おみくじ

(経済関連ニュース)
・12月米非農業部門雇用者数 前月比+18千人(前月改定+115千人(速報比+21千人))、市場予想+70千人。失業率5.0%、市場予想4.8%。
・12月米ISM非製造業景況指数 53.9(前月54.1)、53.5。
・米国株は大幅に下落。原油価格の高騰が続く中、雇用統計が市場予想の下限も下回る内容であったことから素直に売られた。ドルは略前面安。雇用統計の悪化を引き金に売り込まれた。
日経平均大幅下落。

穀物市場サマリー)
・大豆は下落。投機筋の買いで一代高値を更新したものの、原油や金の下落を受けて水準を切り下げた。但し急速なドル安の進行もあって10日移動平均線のサポートは維持している。
・トウモロコシは上昇。大豆や小麦に連れ高となったが原油の下落や金の下落が重石となって上げ幅を削った。こちらも10日移動平均線は維持している。
・小麦は下落。週間小麦輸出成約高が大幅に減少したことが圧迫材料となった。テクニカルなサポートラインである10日移動平均線をトライする展開となった。

非鉄金属関連ニュース)
・貴金属は軟調。金はドルが対ユーロで強含んでいたことから軟調に推移していたが、雇用統計の悪化を受けてドルが売り進まれる中急速に下げ幅を削る展開となった。しかしながら結果的に前日比マイナスで引けている。銀も同様に水準を切り下げている。
・プラチナは軟調。雇用統計を受けたドル安で上昇したものの、金が軟調であったことから結果的に不冴えな展開。南アの生産状況が改善していることもマインドを悪化させた。パラジウム軟調

(エネルギー関連ニュース)
・米在庫統計 原油▲4.1MB、ガソリン+2.0MB、ディスティレート+0.6MB、稼働率+1.3%
・ExxonMobile Chalmette製油所(192KBD、ルイジアナ、P3)、CCUのメンテナンスを開始。
・Shell Deer Park製油所(340KBD、テキサス、P3)、故障のためFCUを停止。
・ExxonMobile Beaumont製油所(349KBD、テキサス、P3)、セパレーターの故障で化学製品漏れ発生。
IOC Manoharpur地区でパイプライン漏れ発生。

(商品市況概況)
「下落」
週末の商品価格は軟調であった。市場の注目を集めていた米雇用統計が予想を大幅に下回る悪い内容であったことから素直に全ての商品に売りが入った。年末〜年初にかけて商品価格は上昇していたため、利食い売りを入れやすかったことも相場下落を促したようだ。
 今後については、欧米金融機関の著しい信用悪化懸念が後退してはいるものの、米景気の減速の可能性は引き続き高く、実需の減少を映じて当面軟調な推移が続くことになろう。ただし非鉄金属・エネルギーの需要は最大消費国中国の需要が引き続き旺盛であることから大幅な価格調整は余り想定していない。

(非鉄金属)
 週末の銅価格は下落した。予想されていた年初の買いが継続、50日移動平均線レジスタンスラインを大きく上抜け、7,000?をクリアしたが米雇用統計が市場予想を大きく下回る内容であったことから統計発表直後から売りが加速、結果的に50日移動平均線、前日終値も下回って引けた。LME在庫は+425Mt増加、(FSCは3.7日)、(キャンセルワラント率は4.3%)。米国、韓国で在庫が増加している。売買高は11,084枚(※現時点で確認できる前日の3Mの出来高)。イールドカーブは全ゾーンパラレルに低下している。C-3は37?コンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。
 週末の亜鉛価格は下落した。年初から新年度の買いが入り上昇していたが、銅と同じく米雇用統計の悪化を受けて売り込まれ、50日移動平均線を下回ることとなった。LME在庫は+125Mt増加、欧州で在庫が増加している。FSCは2.8日(キャンセルワラント率は4.4%)。売買高は5,544枚。イールドカーブは全ゾーン略パラレルに低下している。C-3は1?コンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。
 週末の鉛価格は下落した。10日移動平均線のサポートラインで支持され堅調に推移していたが米雇用統計の悪化を受けて大幅に水準を切り下げる展開となった。LME在庫は+100Mt増加、シンガポールで増加、米国で減少。(FSCは1.4日、キャンセルワラント率は6.7%)。売買高は1,634枚。イールドカーブは全ゾーンパラレルに低下。C-3は6?コンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。
 週末のアルミ価格は下落した。年初、原油価格の高騰を受けて例年通り買いが入ったが、週末発表された米雇用統計が予想を大きく下回る内容であったことから株価が調整、アルミ価格も上昇しすぎていたこともあり売られ、30日移動平均線でサポートされて引けた。LME在庫は+4,250Mt増加、米国で大幅に在庫が積み上がっている。(FSCは8.2日)。(キャンセルワラント率は3.1%)。売買高は10,756枚。イールドカーブの形状は期近が下落、期先は略変わらず。C-3は49?コンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。
 週末のニッケル価格は下落した。他メタルと同様、新年度の資金で年初から大幅に上昇し、30,000?を伺う展開となっていたが、米雇用統計の悪化を受けて一気に売りが優勢となり、前日比マイナスで引けた。LME在庫は▲108Mt減少、ロッテルダムスウェーデンで減少している。(FSCは11.2日)、キャンセルワラント率は1.4%。売買高は1,742枚。イールドカーブは全ゾーンパラレルに上低下ている。C-3は275?コンタンゴと前日と変わらず。
 週末の錫価格は下落した。一目均衡表の雲を上抜けて高寄りした後、他メタルと同様米雇用統計の悪化を受けて大幅に水準を切り下げ、年末からトライしていた100日移動平均線目指して下落する展開となった。結果的に一目均衡表の雲を下抜けしている。LME在庫は▲35Mt減少、欧州、シンガポールで減少。(FSCは11.7日)、キャンセルワラント率は1.24%。売買高は315枚。イールドカーブは期近を中心に全ゾーンパラレルに低下。C-3は110?コンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。

(エネルギー)
 週末のNY原油価格は高値で推移した後、大幅に下落して引けた。年初100?の大台をクリアしたが週末発表された米雇用統計が大幅に悪化したことから実体経済の減速懸念を映じて手仕舞い売りが入った。イールドカーブは期近が低下、期先が上昇している。Brentも高値での推移が続いていたが米雇用統計を受けて下落に転じた。イールドカーブWTIと同様に期近が下落、期先が上昇している。但しWTI・Brentとも10日移動平均線の短期的なサポートラインは割り込まずに引けている。
 石油製品も下落。RBOBも殆ど同様の相場展開で、米雇用統計発表直後から水準を大幅に切り下げる展開となった。しかしながら250?の節目に近づくレベルでは安値拾いの買いも入り比較的下げ幅は限定された。イールドカーブは期近の下げが大きいものの全ゾーン低下してる。ヒーティングオイルも下落。材料は同じである。今のところ10日移動平均線がサポートラインとして意識されているようだ。イールドカーブは期近を中心に低下しベアフラットニング。ICEガスオイルも大幅に下落。イールドカーブは期近を中心に下落し、ベアフラットニングしている。

(ひとりごと)
みなさま
新年明けましておめでとうございます
今年も弊社とコモディティレポートを宜しくお願いいたします。

え?
雑感しか読んでませんって?
結構いい情報かいてますから上の方もたまには読んで下さいよ。

さて。

年始に近くの神社に初詣に行った。
いつも初詣は浅草寺と決めていたのだが、子供が生まれたこともあり、余り人ごみの多くないところに行くことにした。
予想通りこの神社は比較的すいていた。
お参りをして、商売繁盛と家内安全を祈願し、早速楽しみにしていたおみくじに。

やっぱり日本人ですから
年始におみくじ引かないと、ね。

昨年は凶と大凶の多い浅草寺で大吉を引き当て、おみくじのとおり第一子を授かった。
今年は

でした
まあ、吉ならばそれほど悪くない。
下には半吉とか、末吉とか、凶とか大凶とかがあるんだから

と、思っていたらこの神社。
丁寧に「どのくじが入っているか」書いてあった。

なになに

大吉
中吉
小吉

半吉

...え?
下から2番目?

いえね。
吉だから悪くないんですけどね、全部吉ってのもどうかと思うんですよ。
喜び半減のおみくじであった。

果たして今年はどのような年になるだろうか?

ちなみに「商い」のところを見てみたら

「欲張らなければ吉」

と書いてあった。
欲張っちゃいけないのか....
今年は昨年よりもプライス良いかも知れませんヨ。