ドラマについて思う

「明日、ママがいない」



というドラマが話題になっているらしいですね。
養護施設にいる子供たちの人間模様を描いたドラマのようですが
私はネットで少しだけ見てみて、すぐ見るのを止めました。
子供がこの番組を見て、何を学ぶのか?
全くよくわからなかったためです。
大人の娯楽、と割り切ればそれでよいのかもしれませんが。



しかしそれ以上に。
何と言いましょうか、ちょっと見ただけで二児の父である私は
正直何ともいえない嫌な気持ちでいっぱいになってしまい
感情的に、そのまま見ていることが出来なかったのです。



このように「自分の判断基準で観る番組を選択できる大人が対象」であるならば問題ないと思うんですが
ドラマの内容が(不快に感じる人がいるかどうかは別にして)面白ければ面白いほど、子供は見てしまうと思うんですね。
こういった内容だと、子供たちも知らずにあまりよくない情報がインプットされてしまうと思うんですよね。



日本のテレビは受信料を払って、能動的に見るものではなく
基本的には無料で受動的に見てしまうものです(もちろんチャンネルは選択しますが)。
そのため、教育番組なんかは非常に良いと思う訳です。
商業的に、良い時間帯に面白いドラマを放送するのは当然ですが、
私見を言わせていただくと、少なくとも子供が見れてしまう時間帯に、あえてやる内容じゃないのではないか?と思うわけです。
(親が子供に見せないようにすれば良い、ということもありますけれど。。)



法政大学の教授がこの件に関して多面的にコメントをなさっていたので、ちょっとリンクを貼らせていただきました。
まあ、いろいろな意味で考えさせられるドラマであることは間違いなさそうなんですけど、ね。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/mizushimahiroaki/20140118-00031720/