歯ブラシ交換の日

(経済関連ニュース)
・米国株は反発。11月26日の直近安値に近づくレベルで買戻しが入った様子。ドルは上昇。年初からの積極的なドル売りの買戻しが入ったと推察される。
日経平均株価は大幅続落。

穀物市場サマリー)
・大豆は下落。米国の景気悪化懸念に加え、ドルが買戻しにより強含んだことやエネルギー価格の下落に押された。引き続き10日移動平均線でサポートされている。
・トウモロコシは小幅下落。エネルギー価格の下落や米輸出統計が事前予想を小幅下回ったことなどが圧迫要因となった。
・小麦は下落。大手生産国アルゼンチン、オーストラリアの天候改善により11月、12月の収穫が回復するとの期待感と、商品市場全体に広がるベアなセンチメントが相場を下押しした。結果、10日移動平均線のサポートラインを割り込み、30日移動平均線でサポートされて引けている。

非鉄金属関連ニュース)
・貴金属は軟調。金はドルが対ユーロで強含んだことや原油安を受けて最高値圏から利食い売りが優勢となった。銀も同様に軟調。プラチナ・パラジウム軟調に推移。

(エネルギー関連ニュース)
ペルシャ湾イラン革命防衛隊が米軍艦船に威嚇行為を実施したことに関し、米政府が遺憾の意を表明
・米気象予報機関「1月20日から北米の気温は例年を上回る見通し」

(商品市況概況)
「下落」
昨日の商品価格は軒並み下落した。米国経済の先行き不透明感が広がっていることから投機筋の手仕舞い売りが入ったものと考えられる。エネルギーは気温上昇予報等を受けてこうした投機筋の手仕舞い売りが入り、株価との相関性の高い非鉄金属はNY時間に入ってから軒並み上げ幅を削る展開。貴金属はドルが年初来初めて上昇したこともあって小幅下落した。ソフトもエネルギーの下落を受けて総じて軟調
 今後については、欧米金融機関の著しい信用悪化懸念が後退してはいるものの、米景気の減速の可能性は引き続き高く、実需の減少を映じて当面軟調な推移が続くことになろう。米国経済の失速は、市場参加者のセンチメントの悪化を映じて買い意欲をそぐ可能性が高いため、引き続き相場の撹乱要因になると考える。ただし非鉄金属・エネルギーの需要は最大消費国中国やインドといった新興国の需要が引き続き旺盛であることから大幅な価格調整はないと見ている。

(非鉄金属)
 昨日の銅価格は前日比変わらずであった。取引序盤は一目均衡表の雲の下限を目指して上昇する局面も見られたが、LME在庫の大幅増加やドル高の進行、全体的なセンチメントがベアなままであることから上値を追いきれず、結局下落し前日比変わらずで引けることとなった。やはりNY時間に入ってからの下げが大きかった。LME在庫は+2,400Mt増加、欧州で減少、韓国で増加している。(FSCは3.8日)、(キャンセルワラント率は5.6%)。米国、韓国で在庫が増加している。売買高は6,377枚(※現時点で確認できる前日の3Mの出来高)。イールドカーブは期近は変わらずであったものの、期先は上昇してブルフラットニングしている。C-3(Cash vs 3M Fwd)は41?コンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。
 昨日の亜鉛価格は下落した。50日移動平均線を上回るレベルでは売り圧力も強く、LME在庫の大幅な増加を受けて下落、NY時間に入ってからも売りが先行したため前日比マイナスとなった。LME在庫は+6,775Mt増加、マレーシアのみで大幅に在庫が増加した。FSCは3.0日(キャンセルワラント率は4.1%)。売買高は4,671枚。イールドカーブは期近が下落、期先は変わらずであった。C-3は6?コンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。
 昨日の鉛価格は下落した。週末の米国株の大幅安とドル高の進行を受けて終始軟調に推移し、LME在庫の大幅増加(イタリア・米国)を受けて10日移動平均線のサポートラインを小幅割り込んで引けることとなった。LME在庫は+2,050Mt増加、シンガポールで増加、米国で減少。(FSCは1.5日、キャンセルワラント率は6.2%)。売買高は1,460枚。イールドカーブは期近が下落、期先が上昇しフラットニングが進行している。C-3は8?コンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。
 週末のアルミ価格は小幅上昇した。特段新規材料はなかったが、結果的に30日移動平均線のサポートラインをトライする展開であった。LME在庫は+600Mt増加、米国で大幅に在庫が積み上がる動きに大きな変化はない。(FSCは8.2日)。(キャンセルワラント率は3.1%)。売買高は6,314枚。イールドカーブの形状は期近が小幅下落、期先が小幅上昇。C-3は51?コンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。
 昨日のニッケル価格は前日比変わらずであった。取引序盤は50日移動平均線レジスタンスを試す展開であったが、LME在庫の大幅な増加(ロッテルダム)やドル高の進行といったマイナス材料を受けて上げ幅を削り、結果前日比変わらずで引けている。LME在庫は+342Mt増加、(FSCは11.3日)、キャンセルワラント率は2.3%。売買高は995枚。イールドカーブは略前日と変わらず。C-3は275?コンタンゴと前日と変わらず。
 昨日の錫価格は上昇した。予想通り下げすぎを受けて買い戻しが優勢となったが、他のメタルと同様NY時間に入ってからベア転し、一目均衡表の雲の下限を試す展開となった。極めてテクニカルな値動きであったと考えられる。LME在庫は▲20Mt減少、シンガポールで減少。(FSCは11.7日)、キャンセルワラント率は1.45%。売買高は468枚。イールドカーブは全ゾーンパラレルに上昇。C-3は95?コンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。

(エネルギー)
 昨日のNY原油価格は続落した。米国の景気先行きの不透明感が高まる中、北米の気温が今月下旬から例年を上回る見通しとなったことなどが材料視され、NY時間に入ってから大幅に下落した。ドルが対ユーロで上昇したこともドル資産の手仕舞い売りを誘ったようである。この結果10日移動平均線のサポートラインを11月以来、初めて引けベースで下回ることとなった。イールドカーブは期近の下げが大きかったものの略全ゾーンパラレルに低下している。BrentもNY時間に入ってから大幅に下落し、こちらも10日移動平均線のサポートラインを下回ることとなった。イールドカーブも同様に期近を中心に全ゾーンパラレルに低下している。
 石油製品も大幅に下落。RBOBは先週の雇用統計を切っ掛けとする需要減少観測を背景として手仕舞い売りが優勢となり、10日移動平均線のサポートラインを割り込んで引けることとなった。殆ど同様の相場展開で、米雇用統計発表直後から水準を大幅に切り下げる展開となった。イールドカーブは略全ゾーンパラレルに低下。ヒーティングオイルも大幅下落。材料は同じであるが米北部の気温上昇報道が下げに拍車をかけたようだ。結果、10日移動平均線を割り込み、50日移動平均線のサポートラインでサポートされて引けている。イールドカーブは期近を中心に低下しベアフラットニング。ICEガスオイルも大幅に下落し、10日移動平均線を割り込みヒーティングオイルと同様50日移動平均線でサポートされて引けた。イールドカーブは期近を中心に下落し、ベアフラットニングしている。

(ひとりごと)
本日の日経新聞の経済教室(27面)、旧産業再生機構の冨山さんが、非常に含蓄のある意見を述べられています。
時間がある時に是非、ご一読下さい。


さて。


皆さん知ってます?
今日は歯ブラシの交換日らしいですよ。

普通歯ブラシって、何日ぐらいで交換するものなのだろうか?
昔CMで歯ブラシが

「しっかり磨ける自信がなくなりました」

と言うコマーシャルがあったのを思い出す。
それによれば、歯ブラシのブラシ部分が、くっついている柄の部分よりも大きく広がってしまったら替え時、なのだそうだ。
しかしながらここ数年で歯ブラシの仕方も大分変わってきているはずである。
個人的にはゴルフのスイングと一緒で「何だか力んでいないと磨いた気がしない」んですよね
だが、ちょっと前に久しぶりにいやいや歯医者に行ってみたところ

「歯を磨くときには強くごしごしこすらないで下さい。マッサージ程度でよいのです」

といわれた。
本当にそうなのか?
もしそうだとすると、かつてのコマーシャルにあったような「歯ブラシ交換のタイミング」が訪れる可能性は少ない。

歯ブラシの消費量も減少しているのだろうか?
と、思ったら厚生労働省のHPに更新されているらしい。

ちらっと調べて見たら何だか適当なデータが見つからなかった。
ものの本によれば、交換の目安は1ヶ月に1回ぐらいなんだそうだ。
もしそうだとすると、過去のコマーシャルはさておき、相当消費量は増えていることになる。

時間がなかったので続きの調査はまた後日に。