中国株ショック?

(ニュース)

・2月ユーロ圏小売業景気指数 49.8(前月47.9)   
・1月米耐久財受注 前月比▲7.8%(前月+2.8%)、市場予想▲3.0%。除く輸送機器 前月比▲3.1%(前月+2.6%)、市場予想▲0.2%。   
・2月米消費者信頼感指数 112.5(前月改定110.2(速報比▲0.1))、市場予想108.5.   
・1月米中古住宅販売 前月比+3.0%の年率646万戸(前月改定+0.3%の627万戸(速報比+5万戸))、市場予想+0.3%の624万戸。   
・1月日本鉱工業生産 前月比▲1.5%   
・1月大型小売店販売額(全店) 季節調整後前月比+3.3%。

(市況)

 株価調整とここ数日間の上げが顕著であったことを受けて非鉄金属市場は売り優勢。エネルギーは米株の調整を受けて連れ安となっている。
 昨日指摘した「株価調整の商品市場への波及」がおき始めている。実際今朝TOCOMは全商品ストップ安となった。非鉄金属市場もロンドンクローズ後のNY株調整を織り込んでいない。よって本日に関しては殆どの商品が一旦売られることになると考えている。しかしながら個別のファンダメンタルはこのコラムで指摘している通り弱くなく、下落幅は限定されると考えておいたほうが良いだろう。いずれにしても株の落ち着きどころがポイントになると考えている。中国株ショックの波及効果がどこまで大きいのか、しばらく見定める必要があろう。

(ひとりごと)

ラーメンを食べに行った。   
家のすぐそばの店である。   
この店、もう30年以上ここで店をやっているが、結構美味しくて好きである。   
でも申し訳ないんだけど、別に取り立てて何が美味しい、と言うわけではない。   
ラーメンもほどほどだ。種類は多いんだけど。   
ご飯物はラーメン比で美味しい。特にチャーハンはお気に入りである。   
まあ、値段も高くなく、ボリュームもあり全てが及第点なのでよく使っているのだ。   
   
今回は坦々麺を食べた。いまや日本中どこでもたべられる辛いラーメンである。   
お腹が減っていなかったので、今日はラーメンだけ、と思ったがやはり物足りずご飯のサービスを追加してラーメンライスにして食べた。   
そのとき思った事がある。   
「ご飯が美味しくない」
のだ。
何と言うのか、古米を使っているのか、少しパサパサしているのだ。
つやつやもしていない。
ところが、新たな発見は、このパサパサしているご飯とともにラーメンのスープを飲むと、「ものすごく美味しい」
のだ。
上記の通りこの店はご飯ものが美味しい。特にチャーハンが美味しいのだ。
今はっきりと分かった。
「わざと古米を使うことで、油や汁に合うように」
なっているのだ。
パサパサであれば、水分を良く吸うのだ(あ、因みにそんなに「まずくて食べれない」という事ではないですよ。新米に比べて美味しくない、と言うだけの話です)。
うーむ。
そこまで考えているとするとなかなかのものである。
恐らく新米だったら、ここまで美味しくなっていないだろう。
ちょっと前に読んだ「将太の寿司」でも、店のシャリを合わせるのに、新米と古米をブレンドしていたし。

料理店おそるべしである。