,629枚。イールドカーブは期先の下げ幅が大きくベアスティープニングしている。C-3は28ドルコンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。昨日の引けは2,240.00(▲50:27.5C)。

Aluminum 3M :1,873.00(▲16:33.5C)
 昨日のアルミ価格は下落した。LME在庫は▲4,250Mt減少、(FSCは45.3日)。(キャンセルワラント率は2.4%)。売買高は7,290枚。イールドカーブは期近の下げ幅が大きくベアスティープニングしている。C-3は34ドルコンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。昨日の引けは1,873.00(▲16:33.5C)。

Nickel 3M :17,880.00(+130:84C)
 昨日のニッケル価格は上昇した。LME在庫は▲54Mt減少、(FSCは31.5日)、キャンセルワラント率は1.0%。売買高は2,131枚。イールドカーブは略パラレルに上昇している。C-3は84ドルコンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。昨日の引けは17,880.00(+130:84C)。

Tin 3M   :14,650.00(▲50:675B)
 昨日の錫価格は下落した。LME在庫は▲45Mt減少、(FSCは22.6日)、P596は1.03%。売買高は133枚。イールドカーブは期近の下げ幅が大きくベアフラットニングしている。C-3は675ドルバックとバック幅を縮小した。昨日の引けは14,650.00(▲50:675B)。



【エネルギー】
WTI :68.97(▲2.58)
Brent :67.99(▲2.54)

 昨日のNY原油は下落した。株の調整(とはいっても株も商品価格を見ながらの動きが続いているが...)を受けて下値余地を探る動きとなった。需要は弱くファンダメンタルズで上がる材料はないものの、過剰流動性や経済指標の好転が下支え要因となっており、レンジワークが続いている。当面は75ドルを上限に、下値は50日移動平均線での推移が続くと見られる。イールドカーブは期近の下げ幅が大きくベアスティープニングしている。直近限月の騰落率は▲3.9%。昨日の引けは68.97(▲2.58)。 Brentは下落した。直近限月の騰落率は▲3.9%昨日の引けは67.99(▲2.54)。 WTI/Brentは+0.98のポジティブスプレッドに。
 RBOBは下落した。原油価格の下落を受けて。イールドカーブは期近の下げ幅が大きくベアスティープニング。直近限月の騰落率は▲4.7%。昨日の引けは170.49(▲7.67)。 ヒーティングオイルも下落した。冬のピークシーズン到来前の在庫減少(入れ替え)観測はあるが、基本ファンダメンタルズは弱いことから原油の動きに連れ易い。イールドカーブは期近の下げ幅が大きくベアスティープニング。直近限月の騰落率は▲3.1%。昨日の引けは175.94(▲5.27)。 ICEガスオイルは下落した。イールドカーブは期先の下げ幅が大きくベアフラットニング。直近限月の騰落率は▲2.7%。昨日の引けは557.50(▲14.5)。



(ひとりごと)
やっとぎっくり腰が治った。
治るのに非常に時間がかかる。
やはり、歳のせいなのだろう。

連休は子供をつれて白樺湖に行ったのだが
長時間運転と、抱っこの上げ下ろしで更に腰が悪化したので
マッサージを呼ぶことにした

ぎっくり腰をやったことを告げてマッサージを開始してもらう
しかし、ぎっくり腰をやったことを気にしたのか、出だしのマッサージ
全く力が入っていない
徐々に強くなるのかと思って黙っていたが、力はそのままである

我慢しきれず強くしてくれるよう、依頼をしたのだが
時、既に遅し。
肩のマッサージに移行してしまった...

もぅ。

お願いは初めからやらないといけないってことですな。