長期潜入

【商品市況概況】

「週末を控えてリスクオフ強まる」

昨日の商品市場は軒並み水準を切り下げる展開となった。フィッチによるスペイン国債3段階格下げや、スペインがEUに対して救済を求めていないとの見方が強まったことはリスク回避の動きを強め、更にバーナンキ議長が一昨日、QE3の実施に関して具体的なコメントを避けたことが嫌気された。市場のセンチメントは非常に不安定だが、総じてダウンサイドのリスクが強く意識されている。特段何もなければリスク回避でロングポジションを解消する動きが活発化し易いことから、週末を控えてこうしたポジションの調整が行われたと推測される...



「プロパンガス」

連日、ギリシャバーナンキ議長の話ばかり書いてきたので、今日は少し目先を変えて「プロパンガス」の話をまとめておきたい...



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【雑感】

お客さんのところに営業に行くと
会社によっては、「入館証」を渡される。
いまさら説明する必要もないが



「何月何日、何時何分に
●●部の△△さんのところに
MRAの新村が往訪しました」



と、必要書類に記入し
身元が明らかになった場合に



「危なくない人、ちゃんとした人」



なので館内に入る許可を与えています
問うことを証明するものである。



こんなに丁寧に当たり前のことを説明してしまいました。
済みません。



で。



昔々、シンガポールで働いていた頃
インドのとある財閥企業に営業に行ったことがあった。
そこでも当然、入館証をもらうために
必要事項を書類に記載し、入館証をもらった。



そこでのプレゼンは1時間程度
(そもそも自分の英語も大したことないが)インドの人と
英語で交渉するのは、結構大変である。
どうにかこうにか説明が終わったが
とても上手くいっているようには思えない
(今はその会社と私の古巣は仕事をしてるんだろうか?)



激しい疲労感と徒労感に襲われながら
その会社を後にした。



また数時間かけてムンバイに戻り、帰路へ。
シンガポールへは然程遠くないが
いつもよりも疲れ度合いが違う



で。



無事に帰国し、出張は終了した。
その数ヵ月後、今度はタイかどこかに出張することになった。
なので、荷物をまとめて鞄を開けたところ、なんとそこには



「インドの会社の入館証」



が、入ってるじゃぁありませんかっ!!
どうしよう、これ!?
もう数ヵ月も入れっぱなしだったよ。
今更、「持って帰ってきました」とも切り出し難い。
なんたって何ヶ月も経ってるんだから。



なので。



悪いこととは知りつつも
「本当に必要だったら、向こうから連絡来るよ」と思い
その入館証は捨ててしましました...
もう10年も前のことだが
もし、その会社の入館管理システムがきちんとしていたら
私は10年近く、インドのその会社に潜入していることになる。



実際、どうなってるんだろうか。