僕らの就職活動

(市況)

 原油・石油製品相場は下落した。昨日の夜発表になった米統計が、市場予想を上回る増加となったためだ。ただ石油製品在庫は、輸入の増加・生産の増加があったにも関わらず、予想を上回る減少となっており、製品が相場を下支えする可能性をひめた内容であった(尚、この時期は在庫が減る時期なので、在庫の減少「自体」が買い材料なわけではない)。需要がしっかりしている、ということの証左であろう。

 非鉄金属はまちまち。銅・亜鉛・鉛がやや強め。アルミ、錫、ニッケルは弱め、といった感じであったが総じてエネルギーと比べてしっかりであったといえる。

 暫くはこうした幅の広いレンジ相場が続くことになるんだろうなぁ。

(ひとりごと)

 最近春だな、と思う。丸の内のオフィスの周りに、黒いリクルートスーツを来た男女をよく見かけるからだ。やっぱり学校の人がアドバイスするからなのだろうか、皆、黒い服を着ている。
 個人的にはキチンとしていれば別に黒い服でなくても良いのに、と思うのだが、どんなに個性的な人間でもこのときばかりは黒の服を着る。振り返って自分が就職活動をしていたとき、どんな格好をしていたか考えてみた。

 ....黒のリクルートスーツは確か、きていなかったと思う。確か緑色だかなんだか、そんな色のスーツで就活していたような....そうそう。ネクタイも顔だか太陽だかがプリントしてあるような、ヘンな色のをしていたような気が...。今も売っているのかどうか知らないが、面接の達人では、恐らく推奨されない格好であろう。

 今思えば、自分は相当めちゃくちゃな就職活動をしていたような気がする。今の若者は面接でどんな話をしてるのだろうか?きっと、今の若い人の方が、ずっとずっと真面目だ、と思う。本当に今の会社、よく俺のこと採用してくれたよなぁ。

面接官  「新聞は読みますか」
私     「はい」
面接官  「日経新聞でしょうか」
私     「いいえ」
面接官  「では、朝日新聞とか、産経新聞とか?」
私     「いいえ。主にサンケイスポーツと、ニッカンスポーツを読んでいます」
面接官  「え!それだけですか?なぜ経済関連の新聞を読まないのですか?」
私     「つまらないからです」
面接官  「そうですか....会社に入ってからは読みますよね?」
私     「分かりません。つまらなければ、多分読みません」
面接官  「....そうですか」

 こんな私が書いているレポートを毎日読んでくれてありがとうございます。あ、今はちゃんと毎朝、日経新聞読んでますよ。それから、別に上に書いてあるニュースはスポーツ新聞から拾ってきているわけではありません。念のため。
 あ、でもオリンピック情報はスポーツ新聞から拾ってましたけど。