ぺッツ

(経済関連ニュース)
・4月中国鉱工業生産 前年比+15.7%(前月+17.8%)、市場予想+17.5%。輸出の鈍化で伸び悩み。依然として高い水準。
・4月英失業者数 前月比+7.2千人(前月改定+3.6千人)、市場予想±0千人。
・米MBA住宅ローン申請指数 前週比+2.9%の674.4、借換指数+6.5%の2,422.1、購入指数▲0.7%の378.5。
・4月米CPI 前月比+0.2%(前月改定+0.3%)、市場予想+0.3%。コア指数 前月比+0.1%(前月改定+0.2%)、4月中旬からのドル高・エネルギー安の影響で。

・ドルは対ユーロで再び上昇。米経済統計に特段のサプライズがない中、利下げ打ち止め観測を受けてドルは小幅続伸。対円でもキャリートレードの復活等で上昇している。

日本株は大幅に上昇し14,000円台を回復。米景気への極端な悲観論が後退、輸出関連株が上昇し相場を牽引した。米国株は小幅高。4月CPIが市場予想よりも小幅な上昇であったことや、フレディマックの四半期赤字が市場予想を下回ったことから、金融・信用市場への極端な悲観論が後退し、上昇した。
穀物市場サマリー)
・大豆価格はトウモロコシへの作付移行の思惑から終始堅調に推移していたが、引けに掛けて売られて前日比マイナスとなった。製品とのスプレッドはまちまちで、クラッシュスプレッドは拡大、大豆油とのスプレッドは弱含んだ。ドル高の進行が嫌気されたようである。

・トウモロコシ価格は続落。引き続き乾燥気候の影響で作付けが進むとの期待感が相場を下押しした。ドル高の影響もあって30日移動平均線のサポートを割り込んで引けている。

・小麦価格は下落。米農家は昨年9月〜11月に掛けて46.8百万エーカーに対して作付を行っており(前年比+4.1%)、域内需給が緩和するとの見方からCBOT小麦は軟調な推移が続いている。ドル高の下落。降雨の影響でグレートプレーンズ南部の土壌が改善するとの見方から。来月から赤冬小麦の収穫が始まる。結局のところ10日移動平均線をはさんで小動きが続いている。

非鉄金属関連ニュース)
・金は大幅に下落した。基本、ドルが対ユーロで強含んだことや原油価格の下落が相場を下押ししたが、中国の地震の影響でインフレ懸念が高まる可能性もあることから思惑的な買いも入り、もみ合い推移していた。チャート的には再び10日移動平均線を割り込んでいる。現時点において金価格とユーロ価格の一時回帰分析を行うと、「金価格=1,350.7×ドル・ユーロ-1,157」となり、現時点の価格は実は依然としてこの推計価格を下回るレベルであり、割安であることから割安・割高議論で投機筋の買いが入り易い環境にあるのも事実である。弊社は引き続きドルが中期的な視点で軟調な推移が続くと見ており金価格はドル・ユーロが1.64程度まで低下した場合には1,100㌦までの上昇があってもおかしくないと考えている。
 銀も同様に下落し、10日移動平均線を割り込んで引けている。

・プラチナ価格は大幅に下落。NY証券取引所への証券上場をはやして買いが入っていたが、昨日もドルが対ユーロで上昇したことや金価格の下落が嫌気された。しかしながらファンダメンタルズが強いこともあって、50日移動平均線でサポートされている。
 中期的な見通しについてプラチナは、為替・ファンダメンタルズの両要因で堅調な推移になると考えている。2008年の需給は711キロオンスの、2009年に関しても458キロオンスの供給不足になると考えられ、年内については米金利低下を背景としてドル安傾向が持続すると見られるためである。価格上昇に対するリスクシナリオは、プラチナ価格が上昇し、代替品としてパラジウムが代用品として利用されるリスクであろう。今のところディーゼル車向けに用いられているパラジウムは全体の10%程度であり、これは将来的には25%程度まで上昇すると考えている。
 パラジウムも下落。ドル高・プラチナ安の影響もあって30日移動平均線を上値に軟調な推移となった。但し下値は10日移動平均線でサポートされている。

(エネルギー関連ニュース)
・米在庫統計 原油+0.2MB、ガソリン▲1.7MB、ディスティレート+1.3MB、稼働率+1.63%
・イラン、減産報道に関して同国国営石油会社幹部がこれを否定。

(商品市況概況)
軟調な推移」
 昨日の商品相場は総じて軟調な推移となった。ドル建資産の価格変動要因である為替レートがドル高に振れていることや、一次産品の最大消費国中国の鉱工業生産が市場予想比マイナスであったこと、そもそも商品価格が相当の高値圏にあることが嫌気されたようだ。四川大地震の影響が供給・需要にどのような影響を与えるかは正直現時点では不明であり、逐次発表されるニュースを吟味していかざるを得ないが、今のところはドル高の進行もあってしばらく下値を探り易い地合いになっていると考えられる。但しいつもの通りであるが、為替の動向は高官発言を受けてあっさり転換してしまう可能性は高いため、このまま軟調な推移が続くと決め付けられないところが難しいところではある。

(非鉄金属)
 昨日の銅価格は下落した。4月の中国鉱工業生産が市場予想を上回って減少したことやドル高の進行、中国の鉱工業生産が市場予想を下回ったこと、原油の下落といったマイナス材料が重なり、下値を探る動きとなった結果である。とは言っても引き続き中国の鉱工業生産の水準は高く、またここ数年この時期(5月中)は値を崩すケースが多いため(毎度、中国の需要が減少した、といって売られているのだが)、特殊な下落ではなかったと考える。LME在庫は▲350Mt減少、(FSCは2.3日)、(キャンセルワラント率は9.6%とオンワラントの増加とキャンセルワラントの行使の影響で低下している)。売買高は6,836枚(※現時点で確認できる前日の3Mの出来高)。イールドカーブは期近が下落している。C-3(Cash vs 3M Fwd)は103㌦バックとバック幅を拡大した。
 昨日の亜鉛価格は予想通り下落した。そもそも四川大地震の一報を受けてCTA等のショートカバーで一昨日は大幅に上昇したが、四川大地震が需要・供給両サイドに影響を与える可能性が高い中、一旦利食い売りに押され、下値を固める展開となった。そういった中、中国の鉱工業生産が市場予想を下回ったことや、ドル高の進行を受けて軟調な推移となた。尚、四川大地震の影響で生産ラインに影響が出ていることから短期的には少なくともブルな地合いにあると考えておいたほうが良さそうだ。LME在庫は▲375Mt減少、FSCは3.7日(キャンセルワラント率は5.1%)。売買高は4,619枚。イールドカーブは期近を中心に全ゾーンパラレルに低下している。C-3は38㌦コンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。
 昨日の鉛価格は下落した。中国鉱工業生産が悪化したことや、ドル高の進行、銅・亜鉛の下落といったマイナス材料が重なり、再び2,200㌦ラインを試す展開となったが、NY時間での株価上昇と2,200㌦の心理的な節目に近づくところでは安値拾いの買いも多く、引けに掛けては上昇し下げ幅を削って引けている。LME在庫の大幅増加やドル高の進行はほとんど材料視されなかった。LME在庫は+825Mt増加、(FSCは2.6日、キャンセルワラント率は2.4%)。売買高は2,553枚。イールドカーブは全ゾーンパラレルに低下している。C-3は17㌦コンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。
 昨日のアルミ価格は下落した。中国の鉱工業生産が前月比減少したことやドル高の進行といったマイナス材料を受けてアジア時間は軟調な推移となったが、LME在庫の大幅減少や10日移動平均線に近づくレベルでは安値拾いの買いも入りNY時間にかけて上昇、米石油在庫統計がベアな内容であったことを受けたエネルギー価格の下落を受けて引けに掛けては上げ幅を削る動きとなった。今のところ四川大地震の影響はアルミには目立ったものが出ていない。LME在庫は▲1,425Mt減少、(FSCは9.0日)。(キャンセルワラント率は4.1%)。売買高は9,398枚。イールドカーブは期先の上げ幅が大きい。C-3は46㌦コンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。
 昨日のニッケル価格は下落した。中国の鉱工業生産が市場予想を下回ったことを受けて非鉄金属全体に売りが入る中、ニッケルも水準を切り下げる動きとなった。チャート的にも100日移動平均線を10日移動平均線が上から下に抜けており短期的に下落トレンド入りしている可能性がある。LME在庫は▲282Mt減少、(FSCは11.5日)、キャンセルワラント率は2.2%。売買高は742枚。イールドカーブは全ゾーンパラレルに低下している。C-3は157㌦コンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。
 昨日の錫価格は前日比変わらずであった。取引序盤は前日の流れを受けて高値を試す展開となったが、中国の鉱工業生産が市場予想マイナスであったことや、ドル高の進行が重石となり、そもそも高値圏で推移している、ということもあって上げ幅を削り結局前日比変わらずで引けることとなった。LME在庫は▲55Mt減少、(FSCは0.0日)、キャンセルワラント率は12.35%。売買高は221枚。イールドカーブは略前日と変わらず。C-3は40㌦バックとバック幅を拡大した。

(エネルギー)
 昨日の原油価格は下落した。ドルが堅調に推移していることや、イラン国営石油が同国が輸出を制限すると報じられたことに関して否定したことからそもそも高値圏にあることから利食い売りに押された。昨晩の米統計は原油・ガソリンがブルで、ディスティレートがベアな内容。ディスティレート需要が高まっていることもあり統計がディスティレートに関してベアであったことも売り材料視されたようだ。しかしながら原油は10日移動平均線でサポートされている。イールドカーブは期近が下落、期先が上昇しフラットニング。Brentも期近が大幅に下落、期先が上昇している。フロントマンス近辺のコンタンゴは非常に深くなってきた。直近限月の騰落率はWTIが▲1.3%、Brentが▲1.9%。
 石油製品も下落。RBOBは統計発表後に大幅に上昇したものの、ディスティレート価格の下落に押される形で水準を切り下げた。イールドカーブは期近の下げ幅が大きい。直近限月の騰落率は▲0.6%。ヒーティングオイルは大幅に下落。米統計で予想外に在庫が増加したことが材料視された。というよりは、一昨日の上げ幅が余りに大きかったことから一旦手仕舞われた、と考えておいたほうが良いだろうか。イールドカーブは期近の下げ幅が大きい。直近限月の騰落率は▲2.3%。ガスオイルも下落上昇。イールドカーブは全体的に小幅下落している。騰落率は▲0.7%。

(ひとりごと)
最近食べ物ネタが多いですよね、とよく言われるので
頑張って別のネタを探すのですが
どうも体が食べ物にしか悦びを見出さなくなったようで...悲しいような、なんというか。

さて。
気を取り直して今日も食べ物です(文句あるッ!?)


といってもひさしぶりに見た夢の話で
子供の頃によく食べていたお貸しで、「ペッツ」っていうのがあったの覚えてますか?
コマーシャルでも「ペッツ、ペッツ、みんなのペッツ」ってやっていたの。
これを考え出したのは、オーストリア人のエドワード・ハース3世という人で、ペッツ自身を入れるケースの方はその20年後ぐらいに開発されたようだ。

そもそもこのディスペンサー。
子供の頃はセサミストリートのディスペンサーだけだったらしいが、今はスヌーピーとか、ミスタービーンの入れ物があるらしくそのコレクターなる人々も存在するらしい
あんなもの、集めたくなる人の気持ち、分かります。
人間って、不思議なもので種類が沢山あると集めたくなるんですよね。
3種類とか、4種類だとちっとも集める気が起きないのに

「全部集めると、セサミストリートのキャラクターが勢ぞろい」

とか

「全部集めると、スターウォーズが楽しめます」
とか宣伝されていると、もう、ね。
子供は小遣いがある限り、大人は全部集めつくすまで、買い続けるわけですよ。
そういえばちょっと前に、全日空が出していたCAのフィギュアシリーズ、大分そろっていたんだけど、あれ、どこにいっちゃったんだっけ...
おっと、話がそれかかったすみません。
このペッツのディスペンサー、個人的な感覚としては、崎陽軒のシウマイにひっそりとついている醤油入れのヒョウちゃんとなんとなく分類が似ていると思っている。
集めている人、いるんだろうか?

あ、何でペッツの話だったっけ。
ああ、そうそう。子供の頃に兄のペッツを全部食べて、大喧嘩になる夢だったな。
...と、結局のところ思い返せば夢まで食べ物の夢だ。
カミさんがハンカチ王子の夢を見ているのとは、えらい違いである。
どこでここまでカミさんと差がついたのだろうか...と反省する内容を書こうと思っていたんだった。

まぁ、いいや。
でもあのペッツって、いちいちディスペンサーに入れて食べる意味があるのか?と思っているのは私だけでしょうか。