つけめん

(経済関連ニュース)
・6月シカゴ購買部協会指数 49.6(前月改定49.1)、市場予想48.0。
・H108ベトナムGDP 前年比+6.5%(前年同期7.9%)。
・6月独失業率 7.8%(前月改定7.9%)。
・5月独小売売上高指数 前月比+1.3%(前月改定▲0.6%)、市場予想+0.8%。
・6月米ISM製造業景況指数 50.2(前月49.6)、市場予想48.5。5ヶ月ぶりに50上回る。
・5月米建設支出 前月比▲0.4%(前月改定▲0.1%(速報比+0.3%))、市場予想▲0.6%。
日銀短観
大企業製造業業況判断DI +5(前回調査比▲6)、先行きの見通しは+4。市場予想 +3、先行き+1。
大企業非製造業業況判断DI +10(▲2)、先行きの見通しは+8。市場予想 +8、先行き+7。
中小企業・製造業業況判断DI ▲10(▲4)、先行きの見通しは▲15。市場予想 ▲13、先行き▲17。
中小企業・非製造業業況判断DI ▲20(▲5)、先行きの見通しは▲27。市場予想 ▲21、先行き▲25。
2008年度設備投資 全規模・全産業▲1.4%(前回調査時比+3.9%)、市場予想▲2.5%。
大企業全産業 前年比+2.4%(前回調査時比+4.0%)、市場予想+2.0%。大企業製造業+6.7%(+10.0%)。
中小企業全産業 前年比▲20.2%(前回調査時比+4.0%)、市場予想▲21.4%。


・ドルは対ユーロで下落。特段目立った新規材料のない中、ECB利上げ・FRB金利据え置き観測が根強いことからもともとのドル安基調が復活、ドルは下落して1.58?をとうとう下抜けしてしまった。ドルは対円でも下落している。

日本株は続落。米景気の先行き不透明感や素材価格の高騰が製造業のみならず、個人消費も圧迫するであろうとのみ方から幅広く売られた。アジア株も下落、上海、Sensexとも続落している。米国株は上昇。SP500が3月17日の安値である1,256.98に近接したことから買い戻しが入ったものと見られる。
穀物市場サマリー)
・大豆価格はNY時間に急上昇。USDA統計で大豆の作付が96.8%と前回調査から▲1.3%下方修正されたことが材料視された。また深刻な水害が収穫を減少させるとの見通しも相場を堅調にさせた。大豆価格は10日移動平均線を下値として堅調な推移が続いている。

・トウモロコシ価格は下落。USDA発表のレポートで87.3百万エーカーの作付が進んだ(3月比+1.9%)ことが売り材料視された。しかしながら先週1回トライしている7?の心理的なサポートを下抜けできなかったことから引けに掛けては大幅に下げ幅を削る動きとなった。ファンダメンタルズは引き続き強いが、足下10日移動平均線を下回り頭重い推移となっている。

・小麦価格は小幅反発。前日の下げが大きかったことやドル安の進行もあってテクニカルに買い喪度h氏が入ったものと見られる。特段新規の目だった材料があったわけではない。

非鉄金属関連ニュース)
・金は大幅に上昇。ドル安の進行や原油の高止まり、ECBの金売却の終了(30Mt)を受けて大幅な上昇となった。
 著しい金価格の上昇が宝飾品需要を落ち込ませている。WGCの発表によればQ108の宝飾需要は前年比▲21.5%の454.4Mtに、世界最大の金消費国であるインドの需要は前年比▲50%の102.1Mtに落ち込んでいる。このことは価格上昇が需要を減少させることの証左であり、著しい価格上昇に伴う需要減少の可能性は視野に入れておくべきである。足元年内のFRBによる金利引き上げが予想される中、ドルのトレンドが反転する可能性が高く、金は相対的に割安に推移することとなろう。しかしながら、米国の実質金利はマイナスの状態に突入していること、構造的なバランスがドルにとってはマイナスに働き易いことからこのドル高→金安のシナリオは長期間続かないと考えている。尚、今のところ一次回帰分析の結果では現在のドル価格は比較すると引き続き割安なレベルにあるため、テクニカルな買いは入り易い(金価格=1,255.2×ドル・ユーロ-1,023.8)。
 銀価格は著しく上昇。金価格の上昇やドル安の進行、17.5?の節目を上抜けしたことから買いが先行し、ほぼ終始一貫して上げ基調を維持して引けている。

・プラチナ価格は上昇。金・銀と同様、原油価格の高止まりとドル安の進行で買いが入った。目だった新規材料は出ていない。
 中期的な見通しについてプラチナは、為替・ファンダメンタルズの両要因で堅調な推移になると考えている。2008年の需給は711キロオンスの、2009年に関しても458キロオンスの供給不足になると考えられ、年内については米金利低下を背景としてドル安傾向が持続すると見られるためである。価格上昇に対するリスクシナリオは、プラチナ価格が上昇し、代替品としてパラジウムが代用品として利用されるリスクであろう。今のところディーゼル車向けに用いられているパラジウムは全体の10%程度であり、これは将来的には25%程度まで上昇すると考えている。また地上在庫の多さがこうした不足分を補うと見られることから、結局のところ生産不足分は相殺されニュートラルになる可能性があることも相場の下押し材料となりえよう。しかしながらやはり南アの生産状態が電力価格の上昇やその他のコストの上昇等で不安定であることから当面はアップサイドのセンシティビティが高い状態が続くと考えている。
 パラジウム価格も上昇。ドル安を受けた買い戻しが優勢となった。取引序盤は前日の安値である460?ラインをトライしたがこの水準が堅いと分かるや買い戻しが優勢となり、前日割り込んだ10日移動平均線を回復して引けている。ロシアの戦略備蓄枯渇の報道を受けて上昇しているが、上値は当面480?であろう。
 今後パラジウムの価格は上昇すると考えている。プラチナ価格の高騰に伴う代用品需要の高まりが期待されるためだ。プラチナのところでもコメントしているように、プラチナ触媒がパラジウム触媒に置き換わることによる需要増加や、宝飾品にパラジウムが用いられる可能性がある。しかしながら非常に多い地上在庫(弊社見積もりではチューリッヒに8百万オンス、ロシアに10百万オンスの地上在庫があると見ている)が、価格の上限を押さえることとなろう。

Rio Tintoアジア鉄鋼メーカー向け鉄鉱石価格を前年比最大で97%値上げすることで決着したと発表。

(エネルギー関連ニュース)
・米在庫統計市場予想 原油▲0.7MB、ガソリン+0.5MB、ディスティレート+1.5MB、稼働率+0.6%
・IEA 石油需要は2009年〜2013年にかけて1.6%/年で増加し94.14MBDになる見込み。2009年は87.74MBD(▲2.6%)に下方修正。
Non-OPEC生産は2009年〜2013年にかけて0.5%/年で増加し51.1MBDに増加する見込みであるがメキシコ湾の新規案件や深海油田案件の稼動遅れの可能性も指摘。結果、OPECスペアキャパシティは2008年が2.5MBD、2010年には4.0MBDとなるが、2013年には1.0MBDに減少する見込み。
サウジアラビア ヌアイミ石油相「サウジアラビア原油を割安で売るつもりはない」
・米国防総省高官「イスラエルが年内にイランの核施設を攻撃する可能性が高まっている(ABCニュースの番組より)」。米国防総省報道官はこの報道を否定。
OPECヘリル議長「産油国は将来の需要見通しについてどういった需要があるか、確信を持つ必要がある」

(商品市況概況)
「やはり」
 昨日のコモディティ市場は高値でもみ合い。原油価格の上昇が各商品に波及しているようである。このタイミングでイスラエルのイラン攻撃の報道が流れるkとはエネルギー供給危機をもたらす可能性があるため素直に買い材料となっている(今のところ戦争は現実的ではない、との見方が大勢だとは思うが)。こうした原油価格の高騰は各商品の生産を抑制する効果を持つことから価格の押し上げ材料となりえる。
 また昨日日銀短観が発表されたが、市場予想よりは良かったものの総じて悪い内容であった。昨年の今頃、小職は素材価格の高騰に伴う中堅・中小企業の業績悪化懸念をこのコラムでコメントしたが、残念ながらそのようになってきてしまっているようである。価格ヘッジの実行は価格が上昇してしまってからではやはり遅いのだ、ということを認識させられる統計であった。

(非鉄金属)
 昨日の銅価格は上昇した。原油の高止まりやドル安の進行、ペルー鉱山労働者のスト開始といった報道を受けて上昇した。以前にも増してストライキの発生頻度が高くなってきているようだ。結果、8,500?の節目を上抜けして上昇した。流動性の比較的高い銅やアルミは通貨の影響を受け易いのはこのコラムで指摘しているとおりである。LME在庫は▲250Mt減少、(FSCは2.3日)、(キャンセルワラント率は5.3%)。売買高は6,833枚(※現時点で確認できる前日の3Mの出来高)。イールドカーブはパラレルに上昇。C-3(Cash vs 3M Fwd)は181?バックとバック幅を縮小した。
 昨日の亜鉛価格は下落した。新規材料に乏しい中、10日移動平均線を挟んでのもみ合いとなった。原油上昇やドル安の進行、コストベースの上昇を受けて下値も堅い一方、景気減速に伴う需給緩和観測も根強く、狭いレンジでのもみ合いが続いている。LME在庫は▲425Mt減少、FSCは4.6日(キャンセルワラント率は2.9%)。売買高は3,412枚。イールドカーブの形状は略変わらず。燃料価格やコスト上昇の影響で期先の上げ余地が大きくなっている。C-3は319?バックとバック幅を拡大した。
 昨日の鉛価格は下落した。取引序盤から欧州時間に掛けてはLME在庫の大幅減少もあって上昇したが、10日移動平均線レジスタンスを上回ることができなかったことから引けに掛けて水準を切り下げる動きとなった。夏冬の端境期でバッテリー交換需要が一旦凪となっていることや景気減速懸念が根強いこともあって、頭重い推移が続いている。LME在庫は▲1,550Mt減少、(FSCは4.2日、キャンセルワラント率は3.9%ここ数週間でキャンセルワラント率は上昇している。)。売買高は1,733枚。イールドカーブは期先を中心に低下しベアフラットニング。C-3は27?コンタンゴと前日と変わらず。
 昨日のアルミ価格は上昇した。LME在庫の減少を受けて上昇したが、3,150?近辺では売り圧力も強く、一旦10日移動平均線のサポートを試す動きと成った。しかしながら10日移動平均線を割り込まなかったことやドル安の進行、原油価格の上昇もあって再び騰勢を強め、高値でもみ合い推移して引けた。LME在庫は+650Mt増加、(FSCは9.5日)。(キャンセルワラント率は2.9%)。売買高は13,475枚。イールドカーブは期先の上昇幅が大きい。C-3は49?コンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。
 昨日のニッケル価格は下落した。取引序盤は10日移動平均線レジスタンスを試す動きとなったが、LME在庫の増加を受けて下落に転じ、結局22,000?ラインを下回って引けることとなった。LME在庫は+156Mt増加、(FSCは10.9日)、キャンセルワラント率は1.7%。売買高は871枚。イールドカーブは全ゾーンパラレルに低下している。C-3は155?コンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。
 昨日の錫価格は上昇した。とは言っても新規材料がない中、高値でもみ合い推移した結果、前日比プラス、という感じである。インドネシアや中国からの輸出減少(中国は足許輸入国)が需給を逼迫させているため高止まりが続いている。LME在庫は+150Mt増加、(FSCは0.0日)、キャンセルワラント率は12.65%。売買高は192枚。イールドカーブは全ゾーンパラレルに上昇している。C-3は21?コンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。

(エネルギー)
 昨日の原油価格は上昇。ドル安の進行と中東情勢の緊迫が相場の押し上げ材料となる一方、著しい価格上昇が景気を減速させるとの見方も根強く引けに掛けては上げ幅を削る動きとなった。イスラエルのイラン核施設攻撃の可能性に関して米国務省高官がコメントしたとのニュースや、米海軍がホルムズ海峡は封鎖させない、といったコメントをこの数日出していることが当該情報の信憑性を高める結果となっている。17MBDの原油の通過口となるホルムズ海峡の閉鎖オプションは、価格の著しい押し上げ要因となりえる。恐らくホルムズ海峡が封鎖されれば価格上昇幅は足許の水準から100?は下らないだろう。そうなると、攻撃の可能性が高まる、仮に10%の可能性があるとすれば、期待値的には10?程度上昇してもおかしくない。実際の攻撃があるか否かは不明であるが、少なくともそうしたリスクを市場に意識させる材料である。WTIイールドカーブは全ゾーンパラレルに上昇、Brentも上昇しているが特に中東に近いこともあって地政学的リスクのプレミアムも考慮され、WTIよりも高い水準での取引となっている。直近限月の騰落率はWTIが+0.7%、Brentが+0.6%。
 石油製品も上昇。RBOBは前日引けベルで寄り付き、高値でもみ合い推移した結果前日比プラスであった。イールドカーブは全ゾーンパラレルに上昇。直近限月の騰落率は+0.4%。ヒーティングオイルも上昇。イールドカーブは全ゾーン略パラレルに上昇。直近限月の騰落率は+0.8%。ICEガスオイルも同様の相場展開で上昇。イールドカーブは全ゾーン略パラレルに上昇している。直近限月の騰落率は+0.6%。"

(ひとりごと)
最近つけ麺にはまっている。

大崎?だったかな。
大勝軒で修行した人がオープンしたお店があるのだが、最近ネットでお取り寄せができるようになった。
何でも店で食べる場合には1時間か2時間待ちだとか。

で。

ネットで買うんですけど
限定販売なので、1時間ぐらいで売切れてしまうんですよね...
殆どコンサートのチケット購入状態。
マウスを死ぬほどクリックして、今回はやっと買うことができましたヨ。

他のお店で、ネット販売しているお店、知りませんか?
買えるものなら買ってみたい、し。