【商品市況概況】
「ラホイ首相の即時救済要請否定発言で軟調」
昨日の商品価格は総じて軟調な推移となった。週末の雇用統計を控えて様子見気分が強い中、スペインラホイ首相が即時の救済申請を否定したことがリスクオフを誘ったため...
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【雑感】
【一期一会】
週末に、スペインの銀行のストレステストの結果が発表された。
日本の金融不安が発生した時もそうだったが
必ず踏まなければならないステップである。
で。
サンタンデール銀行
ビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア銀行
サバデル銀行
等の7行が対象とした銀行14行の中で
ストレステストをパスしている。
他にパス出来ていたのは、ええと...
ウニハカ銀行
シビカ銀行
バンキテル銀行
「カイシャ銀行」
カイシャ銀行!!来たっ!!
やはり予想していた通り、英語圏・日本語圏でない国の銀行の名前を
カタカナに直すと素敵な名前の銀行が出てくる。
何だか分からないが、堅そうな銀行のイメージがある
ちょっと前のロイターの記事を見てみると
会社銀行の2012年度上期の決算は
前年比▲80%減の1億6,600万ユーロだったようだ。
更に27億ユーロの評価損を計上したらしい。
私もスペインの個別金融機関には詳しくないので
ウィキペディア等で調べてみると、以下のようなことが分かった。
会社銀行は貯蓄金融機関(個人の貯蓄を引き受ける金融機関)で
1980年以降のフランコ体制崩壊後に進捗した、金融緩和期に
規模を拡大した貯蓄銀行だ(日本の郵便貯金に似ている)。
この場合商業銀行との大きな違いは
財団方式で運営されていて、意思決定機関である総会のメンバーが
預金者・出資者・地方共同体運営者・従業員
で構成されており、資本市場へのアクセスも多くないため
市場のチェック機能が働き難い性質の金融機関であるところだ。
うーむなるほど。
更に調べると、スペインの貯蓄金融機関は、不動産残高の4割を占めるらしい。
所謂、本業ではないところに突っ込んでしまったところに
不動産バブルが崩壊したので、傷口が大きくなったんだろうな。
と、日本語のヘンな名前も調べてみると
新たな知識を与えてくれることが多いと知った週末でした。
一期一会=一生に一度だけの機会。生涯に一回しかないと考えてそのことに専念する意。
気になるデータに出くわしたら、これからも調べきるよう、頑張ろうっと。