穴子料理

(経済関連ニュース)
・2007年中国貿易黒字 前年比+48%の2,622億?
・11月インド鉱工業生産 前年比+5.3%(10月改定 前年比+12%)、市場予想+7.3%。13ヶ月ぶりの低い伸び。
・11月英製造業生産指数 前月比▲0.1%(前月改定+0.3%)、市場予想+0.1%。
・12月米輸入物価指数 前月比変わらず(前月改定 前月比+3.3%(速報比+0.6%))、市場予想+0.1%。
・11月米貿易収支 631億?の赤字(前月改定 641億?の赤字)、市場予想595億?の赤字。赤字の増加幅は2005年9月以来最大となる前月比+9.3%。
・12月米財政収支 483億?の黒字、市場予想500億?の黒字。前年同月の420億?の黒字から黒字幅が拡大。
・米MBAレポート「2008年の米中古住宅販売は494万戸と2007年の568万戸から減少、2009年には512万戸に回復する見通し。中古・新築とも回復へ」
・米国株は大幅上昇。FRBの利下げ期待と、IBMの好決算等を材料に。米ドルは軟調FRBの利下げ観測や米経済の失速懸念を背景に。

穀物市場サマリー)
・大豆は続伸。原油や金の上昇、ドル安の進行を受けて上昇した。米輸出統計は予想を下回る。トウモロコシ同様、年初からインデックス系ファンドの買いが継続か。
・トウモロコシは大幅に上昇。原油や金の上昇を受けて。また強いファンダメンタルを反映したインデックス系ファンドの買いが年初から継続しているものと見られる。
・小麦は反発。アルゼンチンの降雨不足や大豆・トウモロコシの上昇に連れ高に。

非鉄金属関連ニュース)
・貴金属は堅調。金はドル安の進行や原油の反発を受けて続伸、サブプライム絡みで質への逃避が継続していることも相場上昇に寄与。銀も金に連れ高となった。プラチナも上昇。同様にドルが下落する中、ドル建資産の割安感が台頭し、上昇した。パラジウムも続伸。

・豪州BHP Billiton, Rio Tintoの買収を検討(豪紙Australianより)。

(エネルギー関連ニュース)
・米在庫統計市場予想 原油+1.3MB、ガソリン+2.3MB、ディスティレート+1.6MB、稼働率▲0.9%
カタールティーヤエネルギー相「原油は投機資金によって価格を押し上げられており、生産枠に関してOPECが決定するのは時期尚早だ」
・Exxon Mobil Beaumont製油所、3,341バレルのガソリン漏れが発生。
・米ブッシュ大統領「イランは世界最大のテロ支援国家だ」
・Shell ナイジェリアのForcadoターミナルからの原油輸出に関してフォースマジュールを宣言。先週からの武装勢力の攻撃により2つのパイプラインが破壊される。


(商品市況概況)
「上昇」
昨日の商品価格は概ね上昇した。非鉄金属は年初からの運用資金の流入が継続、大手年金ファンドの買いが始まったとの指摘もあり、上げ幅を拡大した。エネルギーはナイジェリアやブッシュ発言を受けて上昇。年初からの下落幅が大きかったことから値ごろ感で買戻しが入った。貴金属は米ドルが軟調に推移していることから大幅に続伸。ソフトもエネルギーや貴金属の上昇を受けて上昇した。
 今後については、欧米金融機関の著しい信用悪化懸念が後退してはいるものの、米景気の減速の可能性は引き続き高く、実需の減少を映じて軟調な推移が続くと考えているが、本年、大方のファンドがターゲットとしている金や穀物(昨年と同様)は上昇余地を探る動きになると考えている。但し米国株式相場の調整は市場参加者のマインドを冷え込ませるため、注意が必要だ。とはいっても非鉄金属・エネルギーの需要は最大消費国中国やインドといった新興国の需要が引き続き旺盛であることから大幅な価格調整はないとする従来の見方を変更する必要はない。

(非鉄金属)
 昨日の銅価格は上昇した。年初からの運用資金流入のが一服していたが、大手カルパースの資金流入が月中から、との観測もありドル安の進行も手伝ってNY時間に入ってから上昇が顕著となり、100日移動平均線レジスタンスを上回りとうとう厚い一目均衡表を上抜けした。但し200日移動平均線を上回るには至っていない。LME在庫の減少も側面支援となった(ロッテルダムシンガポール、韓国で減少)。LME在庫は▲675Mt減少、(FSCは3.7日)、(キャンセルワラント率は16.3%)。米国、韓国で在庫が増加している。売買高は8,585枚(※現時点で確認できる前日の3Mの出来高)。イールドカーブの形状は期近を中心に全ゾーンパラレルに上昇。C-3(Cash vs 3M Fwd)は18?コンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。
 昨日の亜鉛価格は上昇した。銅価格の上昇もあって、連れ高となった結果前日比プラスであった。LME在庫はマレーシアで小幅減少している。結果的に30日移動平均線レジスタンスとして意識されることとなった。LME在庫は▲50Mt減少、マレーシア、ドバイで在庫が減少した。FSCは2.9日(キャンセルワラント率は3.5%)。売買高は5,786枚。イールドカーブは期近が上昇、期先が小幅下落。C-3は14?コンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。
 昨日の鉛価格は上昇した。週末、10日移動平均線を回復したことから上げが加速、LME在庫の減少やドル安の進行を受けて上昇し、30日移動平均線レジスタンスラインを上回ったところから上げが加速し、200日移動平均線を目指す展開となった。LME在庫は▲300Mt減少、シンガポール、米国で減少。(FSCは1.5日、キャンセルワラント率は4.9%)。売買高は1,964枚。イールドカーブは期近を中心に全ゾーン上昇し、ブルスティープニングしている。C-3は7?コンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。
 昨日のアルミ価格は大幅に上昇した。年初から運用資金の買いが継続しているが、一目均衡表の雲を上抜けしたことから上げが加速、一気にオプションのたまっている2,550?まで水準を切り上げる動きとなった。弊社は非鉄金属の中でアルミを今年の最も上昇する可能性が高い非鉄金属と予測しているが、やはり他メタル比で割安なアルミが年初から選好されているといえる。LME在庫は+725Mt増加、米国で大幅に在庫が積み上がる動きに大きな変化はない。(FSCは8.3日)。(キャンセルワラント率は3.2%)。売買高は18,368枚。イールドカーブの形状は期先を中心に全ゾーン上昇している。C-3は47?コンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。
 昨日のニッケル価格は上昇した。LME在庫の大幅減少やドル安の進行、アルミの高騰等が材料視された。LME在庫は▲636Mt減少、ロッテルダム、英国、シンガポールで減少している。(FSCは11.0日)、キャンセルワラント率は2.7%。売買高は1,156枚。イールドカーブは期近を中心に大幅に上昇。C-3は275?コンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。
 昨日の錫価格は上昇した。上昇した、といっても昨日の予想通り、100日移動平均線を下値としてもみ合っている、との印象である。LME在庫は▲115Mt減少、(FSCは11.5日)、キャンセルワラント率は1.73%。売買高は113枚。イールドカーブは全ゾーンパラレルに上昇。C-3は170?コンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。

(エネルギー)
 昨日のNY原油価格は反発した。先週末は予想通り下落したが、一目均衡表の雲や30日移動平均線のサポートラインが重なる93?に近接していることや、ナイジェリアの武装勢力の攻撃によるForcadosのフォースマジュール宣言や、ブッシュ大統領の「イランは最大のテロ支援国家」といった発言が中東地域の地政学的リスクを高める一方、アティーヤ相が増産に否定的な発言をしたこと等が材料視された。WTI/Brentとも欧州時間に入ってから上昇、NYオープン直後に利食いに売られて下値を試したものの結局前日比+1.6%、+2.0%と大幅な上昇となった。ファンダメンタルズに大きな変化がない中、年初の大幅上昇直後から調整が続いていたことに伴う自律反発とも考えられる。イールドカーブWTI/Brentとも全ゾーン略パラレルに上昇している。
 石油製品も大幅に上昇。RBOBも同様に230?の節目(昨年12月に1度試している)をトライしたが、原油と同様のニュースや年初からの調整幅が大きかったことから自律反発した。但し30日移動平均線レジスタンスラインは上抜け出きずに引けている。イールドカーブは全ゾーンパラレルに上昇している。こちらも同様に30日移動平均線レジスタンスは上抜けできなかった。上昇率はおのおの+2.2%、+2.0%。ICEガスオイルも上昇している。

(ひとりごと)
昨年末、友人と忘年会で「アナゴ」を食べに行った。
知らなかっただが昨年ぐらいから「アナゴ料理の専門店」が結構増えてきているらしい

アナゴ料理専門って、どうよ?
と思っていた。
サザエさんに出てくるキャラクターの中に出てくるアナゴさんもぱっとしないし
きっとしまらない味なんだろうな、と思っていた。
基本的に自分の感覚の中ではアナゴ料理っていったら
てんぷらか寿司しか思いつかない

ところがこのお店では、アナゴの刺身とか、アナゴのねぎ巻き、なんてのがでてくる
ヒレ酒ならぬ、骨酒、というのも出てきた。

生のアナゴの味は一言で言うととても甘い。
淡白なんですけど、後味になんともいえない甘みが残るんですよね
舌に残っているか、いないか分からないぐらいの微妙な甘みが

非常に自分にとっては目からウロコのお店であった
こういった料理を食べる前は、どうしてもアナゴはうなぎに比べて格下
とのイメージがあったが、大変申し訳なかった。

結構感動したので、思わず書いてしまいました。