仮面ライダーカブト

(市況)

 すみません。まず内容訂正。週末書いた、「イラン問題発生前後のレベル」ですが、62.90が正しいです。すみません。勘違いしてました。

 週末書いたとおり、急上昇した。サウジのアブカイクは同国の供給の3分の2を占める巨大なプラントであり、万一ここが陥落した場合には大変なことになるためだ。しかしながらイランとロシアが合弁で核濃縮の企業を設立する、との方向で基本合意したことから、市場は先週の大幅な上げもあり、一旦価格は調整している。とはいえ、アフマディネジャドが強硬な姿勢を軟化したかどうかは定かではない。もしこの状態においても強硬姿勢を継続した場合には、最悪の「戦争」リスクを視野に入れねばならなくなる。でもその可能性は低いと思うけど(10%未満)

 ポイントはWTIで58?を切るか否か。この水準を下回れば、OPECは1.0MBDの減産を実施することになるだろう。

 非鉄金属原油価格に連れ高の展開。でも今日は原油が下げているので、下げている。

(ひとりごと)

 民主党、しっかりして欲しい。武部幹事長の次男問題は、もし事実だとしたら別途追求すれば良いわけで、今議論すべきことを、もっと議論すべきだろう(消費税の問題、少子化もどうするのか、国連の問題、中国との問題...)。スキャンダルの暴き立てだけやってると、「そういうことしか出来ない政党」と思われてしまうのに。政治の自浄作用が働くように、しっかりと二大政党の一翼を担って欲しいものだ。

 さて。 とあるお客様の中から、「ウルトラマン」もいいですが、「仮面ライダー」もすごいことになってますよ。といわれたので、日曜日、ビデオにとって「仮面ライダーカブト」を見てみた。確かにすごいことになっている。
 まずびっくりしたのが、「話がよく分からない」こと。昔の仮面ライダーは、まず初めに怪人が出てきて、連続的に人を殺す、ないしは遊園地を作ってそこで子供をさらう、といった分かりやすい事件が発生し、それを仮面ライダーが聞き込み調査(地味!)をして、ショッカーなり、デストロンなり(すみません、男しか分からないですね、このへんは)が関与している事実を発見する、という流れであった。
 ショッカーの関与している事実が発覚するのも、仮面ライダーが、崖とか、丘の上から遊園地の舞台裏をのぞくと、そこに怪人がいる、という極めて分かりやすい発覚の仕方をしていた。なぜか、ショッカーは組織運営の一環として、遊園地やお菓子の販売店を経営していたりする。

 しかし、この仮面ライダー、よく分からないが警察みたいな組織に追いまわされているのだ。しかも、この組織(多分、警察関連の人)の女が、仮面ライダーを「捕獲」しよとしているのだ。どういうことだ?一応正義の味方なのに。しかも、怪人が次々と人を殺していくのを、この警察もどきの人々は「しばらく様子を見よう」といって、黙ってみているのだ。おかしいぞ!おい。子供の教育上、どう考えてもよろしくない。話もよく分からないし。
 しかも、この主人公。態度が悪い&暗い。もっと子供の味方的な、明るい人にすればいいのに。どうも見ていると、尾崎豊みたにに、「どうして怪人が出るんだろう。僕は夕日に向かって考えた」的なアウトロー的な雰囲気の漂う青年、というか壮年なのだ。

 これならば、ウルトラマン・マックスの方が教育上、よろしいと思った。仮面ライダーカブト好きの人がいたら、すみません。。。。