少女に何があったのか

(経済関連ニュース)
・Q108スイスGDP 前期比+0.3%(前期改定+1.0%(速報比+0.1%))、市場予想+0.3%。
・Q108ユーロ圏製造業景気指数改定 50.6(速報比+0.1)。
・4月米建設支出 前月比▲0.4%(前月改定▲0.6%(速報比+0.5%))、市場予想▲0.6%。
・5月米ISM製造業景況指数 49.6(前月48.6)、市場予想48.5。
アトランタ連銀総裁「経済条件は改善も深刻なリスクが残る。インフレ水準は居心地が悪い」
・銀行の保有するコモディティデリバティブ残高は2007年は前年比+27%の9兆ドルに。デリバティブ全体に占める比率は1.5%。

・ドルは対ユーロで続落。米経済統計が市場予想を上回ったものの絶対水準の悪化が継続していることが嫌気された。ドルは対円でも下落している。

日本株は大幅に上昇。金融株を中心に物色された。米株は下落。市場予想比経済統計は良かったものの、米景気の減速懸念はぬぐえず軟調な推移となった。
穀物市場サマリー)
・大豆価格は上昇。ドル高や原油の下落を受けて時間外は軟調推移していたが、アルゼンチン農家のスト長期化観測やNY時間の統計を受けたドル安の進行もあって上昇に転じた。CMEは大豆の委託者向け証拠金を1枚あたり4,050?(変更前4,725?)に、会員ならびにヘッジ目的の取引に対しては3,000?(同3,500?)に引き下げると発表。

・トウモロコシ価格は続伸。時間外から10日移動平均線を上回って寄り付いてこの水準でもみ合い推移していたが、コーンベルトの悪天候による作付面積の減少観測で、NY時間にかけて上昇した。

・小麦価格は上昇。米中西部の豪雨の影響で作付が遅れるとの見方や豪州の乾燥気候で新穀の成長が遅れるとの見方から。またNY時間にドル安が進行したことも支援材料となった。

非鉄金属関連ニュース)
・金はドル安の進行を受けて上昇した。時間外は原油の下落やドル上昇を受けて軟調な推移であったが、他ドル建資産と同様にNY時間のドル安の進行や原油高を受けて上昇し、10日移動平均線レジスタンスをトライする動きとなった。
 著しい金価格の上昇が宝飾品需要を落ち込ませたようだ。WGCの発表によればQ108の宝飾需要は前年比▲21.5%の454.4Mtに、世界最大の金消費国であるインドの需要は前年比▲50%の102.1Mtに落ち込んでいる。このことは価格上昇が需要を減少させることの証左であり、著しい価格上昇に伴う需要減少の可能性は視野に入れておくべきであろう。このことは宝飾品に用いられるプラチナ等の貴金属でも同様である。しかしながら一次回帰の結果を受けると現在のドル/ユーロの水準でも970?程度までの上昇余地がある。金価格はドル・ユーロの動向である程度説明が可能であるが、今のところ一次回帰分析の結果と比較すると引き続き割安なレベルにあるため、テクニカルな買いが入り易い(金価格=1,314.2×ドル・ユーロ-1,106)。弊社は引き続きドルが中期的な視点で軟調な推移が続くと見ており金価格はドル・ユーロが1.64程度まで低下した場合には1,000?までの上昇があってもおかしくないと考えている。
 銀価格も上昇。ドル安・金高が支援材料となった。

・プラチナ価格は上昇。一目均衡表の雲の下限でサポートされた後、ドル安の進行や金・原油高が支援材料となり50日移動平均線のサポートラインをトライする動きとなった。
 中期的な見通しについてプラチナは、為替・ファンダメンタルズの両要因で堅調な推移になると考えている。2008年の需給は711キロオンスの、2009年に関しても458キロオンスの供給不足になると考えられ、年内については米金利低下を背景としてドル安傾向が持続すると見られるためである。価格上昇に対するリスクシナリオは、プラチナ価格が上昇し、代替品としてパラジウムが代用品として利用されるリスクであろう。今のところディーゼル車向けに用いられているパラジウムは全体の10%程度であり、これは将来的には25%程度まで上昇すると考えている。
 パラジウムも同様にドルが軟調に推移したことから上昇して引けている。

(エネルギー関連ニュース)
・米在庫統計市場予想 原油+0.2MB、ガソリン+0.9MB、ディスティレート+1.5MB、稼働率+0.5%

(商品市況概況)
「トレンドは変わらず」
 昨日のコモディティ市場は、エネルギーが上昇、非鉄が下落、貴金属が上昇した。各商品の個々のトレンドに大きな変化は出ていないが、エネルギーに関しては補助金撤廃の動き、非鉄金属に関してはインフレ懸念に伴う金利引き上げによる景気後退→株価下落→相関性の高い非鉄金属の調整の動き、が見られるようになってきた。簡単に言うと、マイナスサイドに大きく振れる可能性がある材料が出始めているということである。
 通常、景気後退の影響で需要がまず減少するのは非鉄金属であり、ついでエネルギーの需要が減少する。今のところ非鉄金属は明確なベアトレンド入りしているものが多く、この動きがエネルギーにも見られる可能性が高い。そういった意味で非鉄金属市場動向を注目している。

(非鉄金属)
 昨日の銅価格は下落した。100日移動平均線のサポートラインを割り込んだことから軟調な推移となっていたが、引けに掛けてはドル安の進行や米経済統計が市場予想を上回った等を材料に買い戻しが優勢となった。LME在庫は▲1,000Mt減少、(FSCは2.4日)、(キャンセルワラント率は10.8%)。売買高は6,762枚(※現時点で確認できる前日の3Mの出来高)。イールドカーブの形状は殆ど変わらず。C-3(Cash vs 3M Fwd)は130?バックとバック幅を拡大した。
 昨日の亜鉛価格は下落した。銅と同じく取引序盤から軟調な推移となり、LME在庫の大幅増加などのベア材料もあって2,000?の心理的節目をトライする展開となった。引けに掛けてはドル安の進行や銅の戻り等で小幅下げ幅を削ったが大騒ぎするような戻りではなかった。LME在庫は+1,225Mt増加、FSCは4.3日(キャンセルワラント率は4.3%)。売買高は3,297枚。イールドカーブは全ゾーンパラレルに低下している。C-3は277?バックとバック幅を拡大した。
 昨日の鉛価格は上昇した。ここ2ヶ月間の大幅下落で2,000?の節目まで水準がきり下がってしまったことから買い戻しが優勢となったようだ。LME在庫は+1,075Mt増加、(FSCは2.8日、キャンセルワラント率は2.8%ここ数週間でキャンセルワラント率は上昇している。)。売買高は1,675枚。イールドカーブは期近を中心に全ゾーン小幅上昇している。C-3は18?コンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。
 昨日のアルミ価格は小幅下落した。取引序盤のドル高や原油安を受けて一旦100日移動平均線のサポートラインを試す動きとなったが、この水準を割り込まなかったことやNY時間にかけての原油上昇、ドル安の進行が支援材料となり前日比小幅マイナスまで回復して引けた。LME在庫は▲300Mt減少、(FSCは9.4日)。(キャンセルワラント率は4.3%)。売買高は7,851枚。イールドカーブの形状は略変わらず。C-3は45?コンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。
 昨日のニッケル価格は上昇した。節目となる22,000?まで大幅に水準を切り下げてきたことからさすがに買い戻しが入った。但し取引序盤〜欧州時間に掛けては原油安やドル高の進行が足枷となり22,000?を大きく割り込む局面があった。しかしながらNY時間にかけてのドル安の進行や原油高もあって略前日比変わらずのレベルで引けている。LME在庫は▲114Mt減少、(FSCは11.2日)、キャンセルワラント率は2.6%。売買高は1,432枚。イールドカーブは全ゾーンパラレルに上昇。C-3は150?コンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。
 昨日の錫価格は上昇した。さすがに過去2日間の下落幅が大きすぎたことから買い戻しが優勢となった。結果的に100日移動平均線でサポートされておりこのラインが今後の一つの目処となった。チャート的には10日移動平均線が30日移動平均線を上から下に抜ける売りサインが出始めており、総じて軟調な推移となり易い。LME在庫は▲105Mt減少、(FSCは0.0日)、キャンセルワラント率は2.69%。売買高は302枚。イールドカーブは全ゾーンパラレルに上昇。C-3は11?バックとコンタンゴからバックに転じた。

(エネルギー)
 昨日の原油価格は下落後上昇した。急速なインフレに伴う需要の減少観測、価格高騰に伴う新興国補助金撤廃の動きといった需要の減少観測や、CFTCによる原油や商品全般の監視強化の動きが相場を下押しする一方で、30日移動平均線のサポートラインを割り込むような材料が不足している事や、週末に雇用統計などの大きな統計を控えていること、ドル安が米経済統計を受けて進捗したことが支援材料となり、引けに掛けては買いもどしが入り、前日比プラスで引けている。イールドカーブWTIは期先の上昇幅が大きい。Brentは期先を中心に上昇している。カーブ形状が極めていびつになっていたが、WTI、Brentとも概ね修正が終った。直近限月の騰落率はWTIが+0.3%、Brentが+0.2%。
 石油製品も上昇。RBOBは下落後原油価格の上昇を受けて上昇。一時10日移動平均線を下回ったが、結局引けレベルでは10日移動平均線を回復して引けている。イールドカーブは全ゾーン略パラレルに上昇している。直近限月の騰落率は+1.2%。ヒーティングオイルも上昇。特段目立った新規材料はガソリン同様なかったものの、原油価格の反発とここ数日間の下落に伴う買戻しが優勢になったため。イールドカーブは期先の上昇幅が大きい。直近限月の騰落率は+1.5%。ガスオイルは小幅上昇。イールドカーブは期先の上昇幅が大きい。直近限月の騰落率は+0.4%。

(ひとりごと)
この前秋葉原に行った。
といっても電車の乗り継ぎでたまたま秋葉原を通過しただけなのであるが。

さすが日本が誇る秋葉原
オタクの殿堂。

普段お目にかからない種類の人々を目撃した。
もぅね。
釘付けですよ。

本当にメイドの格好している人が駅構内を歩いていたり(恥ずかしくないのだろうか?)
なんだか猫の耳のようなものをつけた女性がチラシをもっていたり(といっても駅の中では配れないらしいので、手に持っているだけ)
6個1パック入りのドーナツセットを食べながら歩く女性が居たり。


...って、ドーナツ6個1パック、食べながら歩くってどうよ!?
と思い、申し訳ないが今後のドーナツの行方が気になったので暫く観察してみた。

チョコレートや上に砂糖がかかった手のひらの半分ぐらいのドーナツ6個いりのパックを持って歩いている。
因みに20歳前後の女性。
まずは砂糖がかかっているやつを一口。
と思ったら2口で食べちゃったよ、おい。
もう食べないのかなと思ったらすかさずチョコレートのやつを一口。
と、思ったらこれも2口で完食。

私も大食いではあるがこれほどの速度でドーナツを歩きながら食べる人は見たことがない。
ギャル曽根なんかは間近でみたら、もっと凄いんだろうな、と思っていたら

すでにドーナツは残り2個。

一気に4つ食べるとは恐るべし。
と思っていたらチョコレートのドーナツを2口で完食。
凄い。ここまで5分(は大げさかも知れないが)。
最後の一個も瞬く間に胃袋に消えていくと思ったら
軽く袋を持ち上げて、何か少し考えた後、鞄にしまっていた。

何が少女にあったのか?
食べすぎ、と思ったのだろうか?
それとも床に落っことしちゃったのを「食べようかしら?」と悩んで食べないことを選択したんでしょうか?

ここまでやったら全部食べて欲しいところ。
でも、恐らく彼女の中に残る女性としての羞恥心が6個一気食いを踏みとどまらせたのだろう。
でも多分、家で1個だけ食べたらまた物足りなくなって、もう一袋開けちゃうんですよ、きっと。
1つ残すと結局消費が増えちゃうのだ。きっと。
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