弁慶の泣き所

(経済関連ニュース)
・10月ミシガン大学消費者マインド指数確定値 80.9(速報比▲1.1)、市場予想82.0。

穀物市場サマリー)
・大豆は急上昇。原油上昇やドル安の進行を受けて買いが入り、小幅高に。インデックス系ファンドの建玉は168,731枚の買い越し(前週比+2.315枚)
・トウモロコシは大幅上昇。原油高やドル安の進行を受けて、買いが入った。インデックス系ファンドの建玉は357,327枚の買い越し(前週比+803枚)

非鉄金属関連ニュース)
・貴金属は軒並み上昇。金は1980年来の最高値になった。ドル安の進行で。銀、プラチナ族も上昇。
・Grupo Mexico 2007年の生産見通しを当初の670KMtから620KMtに下方修正。同社メキシコで最大のCananea鉱山のストが3ヶ月にも及んでいることから。

(エネルギー関連ニュース)
カタールティーヤ石油相「OPEC原油価格の上昇に対して出来ることはない。供給は十分であるがむしろ心理的なプレッシャーによって価格が上昇している」
・Lyondell Chemical Houstan製油所稼働率を引き下げ。火災の影響で。
・台湾CPC Kaoshiung製油所の稼動を停止。火災の影響で。

(商品市況概況)
「総じて上昇」
 週末の商品価格は総じて上昇した。株式市場の大幅な上昇や、一方で高まりつつあるFOMCでの利下げ観測、ドル安等が材料視された。
 今後については経済指標や企業決算を受けて株価が一喜一憂の展開になると考えられることから、資金の避難場所として選好されているエネルギー市場は堅調な推移が続くと見るものの、その他の市場は一旦下値を探りやすい地合いになっていると考えておいたほうがよさそうである。ただし、誤解の内容に言っておきたいが、エネルギー・非鉄金属・ソフトともファンダメンタルは強いので下がるといってもそこまで下がるわけではないことだ。もう原油が昔のような40ドルに戻ったり、銅が3,000?になったり、ということは現在のスナップショットで得られる情報を整理すればきわめて難しいといってよいだろう。

(非鉄金属)
 週末の銅価格は上昇した。いったん100日移動平均線まで水準を切り下げると見ていたが、新興国株の大幅上昇を受けたセンチメントの好転からほぼ一貫して強含み、10日移動平均線レジスタンスラインで頭を抑えられて引けた。NY時間に入ってからもNY株式が大幅に反発したこともあり、相場水準を下支えした。LME在庫は+2,725Mt増加、(FSCは3.1日)、(キャンセルワラント率は0.6%)。売買高は4,477枚(※現時点で確認できる前日の3Mの出来高)。イールドカーブは期近を中心に全ゾーン上昇。C-3は36?バックとバック幅を拡大した。
 週末の亜鉛価格は上昇した。銅価格の上昇や週半ばのブルな中国統計を受けてじ、続伸となった。チャート的には一目均衡表の雲の下限で上値を阻まれている。LME在庫は+250Mt増加、FSCは1.9日(キャンセルワラント率は8.3%)。売買高は2,067枚。イールドカーブは期近が上昇し、ブルスティープニング。C-3は12?コンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。
 週末の鉛価格は上昇した。木曜日に30日移動平均線割り込んだため、このラインを維持できるか否かがポイントになると考えていたが、新興国株の上昇もあって10日移動平均線を上回って寄り付き、高値でもみ合いとなった。ドル安の進行も相場を押し上げたようだ。LME在庫は+250Mt増加、(FSCは1.7日)在庫水準の低さ(キャンセルワラント率は0.5%)を背景に、ファンダメンタルの強さに代わりはない。売買高は1,084枚。イールドカーブは全ゾーンパラレルに上昇。C-3は26?バックとバック幅を縮小した。
 週末のアルミ価格は上昇した。LME在庫の減少はあったが、エネルギー価格の上昇、新興国株の上昇、米国の利下げ観測、ドル安の進行等の材料が合わせわざとなった。但し、これらの材料は日ごとにブル材料になったり、ベア材料になったりするため今後もこのトレンドが続くかどうかは折々発表される経済統計次第、という感じである。LME在庫は▲1,000Mt減少、(FSCは8.9日)しているが、需給は他非鉄金属と比べてタイトではない。(キャンセルワラント率は3.9%)。売買高は9,049枚。イールドカーブは期先を中心に上に凸の形になりながら上昇している。C-3は49?コンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。
 週末のニッケル価格は上昇した。但し予想通り、木曜引けの水準でもみ合い推移した結果、前日比プラスであった。ドル安やLME在庫の減少等も相場の下支え材料になったようである。結果、10日移動平均線レジスタンスラインを回復している。LME在庫は▲138Mt減少、(FSCは9.4日)、キャンセルワラント率は2.2%。売買高は590枚。イールドカーブは全ゾーンパラレルに上昇。C-3は335?コンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。
 昨日の錫価格は上昇した。殆ど商い高を伴わない上昇であったが、新興国株の上昇やドル安の進行、FOMCでの利下げ期待もあり、相場水準が大幅にジャンプする結果となった。ここ数週間コメントを変えていなくて本当に申し訳ないのだが、新規材料のない中、株動向・為替動向にふらされ、不安定な展開となっている。LME在庫は+35Mt増加、(FSCは12.4日)、キャンセルワラント率は2.38%。売買高は187枚。イールドカーブは全ゾーンパラレルに上昇した。C-3は160?コンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。

(エネルギー)
 週末のNY原油は上昇した。取引序盤から高値で推移していたが、NY時間の後場に入ってから大幅に水準が切り上がり前日比+1.4?で引けることとなった。寄り付きないし後場寄りでの急上昇を見るに、真偽の程は定かではないがここ数日の上げはシステム売買やCTA等の買いによるものだと推察される。今のところ10日移動平均線ならびに30日移動平均線を下値に堅調な推移が続いている。イールドカーブは全ゾーンパラレルに上昇している。Brentもドル安の進行を受けて上昇している。但し90?の節目が目前まで迫っており週末を控えているということもあって激しくもみ合いながら前日比プラスとなった。但し前日終値を下回ることは殆どなかった。イールドカーブは全ゾーンパラレルに上昇している。CFTCの建て玉は、原油価格は限界的な高値まで価格が上昇していることもあり、ロングポジションが縮小、ショートポジションが拡大している。
 石油製品も上昇。RBOBは前日までの強基調を維持し、前日終値を下回ることなく水準を切り上げる展開となり、225?ラインをとうとう上回って引けることとなった。こちらもチャート的には10日移動平均線を下値に堅調な推移が続いている。チャート的にも今年の7月から下回っていた一目均衡表の雲を上抜けしており、買いを入れやすい状況である。イールドカーブは全ゾーンパラレルに上昇。ヒーティングオイルも上昇している。ガソリンと同様であるが、石油製品在庫の低さを反映してようやく上げスピードが加速してきた(クラックは小幅改善)。イールドカーブは全ゾーンパラレルに上昇。ICEガスオイルも上昇。そもそも10日移動平均線のサポートラインを維持していたが、米統計を受けて大幅な上昇となった。イールドカーブは期近を中止に全ゾーン上昇し、ブルスティープニング

(ひとりごと)
週末、私の以前勤めていた会社の同期が結婚した。
本当にめでたいことで、うれしく思っている。
T君、おめでとう!!

さて。

最近物忘れが激しい話をしたが、また別の話で私よく夜中に物にぶつかる。
痛い思いをしたくないので、寝る前に物を注意深く自分の通りそうにないルートによけて置くようにしているのだが
やはり寝ぼけているとやっちゃうんですよね。

ゴミ箱

とか

空気清浄機

とか。
いつも思うのだが、何でゴミ箱はあの大きさに作られているんだろうか?
殆ど全ての人間の、そう、ちょうどすねのところ
いわゆる弁慶の泣き所にぶつかるように出来ているのだ。
このゴミ箱にすねをぶつけて痛い思いをしている人はたくさんいるのに、この状況が全く改善されていないのだ。

と、思いながら夜中、怖い夢をみて目が覚めたので水を飲みに台所に行こうとしたら
トイレのドアに激しく激突
眼鏡破損
流血
子供号泣

という展開になった。
ちょっとー。
自分が悪いんだけどさ、ゴミ箱の形、もうちょっと考えてくれないですかね。

え?

そういう形じゃないゴミ箱買えばいいじゃないって?
そりゃ、そうですな。