ご飯のおとも

(経済関連ニュース)
・バ議長「金融市場の嵐からの完全な回復には時間が必要。情勢を中止して、市場の円滑な機能のために行動をする場合もある。住宅部門は2008年前半にかけて
 米経済の顕著な制約条件となる。住宅ローン市場の状況は引き続き厳しい。一方でインフレ関連統計は物価の緩やかな上昇を示唆しており、必要によってFOMC
 行き過ぎた利下げを反転する場合がある。FRBは投資家の判断ミスによる結果を保護しない」
・米国株は大幅に調整。米シティグループが住宅ローンの支払い遅延がQ407に悪化する可能性を示唆したことなどから売りが先行した様子。
・10月米NY連銀製造業景況指数 28.8(前月14.7)、市場予想13.1。
象牙海岸の9月のココア輸出は前年比▲32.5%の18,024Mtに。悪天候に伴う生産減少で。
・トウモロコシは大幅続伸。コモディティ全般が物色される中、生産地の降雨を受けて上値を抑えられる局面もあったが、大豆の上昇もあり続伸となった。
 週間輸出検証高 40.527百万Bu(前週45.673百万Bu)、市場予想40百万〜45百万Bu。
 大豆週間輸出検証高 35.73百万Bu(前週18.986百万Bu)、市場予想15-34百万Bu。
・小麦は大幅に下落。グレートプレーンズ地区での降雨で土壌が改善する可能性が出たことや、期末在庫の増加などが嫌気された。


非鉄金属関連ニュース)
・貴金属はまちまち。金はドル安の進行を受けて1980年以来の高値となった。プラチナもドル安の進行で買われた。銀・パラジウムは下落。
・メキシコ政府は、Grupo Mexicoの3,716人に対し、新しい労働組合を組成することを支持。

(エネルギー関連ニュース)
・米在庫統計市場予想 原油+3.2MB、ガソリン+1.9MB、ディスティレート+1.2MB、稼働率+0.6%
・ExxonMobile Beaumont製油所(348.5KBD、テキサス、P3)、接触分解装置の稼動停止。
・Chevron Pascagoula製油所(330KBD、ミシシッピ、P3)、この夏の火災の影響で被害を受けていたがQ108までに修復の予定。
・El Paso、Tennessee Gas Pipeline(23MCBFD)システムの一部、ルイジアナ海岸近辺のパイプラインを少なくとも2日はパイプ漏れの修理のため停止する、とコメント。
・トルコ政府、クルド人武装勢力による襲撃に対処するため、イラク北部のクルド人地区への進行を許可する提案を国会に提出。
・米ハリケーンセンター、ユカタン半島沖の低気圧が明日以降トロピカル・サイクロンに発達し、メキシコ湾北部の米油田施設に影響を与える可能性がある。

(商品市況概況)
「軒並み上昇」
 昨日の商品価格は軒並み上昇した。非鉄金属はドル安の進行で積極的に物色されたが、相関性の高い株価がNY時間に調整したことから引けにかけて上げ幅を削る展開。一方で株価と負の相関となっているエネルギーはファンダメンタルに加えてトロピカルストームやイラク国境近辺の緊張感の高まりといった副次的な材料を受け、大幅に上昇することとなった。
 今後についてはドル安がドル建資産価格を押し上げる一方で、株価が大きく調整した場合には相関性の高い非鉄金属価格等の下押し材料となる可能性があり、万一株価の調整が長期化した場合にはセンチメントの悪化と需要の減少と伴って価格が下落すると考えられることから、注意が必要である。短期的には商品ブル、中期的には(サブプライム問題などの経過にもよるが)ベアとなろうか。

(非鉄金属)
 昨日の銅価格は上昇した。ユーロが対ドルで大幅に上昇したことを受けて買いが入り、10日移動平均線レジスタンスライン大幅に上抜けした。しかしながらNY時間に入って米株が大幅に調整したことから、株価と相関性の高い非鉄金属には売りが入り、銅も上げ幅を削る展開となった。LME在庫は+1,500Mt増加、(FSCは2.8日)、(キャンセルワラント率は0.6%)。売買高は6,578枚(※現時点で確認できる前日の3Mの出来高)。イールドカーブはパラレルに上昇。C-3は55㌦バックとバック幅を拡大した。
 昨日の亜鉛価格は上昇した。銅と同様、ユーロ高の進行を受けて買い進まれた。但しこちらも引けにかけては株価の調整を受けて上げ幅を削る展開となった。ファンダメンタルに大きな変化がない中、二次的な要因で相場が上下している感は否めない。LME在庫は▲100Mt減少、FSCは1.8日(キャンセルワラント率は9.1%)。売買高は3,419枚。イールドカーブは期先を中心に全ゾーン上昇し、ブルフラットニング。C-3は1㌦バックとバック幅を縮小した。
 昨日の鉛価格は下落した。ドル安の進行を受けて取引序盤は強含んだものの、新規買い材料に乏しくNY時間の株価大幅調整を受けて下落した。但し10日移動平均線のサポートラインは維持している。LME在庫は+25Mt増加、(FSCは1.0日)在庫水準の低さ(キャンセルワラント率は2.3%)を背景に、ファンダメンタルは非常に強い。売買高は916枚。イールドカーブは期近が下落、期先が小幅上昇しツイストする形でフラットニングしている。C-3は103㌦バックとバック幅を拡大した。
 昨日のアルミ価格は下落した。ドル安の進行もあり、昨日の予想通り一旦上値を探る展開となったが一目均衡表の雲の下限に頭を抑えられ、NY時間の株価の調整もあり、引けにかけて大幅に水準を切り下げた。50日移動平均線のサポートラインで一応サポートされて引けている。LME在庫は+300Mt増加、(FSCは9.1日)しているが、需給は他非鉄金属と比べてタイトではない。(キャンセルワラント率は5.2%)。売買高は7,900枚。イールドカーブは期先が低下。C-3は52㌦コンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。
 昨日のニッケル価格は下落した。他のメタルと同様、ドル安の進行とLME在庫の減少といったプラス材料を受けて大幅に水準を切り上げたが、引けにかけては株価の調整もあり、一目均衡表の雲まで下落して引けた。LME在庫は▲144Mt減少、(FSCは9.1日)、キャンセルワラント率は2.3%。売買高は599枚。イールドカーブは期先を中心に低下。C-3は345㌦コンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。
 昨日の錫価格は上昇した。週末の上げ幅があまりにも大きかったことから調整売りで下落すると考えていたが、ドル安の進行もあって高寄りした後、そのまま高値でもみ合い推移して引けた。LME在庫は▲170Mt減少、(FSCは12.9日)、キャンセルワラント率は7.2%。売買高は305枚。イールドカーブは期先を中心に全ゾーン上昇。C-3は130㌦コンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。

(エネルギー)
 昨日のNY原油は大幅に上昇した。そもそものファンダメンタルが強い(石油製品在庫が少ない)中、ドル安が進行していることや、イラク・トルコ国境近辺の不安が高まっていること、等から買いが入った。また、株価が大幅調整したが、株価と逆相関の関係になりやすいエネルギー市場に短期的に資金が流入していることも、相場を押し上げたと考えている(CFTCのロングポジションも拡大)。85㌦にコールのロングポジションがたまっていたこともあって、この水準を上抜けしてから一気に上げ幅を拡大した。イールドカーブは全ゾーン略パラレルに上昇している。Brentも略同じ材料で上昇、イールドカーブは期近を中心に上昇し、ブルスティープニング
 石油製品も大幅に上昇。RBOBはアジア時間から略一貫して強含み推移し、ドル安・ユーロ高の進行も相場を後押しした。また、一目均衡表の雲を上抜けたあたりから上げが加速、一気に216㌣台まで水準を切り上げることとなった。このコラムで指摘し続けているが、石油製品を巡るファンダメンタルは特に米国において強いのである。イールドカーブは全ゾーンパラレルに上昇。ヒーティングオイルも大幅に上昇。ドル安・ユーロ高の進行を受けて取引序盤から強含み、NY株の下落とは関係なく上昇した。イールドカーブは期近を中止に全ゾーンパラレルに上昇。ICEガスオイルも上昇。イールドカーブは期近を中心に上昇し、ブルスティープニング

(ひとりごと)
食欲の秋ですよ
米も新米が出てきます。
皆さん、ご飯のお供に何を食べてます?
以前もこういった話題を取り上げたことがあったように記憶しているが、この2年ぐらいで新しい物が投入されたので紹介しよう

最近やるのが、残り物の刺身を全て醤油に漬け込んで、漬けを強引に作るもの。魚の種類はまったく問わない。
漬けにしてあるので、2〜3日は大丈夫。
この醤油付けにごまペーストを混ぜ込んでも良い。これも2〜3日は持ちます。
夜遅く何も食べずに帰ったときなどにはちょうど良いおかずになるのだ。

兄の家では、醤油と酒と島唐辛子を混ぜて刺身を漬け込んだものを食べているが
こちらも辛くて結構いける。

結局、我が家は生魚とご飯が好きなんですよね。
「1切れのおかずで、どれだけ飯を食べることができるのか?」
が最大のポイントなのだ。

ところが、である。
最近、この歳になって「ご飯を2杯食べただけで」体重が増えるようになった。
昔は3杯は食べていたのに...
やはり歳をとると、代謝が落ちるんだろうか。

「本当においしいものを少しだけ」

食べたい、といっている大人を昔は奇異な目で見たものだが
ついに自分がそういった類の大人になってしまった。

ご飯のお供、年齢とともにその種類が増えていくのだが
食べられる量はその種類に反比例して、減っていくのだ。

なんだか書いていて、哀しくなってくる雑感であった。