ザビエルと元旦

(市況)

「大幅続落」      
 昨日の商品市場は続落した。今まで商品市場に流入していた投機筋が商品市場から退場しつつあることが背景にあるようである。センチメントが大幅にベアになったきっかけはこの時期の主要消費地である米北東部の気温上昇が挙げられよう。この相場下落を受けて年金資金等の運用資金が、中長期的な投資態度を変化させるとは考えていないが、今のところは投資対象として株式に目が移っている可能性が高いと考えているため、商品市場はしばらくは下値を探る動きにならざるを得ないと考えている。
 但し、年末年始で各商品のファンダメンタルが大きく変化したわけでなく、あくまでセンチメントの変化である点は強調しておきたい。

(ひとりごと)

ちょっと遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。   
今年もよろしくお願い致します。   
年末年始はいかがでしたか?   
   
さて。   

私、年末年始は両親と過ごしていた。
銚子の先にある犬吠埼で、日の出を見る、という企画である。
有難い事に宿泊しているホテルから日の出が見えるのだ。
非常に荘厳な瞬間。
当たり前といえば当たり前だが、日の出の数分前からだんだん明るくなってくる。
不思議な事に、空と海のラインが全く、というか殆ど、というか溶け合ってしまって曖昧になっている。
それが太陽が昇ってきた瞬間、空と海に切り分けられるのだ。
自然の偉大さを感じる瞬間であった。
一体何人の人々がこの日の出を見ているのだろうか?

はて?

ふと思ったが、いつどこでだれが、1月1日を元日、と定めたんだろうか?
ちょっと前に書いた西暦と皇暦(でしたっけ?)みたいに、いろいろな暦があったはずである。
いつから西暦にあわせることになったんだろうか?
マトモに考えた事がなかった。

やっぱり、ザビエルとかなんでしょうかね。