飛行機に乗るとツイてない-その2

(ニュース)

・4月ユーロ圏小売業景気指数 54.6(前月53.4)   
・Q107米雇用コスト指数 前期比+0.8%(Q406+0.9%)、市場予想+0.9%。   
・Q107米GDP速報 前期比年率+1.3%(Q406確定+2.5%)、市場予想+1.8%。4年ぶりの低い伸び。   
・4月ミシガン大学消費者マインド指数確定 87.1(3月確定88.4)、市場予想85.3。   
・4月ユーロ圏景況感指数速報 111.0(前月改定111.1)、市場予想111.7。   
・3月米個人消費支出+0.3%(前月+0.7%)、市場予想+0.5%。      
・3月米個人所得 前月比+0.7%(前月+0.7%)、市場予想+0.6%。      
・3月米PCEコア価格指数 前月比変わらず(前月+0.3%)、市場予想+0.1%。      
・4月米シカゴ購買部協会指数 52.9(前月61.7)、市場予想54.0。      
・3月米建設支出 前月比+0.2%(前月確報+1.5%(速報比+1.2%))、市場予想+0.1%。

・ペルー、70の鉱山労働組合がストに参加。

・Gary Williams Wynnewood製油所(55KBD、オクラホマ、P2)、火災の後で稼動停止。      
・Citgo Corpus Christi製油所(156KBD、テキサス、P3)、改質ユニットの稼働率低下。      
ExxonMobil Beaumont製油所(348.5KBD、テキサス、P3)、稼動停止。      
ConocoPhillips Wilmington製油所(139KBD、カリフォルニア、P5)、オイル漏れ発生。生産は通常どおり。      
・Total「アンゴラの生産が240KBDのピークに達した」

(市況)

「まちまち」      
 昨日のの商品市場はまちまちであった。週末は総じて堅調な推移であったが、メーデーやGWなどの連休を控えてポジション調整の取引が中心であったためと考えられる。
 週次のパフォーマンスは、商品別ではピークシーズンを迎えたRBOBが堅調、2番目が米天然ガス、3番目が上海A株であった。最もパフォーマンスが悪かったのが上海銅。セクター別ではエネルギーのパフォーマンスが最もよく、ついで新興国株、その他株式の順であった。セクター別で最もパフォーマンスが悪かったのは貴金属。

(ひとりごと)

その時はいろいろツイていて、というかダブルブッキングで、ビジネスクラスにアップグレードされていたのだ。   
初めてビジネスクラスで行く出張。   
よく、航空会社の宣伝にある「あなたにビジネスクラスのサービスを」なんてキャッチコピーが耳に心地よく聞える。   
で、悠々と飛行機のビジネスクラスに乗り込み、CAと話をした。   
「やっぱりビジネスクラスは違うね」
「有難うございます」
「ところで、なんだけど、帰りの飛行機のチケットをチャンギ空港でなくしてねぇ」
「えッ!?」
CAの顔色が変わる。
え?No worryなんじゃないの!?
と思って聞いてみたら、E-Ticketでない限り、空港で再発行はしてもらえないとのこと。
しかもこのとき日帰り出張だったので、場合によってはキャンセル待ちの席として売られてしまうかもしれないので、シドニーについたらすぐにカンタスのカウンターに行ってくれ、と言われてしまった。

随分話が違う。

No worryではなかったのか?しかも実のところ、日帰りした後、新婚旅行でシドニーに行く予定であったのだ。
となった瞬間、「ビジネスクラスのおもてなし」はどうでも良くなってきた。
そのとき映画でやっていたのが「ファインディング ニモ」である。
遠くに連れ去られてしまった子供のクマノミを、探す話だ。
ニモを見つけたとき、頬を涙が伝った。
「ファインディング・マイチケット」   
   
無事、シンガポールに帰国できるのだろうか...。   
(続く)