地震

(経済関連ニュース)
・米週間新規失業保険申請者数 前週比+35千人の380千人、市場予想365千人。2004年以来最高の水準。
・3月米個人消費支出 前月比+0.4%(前月改定+0.1%)、市場予想+0.2%。個人所得 前月比+0.3%(前月改定+0.5%)、市場予想+0.4%。
・3月米PCEコア価格指数 前月比+0.2%、前年比+2.1%。
・4月米ISM製造業景況指数 48.6(前月改定48.6)、市場予想48.0。
・3月米建設支出 前月比▲1.1%(前月改定▲0.4%(速報比▲0.1%))、市場予想▲0.7%。
・日本財務省 3月税収は前年比▲2.2%の2兆5,348億円に。
バーナンキFRB議長「金融当局の利下げやその他の流動性供給策がどの程度の速度で金融市場に安定をもたらすかは、予見不能

・ドルは対ユーロで大幅に上昇し5週間ぶりの高値水準となった。先月末のFOMCで利下げについて積極的な言及がなかったことから金利差拡大観測で買われていたユーロが売られる形となった。ドルは対円でも小幅上昇している。

日本株は続落。FOMCのコメントが特段日本株に対して材料視されるような内容ではなかった上、日銀の経済・物価醸成の展望で先々の日本の景気に関して悲観的な見方が示されたことから金融株や不動産株等の内需関連株が下落した。米株は大幅に上昇。テクノロジー企業の好決算や金融機関が一時期の危機的な状況を脱したこと等が材料視され、買いが先行し、取引中盤から上げ足が加速した。

穀物市場サマリー)
・大豆価格は下落。ドル高の進行でそもそも軟調な推移をする中、アルゼンチン農家のストライキに進展が見られるとの期待から売られた。但しストの根本的な解決には時間を要すると見られることから下げ幅は限定され、50日移動平均線でサポートされて引けている。

・トウモロコシは上昇。降雨や低温の影響で作付が遅れるとの見方から上昇した。取引序盤はドル高の進行やエネルギー価格の下落もあって下値を探る展開となったが、10日移動平均線でサポートされたことを確認後、上昇し前日比プラスで引けている。

・小麦価格は下落。ドル高の進行とアルゼンチン政府が牛肉と小麦に関して輸出税を緩和する方向で歩みよりが見られていることが材料視され、手仕舞い売りに押された。引き続き10日移動平均線レジスタンスラインとして水準を切り下げる動きが続いている。


非鉄金属関連ニュース)
・金は上昇後、大幅に水準を切り下げた。FOMCでの利下げ打ち止め観測が台頭する中、ドル高の進行を受けてそもそも投機筋のロングポジションがたまっていた金はポジション整理の売りに押されて大幅に下落した。結果1月22日にマークした850?ラインをトライする展開となり、このレベルでサポートされて引けている。弊社は引き続きドルが中期的な視点で軟調な推移が続くと見ており金価格はドル・ユーロが1.64程度まで低下した場合には1,100?までの上昇があってもおかしくないと考えている。銀も同様の材料で大幅に下落して引けている。

・プラチナは続落。ドルが対ユーロで上昇、企業好決算を受けて株が上昇し、更にドル高が進んだことからプラチナも大幅な下落となった。これによりサポートラインとして意識されていた一目均衡表の雲をとうとう下抜けすることとなった。この水準を下回ると3月末のドル高進行時にトライした1,800?ラインをトライする展開になると見ている。
 中期的な見通しについてプラチナは、足許ドル高の進行で調整が見られるものの、為替・ファンダメンタルズの両要因で堅調な推移になると考えている。2008年の需給は711キロオンスの、2009年に関しても458キロオンスの供給不足になると考えられ、年内については米金利低下を背景としてドル安傾向が持続すると見られるためである。価格上昇に対するリスクシナリオは、プラチナ価格が上昇し、代替品としてパラジウムが代用品として利用されるリスクであろう。今のところディーゼル車向けに用いられているパラジウムは全体の10%程度であり、これは将来的には25%程度まで上昇すると考えている。
 パラジウムも貴金属がドル高で下落する中連れ安となった。

・チリ Codelcoの主要3銅山、ストライキの影響で稼動停止しており同社の生産の41%に影響が出ている。

(エネルギー関連ニュース)
・ナイジェリアの石油労働組合のストは終了。

(商品市況概況)
「やはり通貨は今のメインテーマであった」
 昨日の商品相場は総じて下落した。ここ数ヶ月市場のドライバーであったドル安の進行がFOMCでの利下げ打ち止め観測で一服、大幅なドル高となったことから買い持ち筋が手仕舞い売りを入れたためである。米金融不安は急速に改善しているのだが、米景気の鈍化の見通しに大きな変更はなくこのままのドル高傾向が持続するとは思えないため、先々は米景気悪化に焦点が当たり、ドルは軟調な推移になる可能性が高くやはり商品相場は下支えされることとなろう。
 例年そうであるが、余り心安らかなGWにならないような相場展開がしばらく続こう。

(非鉄金属)
 昨日の銅価格は大幅に下落した。LME在庫の減少や米株高の進行といったプラス材料はあったものの、ここ数ヶ月のメインテーマであった為替、特にドル・ユーロに関してドルFOMCでの利下げ打ち止め観測で強含んだことから手仕舞い売りに押された。CFTCのNon-Commercialポジションもネットロング幅が拡大していたことから手仕舞い売りが入り易い環境にあったことも事実であろう。この下落で50日移動平均線のサポートラインを大きく割り込み、一目均衡表の雲の上限まで水準を切り下げたが、米株高が進行したことから引けに掛けては若干下げ幅を削る動きとなった。LME在庫は▲450Mt減少、(FSCは2.1日)、(キャンセルワラント率は8.7%とオンワラントの増加とキャンセルワラントの行使の影響で低下している)。売買高は12,140枚(※現時点で確認できる前日の3Mの出来高)。イールドカーブは期近を中心に全ゾーン低下しベアフラットニング。C-3(Cash vs 3M Fwd)は148?バックとバック幅を縮小した。
 昨日の亜鉛価格は大幅に下落した。材料はFOMCでの利下げ打ち止め観測に伴うドル高の進行である。また、ドル高の進行で銅が大幅に調整したことも地合いを悪化させた。結果、この数日間トライしていた2,200?の節目を下回る動きとなったが、NY時間の株大幅上昇もあって引けにかけては下げ幅を削る展開となった。今のところ亜鉛の生産コストは1,800?程度まで上昇していると考えられることから下げ幅も限定される状況が続いている。LME在庫は+325Mt増加、FSCは3.8日(キャンセルワラント率は4.2%)。売買高は4,985枚。イールドカーブは期近を中心に全ゾーン低下している。C-3は57?バックとバック幅を拡大した。
 昨日の鉛価格は大幅に下落した。Magellan鉱山からの生産再開期待観測と、ドルの大幅な上昇が売り材料視され、銅価格の急落やチャート的に上値を追いにくい地合いとなっていることも売りを加速させた。結果、3月22日の安値である2,655?を下回り大幅な下げとなった。但しNY時間での株の上昇を受けて引けに掛けては若干下げ幅を削る動きであった。LME在庫は+500Mt増加、(FSCは2.4日、キャンセルワラント率は0.7%)。売買高は2,883枚。イールドカーブは全ゾーン低下している。C-3は20?コンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。
 昨日のアルミ価格は大幅に下落した。FOMCでの利下げ打ち止め観測から大幅にドル高が進行したことや、米建築支出が市場予想を下回ったこと、ドル高の進行でエネルギー価格も下落したことが売りを加速させた。チャート的にも10日移動平均線が50日移動平均線を上から下に抜ける中期的な下落トレンド入りしていることから下値余地を探る動きとなっている。アルミは他の非鉄金属に比べて通貨動向の影響を受け易い。LME在庫は▲1,725Mt減少、(FSCは9.1日)。(キャンセルワラント率は4.4%)。売買高は14,719枚。イールドカーブは全ゾーン略パラレルに低下。C-3は45?コンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。
 昨日のニッケル価格は下落した。LME在庫の減少等で強含む局面はあったものの、ドルが対ユーロで大幅に上昇したことからドル安を材料に買われていた商品が全体的に手仕舞い売りに押される中、ニッケルも軟調な推移となった。LME在庫は▲30Mt減少、(FSCは12.0日)、キャンセルワラント率は1.7%。売買高は1,092枚。イールドカーブは殆ど形状が変わらず。C-3は145?コンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。
 昨日の錫価格は下落した。一昨日のFOMCでの利下げ打ち止め観測に伴うドル高の進行で、引き続き売りが先行し10日移動平均線のサポートラインを割り込む展開となった。但し、インドネシアの輸出が不安定であるといった供給環境の悪化が持続しており、LME在庫の取り崩しも昨年8月から継続しており、大幅に水準が下がる環境にはない状況。LME在庫は▲60Mt減少、(FSCは0.0日)、キャンセルワラント率は7.3%。売買高は257枚。イールドカーブは全ゾーンパラレルに低下。C-3は10?バックとバック幅を縮小した。

(エネルギー)
 昨日の原油価格は大幅に下落した。英グレンジマウス製油所のストの終了やナイジェリアのスト終了といったマイナス材料に加え、ここ数ヶ月間商品市場の主要な売買材料であったドル安の進行がFOMCでの利下げ打ち止め観測から一服、昨晩も大幅なドル高となったことから利食い売りに押されて下落することとなった。しかしながら引けに掛けては株価が大きく上昇したことや、30日移動平均線でサポートされたこともあり、下げ幅を削る展開に。イールドカーブは期近を中心に下落し、ベアフラットニング。Brentも同様に下落した。直近限月の騰落率はWTIが▲0.8%、Brentが▲0.8%。
 石油製品も下落。RBOBは原油がドル高の進行で売られる中、水準を大きく切り下げる展開となった。だがこちらも30日移動平均線でサポートされて引けている。イールドカーブは期近の下げが大きいが、全ゾーン低下している。直近限月の騰落率は▲1.0%。ヒーティングオイルも大幅に続落。ドル高の進行を受けた原油の下落を受けてヒーティングオイルも水準を切り下げる動きとなった。但しこちらはピークシーズンが終了していることもあって、30日移動平均線を割り込み、50日移動平均線でサポートされて引けている。前日までの流れを受けて軟調な推移であったが、米在庫統計が予想外の在庫増加となったことから下げが加速、30日のサポートラインをトライする動きとなった。イールドカーブは期近の下げ幅が大きい。直近限月の騰落率は▲1.3%。ガスオイルも下落。イールドカーブは期先が大幅に低下している。直近限月の騰落率は▲0.1%。

(ひとりごと)
地震
怖いですよね。
人が亡くなってしまうような大きな地震出なければ、時々揺れるのは嫌いではない。

だが、私の母は地震が嫌いである。
ちょっとでも揺れると不思議なぐらい周りの声が全く聞こえなくなり
おろおろするのだ。
大体地震になると家にいる犬を抱き上げて震えている。

可愛そうに、と思うんだが
かわいそうなのは犬のほうだと思う。
犬は揺れていても全然気にしていないのに
母親が血相を変えて抱き上げるので、犬的にもこの世の終わりが来たかと勘違いし、吠え狂うのだ。
阿鼻叫喚。

私が子供の頃から母は地震が嫌いであったが
ある日、地震が起きたときに母がジャンプしているのを発見した。

何故に?

後で聞いてみると、ジャンプしている間は揺れないで済むので
怖くないんだそうだ。

何か...違うと思うんですけど。