お台場

(経済関連ニュース)
・2月独小売売上高 前月比▲1.6%、市場予想+0.5%。
・3月独失業率 7.8%、市場予想7.9%。
・3月ユーロ圏 製造業景気指数改定 52.0(速報比変わらず)、前月は52.3で2ヶ月連続のマイナスに。
・3月米ISM製造業景況指数 48.6(前月改定48.3)、市場予想47.5。市場予想は上回る。好不況の境目となる50を下回るが、良くもなく、悪くもなくという内容。
・2月米建設支出 前月比▲0.3%(前月改定▲1.0%(速報比+0.7%))、市場予想▲1.0%。市場予想は上回る。

・ドルは対ユーロで大幅に上昇。UBSやリーマンの大規模増資が好感され、金融機関株を中心に株が買われたことからドルも優勢となった。対円でも大幅な上昇となり円は日銀短観の悪化等もあって101円台まで下落している。
日本株は大幅上昇。米国の金融規制改革案による信用不安の後退観測から買われた。朝方の日銀短観は殆ど材料視されておらず、海外の状況が日本の株式市場へ大きな影響を与えていることが浮き彫りに。米国株は急上昇。UBSやリーマン・ブラザーズの増資報道を好感し、金融株中心に買われた。NY時間の朝方発表された経済統計が市場予想を上回ったことも支援材料となったようだ。

穀物市場サマリー)
・大豆は上昇。前日までの流れを受けて大幅に下落する局面も見られたが、ここ数日の下げ幅が余りに大きかったことや株の大幅上昇を好感した買いがNY時間から入り、大きく水準を切り上げる展開となった。世界第2位の植物油輸入国であるインドが、植物油の輸入関税を撤廃したことも大豆Complexの支援材料となった。
・トウモロコシは上昇。大豆や小麦の大幅下落を受けて時間外は軟調な推移であったが、大豆が下げ止まったことやNY時間の株高、昨日の作付け予想を受けたそもそもの需給逼迫観測から買いが入り、堅調な推移となった。
・小麦価格は大幅続落。作付け面積が事前予想を上回る+7.8%の増加となったことやドル高の進行が売り材料視された。そもそも小麦は弊社の見通しである短期的なターゲット価格である13?を年初に達成していることから、中期的な見通しはブルであるものの一旦下値を探りやすい地合いになっている。


非鉄金属関連ニュース)
・金は大幅に下落。UBSの損失拡大報道を受けて欧州時間にユーロが対ドルで下落、NY時間に入ってから逆にUBSやリーマンの増資報道を受け金融株中心にNY株が上昇したことから更にユーロが売られ、ドルが買われたことを受け、そもそも「質への逃避」で物色されていた金は手仕舞い売りに押されることとなった。金のCFTC Non-Commercialの買い持ち幅は極めて高水準となっており(前ページ参照)、ドル高に転じた際の急落リスクが懸念されていた。銀も大幅な下落となった。

・プラチナも下落。金と同様に種々の材料でドルが買われたことから手仕舞い売りに押された。但しプラチナを巡る現物供給の環境の安定性が回復しているわけではないことから安値では安値拾いの買いも入り下げ幅は限定されることとなった。パラジウムも下落。
住友金属鉱山 2008年度上期生産計画 銅29,833Mt(前年同期比▲13%)、亜鉛7,116Mt(+19%)、鉛2,117Mt(▲4.7%)、金3,000Kg(▲27%)、銀25,167kg(▲7.8%)、ニッケル2,983Mt(+21%)、フェロニッケル1,917Mt(+8.4%)。
三菱マテリアル 2008年度上期生産計画 銅29,056Mt(前年同期比+12%)、亜鉛700Mt(+1.7%)、鉛1,850Mt(+4.9%)、金1,500Kg(▲64%)、銀30,667kg(▲12%)。

(エネルギー関連ニュース)
・米在庫統計市場予想 原油+2.3MB、ガソリン▲2.5MB、ディスティレート▲1.6MB、稼働率+0.4%
・米トラックの運転手がディーゼル価格の高騰に反発し、道路を破壊。
・ナイジェリアShellのパイプラインで火災発生。輸出に影響はなし。

(商品市況概況)
「経済統計・為替レートに振らされる展開継続」
 昨日の商品相場は軒並み下落した後、NY時間に上昇している。欧州時間までは欧州金融機関のサブプライムローンに端を発する損失拡大報道を受けてユーロが下落、ドルが上昇したことから3月末から続いているリクイデーションの動きが継続、商品相場も大幅に下落する展開となったが、逆にNY時間に入ってからは米金融規制改革法案や損失が発生した欧米金融機関の大型増資の発表が株を押し上げたことから、著しいセンチメントの悪化に歯止めが掛かり、引けに掛けては買い戻しが優勢になるといった相場展開となった。引き続きファンダメンタルズ以外の材料が相場に大きな影響を与えているようであるが、今まではドル安を材料に商品が買われてきたため、ドルが反転上昇すれば手仕舞い売りに押される可能性が高い市場環境にあることは認識しておくべきであろう。但し、中期的なドル安傾向は持続すると見られることから総じて下落幅は限られる、と見ておいたほうが無難か。

(非鉄金属)
 昨日の銅価格は下落した。アジア時間〜欧州時間にかけては前日の下落を受けて更に水準を切り下げる展開となり、LME在庫の減少はあったもののUBSの巨額損失発生を受けたユーロ安・ドル高の進行を受けて更に水準を切り下げる展開となった。その後NY時間に入ってから逆にUBSの増資が好感され金融株を中心に株が上昇する中、銅も買戻しが優勢となり下げ幅を大きく削る展開となった。毎年この時期になると「中国の需要が減少した」というニュースが聞かれるが、小職は中国の中長期的な需要拡大のトレンドに大きな変化はないと考えている。LME在庫は▲1,150Mt減少、(FSCは2.1日)、(キャンセルワラント率は20.4%と上昇している(下グラフのオレンジ色の部分参照))。売買高は11,598枚(※現時点で確認できる前日の3Mの出来高)。イールドカーブは全ゾーンパラレルに小幅低下している。C-3(Cash vs 3M Fwd)は129?バックとバック幅を拡大した。
 昨日の亜鉛価格は前日比変わらずであった。取引序盤から前日の流れを受けて水準を切り下げる展開であったが、ユーロが対ドルで大幅に下落したことを受けて更に水準を切り下げ2,200?前半まで下落した。しかしながらNY時間に入って金融株を中心に株が上昇したことからセンチメントが若干改善、引けに掛けて買いもどしが優勢となり結局行って来いとなった。LME在庫は▲400Mt減少、FSCは3.7日(キャンセルワラント率は3.1%)。売買高は5,364枚。イールドカーブの形状は略変わらず。C-3は23?コンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。
 昨日の鉛価格は下落した。前日比マイナスで寄り付いた後、比較的狭いレンジでのもみ合いとなり、結局小幅下落して引けた。NY時間の株の上昇がセンチメントの好転を映じて買い材料となったが、小幅な上げに留まった。LME在庫は+275Mt増加、(FSCは2.1日、キャンセルワラント率は2.0%ここ数週間でキャンセルワラント率は上昇している。)。売買高は2,005枚。イールドカーブは全ゾーンパラレルに低下している。C-3は13?コンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。
 昨日のアルミ価格は下落した。アジア〜欧州時間のドル高・ユーロ安の進行を受けて大幅に水準を切り下げる展開となったが、UBSやリーマン・ブラザーズの増資といった支援材料を受けてNY株が大幅に上昇したことから地合いが好転、引けに掛けては買戻しが優勢となり結局10日移動平均線でサポートされて引けている。LME在庫は▲50Mt減少、(FSCは9.0日)。(キャンセルワラント率は4.6%)。売買高は10,036枚。イールドカーブは期近が下落、期先が小幅上昇。C-3は50?コンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。
 昨日のニッケル価格は下落した。昨晩の相場の材料は他の非鉄金属と略同じく、為替レートの変動である。アジア〜欧州時間はUBSの巨額損失報道を受けてユーロが下落、その後NY時間に株が上昇したことから更にドルが買われたため、ドル建資産であるニッケルは影響を受けやすい。基本的に需給環境はタイトでないことからこうした為替等の副次的な材料で相場は変動しやすい。LME在庫は+504Mt増加、(FSCは11.7日)、キャンセルワラント率は1.4%。売買高は1,106枚。イールドカーブは全ゾーンパラレルに低下している。C-3は250?コンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。
 昨日の錫価格は下落した。錫は投機の対象になりにくい商品であるため、為替レートの変動等の影響を受けやすいが、昨晩は金融機関の巨額損失発生の報道を受けてユーロが対ドルで大幅に下落したことから、結局錫も売られることとなった。長らくサポートされてきた10日移動平均線のサポートラインを下抜けしたことも下げを加速させる要因となった。LME在庫の大幅な減少はあまり材料視されていない。繰り返しコメントしているが錫のファンダメンタルズは強いため大幅な下落となっていない(インドネシアの輸出の遅れ、コンゴボリビアの鉱山でのトラブル等)。LME在庫は▲190Mt減少、(FSCは8.7日)、キャンセルワラント率は3.56%。売買高は426枚。イールドカーブはパラレルに低下。C-3は105?コンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。

(エネルギー)
 昨日の原油価格は下落した。欧州金融機関の巨額損失報道を受けてユーロ安・ドル高が進行、NY時間には行ってからもドル高が進行したことからここ数ヶ月市場のメインテーマとなっていた為替レートの大幅変動(ドル高の進行)を受けて水準を切り下げる動きとなった。しかしながらNY時間に入ってから株が大幅に上昇したことがセンチメントの悪化に歯止めをかけ、NY時間に入ってからは大幅な上昇となり、下げ幅を削る展開となった。結局イールドカーブは小幅低下している。Brentも同様にNY時間に上昇している。イールドカーブは全ゾーンパラレルに低下。直近限月の騰落率はWTIが▲0.6%、Brentが▲0.1%。WTI/Brentとも、100?の心理的節目は維持して引けた。
 石油製品はまちまち。RBOBはアジア〜欧州時間は小動きであったがNY時間に入ってから買われ小幅上昇。イールドカーブは期近が上昇しているが期先は低下している。直近限月の騰落率は+0.5%。ヒーティングオイルも下落。こちらは限月交代に伴う窓埋めの動きで買われるかと思われたがピークシーズン終了ということもあって不冴えな相場展開となった。イールドカーブは全ゾーン低下している。直近限月の騰落率は▲0.9%。ガスオイルは下落。イールドカーブは全ゾーンパラレルに大幅に低下している。直近限月の騰落率は▲4.7%。

(ひとりごと)
この前すごく久しぶりにお台場に行ってみた。
結婚記念日だったので、結婚式を挙げたホテルに久しぶりに行ってみよう、という話になったためである。
季節と日取りが良いせいか沢山のカップルが披露宴を開催していた。

で。

そこを横目に見つつ、メディアージュに併設されているアクアシティに行ってみた。
笑われるかもしれないが、久しぶりにシズラーに行ってみたい、という話になっていたためだ。
知らない人のために念のために説明すると
鉄板で焼いた肉が出てくるのがウリの、アメリカ発のファミレスです。

で。

私は当然ハンバーグなり、ステーキなりを選ぶのだがメニューを見てみると
何だかバキングセットみたいなのが出ている
確か2000円ぐらい。
この値段で、サラダから、肉から、カレーから、トルティーヤから、ハヤシライスから、グラタンから
何でもとり放題なのですよ。
しかも、子供連ればかりなので子供が暴れても怒られないし
景色もレインボーブリッジが見えて綺麗だし
離乳中の我が子に食べさせる食べ物の種類が豊富、というのも嬉しいし

子供ができてみると、こういったレストランの重要性に改めて気づくものなのだと思った。
加えて、このお店をでてショッピングモールに行くと、GAPとか結構子供向けに可愛い子供服を作っているブランドの
ブティックが沢山ある。こんなことも嬉しい。

今まで行って「いい加減飽きたな」と思っていたようなスポットも
新たな発見があるのでまた行ってみようと思う週末でした。