GW-その3

【商品市況概況】
「まちまち」
 昨日の商品価格は総じて軟調。長く続いているギリシャ問題が「まだ不十分」と見なされたこと、さらに米経済統計が好転軒したことからドルが上昇したこと、中国人民銀行の預金準備率引き上げ、が材料となった。要はエネルギー、非鉄金属穀物等は年初来高値を超えてさらに上昇する程の材料がない、ということである。その一方で株価は堅調に推移している。当面はPIIGS問題(ギリシャ問題から拡大しました)、GS問題、中国の金融引き締め、上海万博後の需要減少観測、先進国の低金利政策継続、世界的な景気回復基調持続、といったまさに強弱材料が混在していることから現状レベルでのもみ合いを余儀なくされるだろう。しかしワイドなレンジでのもみ合いである。


【経済関連ニュース】
・4月ユーロ圏製造業景気指数 57.6(前月改定56.6)。
・3月米個人消費支出 前月比+0.6%(前月改定+0.5%(速報比+0.2%))。
・3月米個人所得 前月比+0.3%(前月改定+0.1%(速報比+0.1%))。
・3月米建設支出 前月比+0.2%(前月改定▲2.1%))。
・4月米ISM製造業景況指数 60.4(前月改定59.6)。
中国人民銀行 預金準備率を0.5%引き上げ。


【為替(FX)・株】
NY Dow  :11,151.83(+143.22)
S&P500   :1,202.26(+15.57)
NIKKEI225 :Close
JPY/USD :94.54(+0.69)
USD/EUR :1.32(▲0.0099)


・ドルは対ユーロで上昇。1,100億ユーロのギリシャ救済策がギリシャ国内にさらなる緊縮財政を要求する前提のものであり「予定通りの効果が得られるかどうか」市場が疑問視したため。しかしどこまで行けば市場は許してくれるのか、という感じであるが同時に欧州は民意を意識して足並みがそろっていないという印象である。円は対ドルで下落。米経済統計が好調であり米国の景気が回復していることが確認されたため。
日本株は休場。米国株は大幅に上昇。経済統計の好転が材料となった。ゴールドマン問題はとりあえずtな上げの状態。


穀物市場サマリー】
Cbot Soybean :975.75(▲13.75)
Cbot Wheat :490.00(▲1.75)
Cbot Corn :362.75(▲3.5)
CSCE Sugar :14.98(▲0.07)


非鉄金属・貴金属】
Comex Gold :1,183.30(+2.6)
Nymex Platinum :1,728.9(▲16.2)
Baltic Dry Inex :3,354.00(▲5)
Iron Ore :172.9(UC)



【エネルギー関連ニュース】
WTI :86.19(+0.04)
Brent :88.94(+1.5)


【ひとりごと】
さっき帰ってきました。
中央道、混む前に山梨を9:30に出発。
フルでGWを遊び続けるのは、車の渋滞考えるとむずかしいっすね。やっぱり。