【商品市況概況】
「高安まちまち」
昨日の商品市場は高安まちまちであった。
米経済統計（失業保険申請者数）が予想以上に減少したことが好感され、株が上昇することに伴うセンチメントの改善が商品相場を押し上げる一方、夜間に格付け機関フィッチがアイルランドの格付けを引き下げたことが嫌気され、引けにかけて水準を切り下げる動きとなった。
貴金属はプラチナ以外が上昇している。本日ETF上場を控える非鉄金属は、どちらかというとドル高の進行が嫌気され若干軟調地合いの中もみ合い、エネルギーは方向感乏しく小幅なレンジワークとなった。
「新興国の利上げの影響は」
来週11日に発表される中国CPI、PPIは各々前年比+4.5%、前年比+5.0%程度が予想されている。これは中国は実質ドルペッグ制となっていることから、海外商品（ドル建）価格の上昇が直接国内商品価格の上昇に寄与していることによるものと考えられる。
中国が早晩利上げを行う可能性は極めて高い。中国のこうした動きに見られるように、インド、ブラジルといった新興国も早晩インフレ抑制のために利上げを行うことは不可避であろう。
新興国の利上げは国内実需の減速を通じて価格にマイナスの影響を及ぼすと見られるが、先進国の量的緩和が継続していることや、新興国の金融政策は引き締め方向に転換するものの、中国等は財政支援による経済対策は継続すると表明しており、今のところ新興国の利上げは相場にとって大幅なマイナス材料とならない可能性が高くなってきたと言える。
むしろ相場を大きく下押しする可能性があるのは欧州問題の拡大であろう。
【雑感】
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毎日オフィスでは経済番組を流しているんだが
殆ど毎日のように、食べ物の宣伝と
健康器具の宣伝が流れている。
食べ物のほうは、少し太めの女性がいろいろなもの（なぜか魚介類が多い）
を食べまくり
通常あり得ないほどの反応を見せている
まあ、食レポなのでそれぐらいないと当然だめだと思うんだが
毎日、というか、数分に1回「うわあーーーーーーー！！」
という叫び声を聞くと
そこまで美味しいのかね？
普段一体何を食べているんだろうか？
と逆に訝ってしまう。
で、しばらくすると
「おなかのたるみが気になりませんか？」
というコマーシャルが。
意図してやってるのか、偶然なのか．．．
それとも世の中の人々は、食べ物と体にしか興味がないんだろうか。
