ディズニーランド

(商品市況概況)
「まちまち」
 昨日のコモディティ価格はまちまち。超割高になっていた貴金属は益出し売りで下落、個人消費関連統計の悪化が確認されたエネルギーも水準を切り下げた。しかしながら非鉄金属は比較的堅調な推移となった。そもそもコストベースを上回って高い水準で取引されている銅には若干の下押し圧力がかかっているのだが、アルミ等の生産コストを大きく下回って取引されている非鉄金属には割安感もあり、在庫の調整圧力も昨年末ごろに比べれば落ち着いてきていると見られることから、買いが入った。景気が回復する中での上昇ではないが、「コストベースを下回って割安感のある商品が、修正される形で買い戻される動き」になる可能性が出てきてるため、要注意である。

 日経のコメントにもあったが、現在は下落基調で下値を探る動きになっているものの、今や原油は147ドルまで、アルミは3,300ドルまで、銅は8,800ドルまでチャートが引ける様になってしまった。下落局面こそ、来るべき価格上昇に備えるべきであろう。

(経済関連ニュース)
・中国 温家宝首相「中国景気は昨年12月に回復の兆しを見せた。但し世界的な金融危機は未だ終息していない可能性が高く、各国は協力する必要」
・12月米個人消費 前月比▲1.0%(前月改定▲0.8%)、市場予想▲0.9%。
・12月米PCE価格指数 前年比+0.6%、コア指数前年比+1.7%。
・1月米ISM製造業景況指数 35.6(前月32.9)、市場予想32.5。
・12月米建築支出 前月比▲1.4%(前月改定▲1.2%(速報比▲0.6%))、市場予想▲1.2%。
・米モルガンスタンレー、1,800名(全従業員の4%)の人員削減を計画。

・ユーロは対ドルで反発。夜間に発表された米経済統計の悪化を受けてドルが物色される動きとなった。円は対ドルで上昇。米経済統計の悪化を背景に株式市場等が軟調に推移したことから手仕舞いの買い戻しが入ったようだ。
日本株は続落。大手家電メーカーの業績が米経済の悪化の影響を被って不冴えであったことが売り材料となった。また、オバマ政権が打ち立てるバッドバンク構想の成立が難航していることも金融株の売りを誘った。米国株は続落。個人消費支出等の悪化を受けてダウは下落した。ハイテク株の比率が高いNSDAQは小幅上昇。

非鉄金属関連ニュース)
・NY金は大幅に下落。ドルが対ユーロで軟調に推移したものの、1月中旬のオバマ大統領就任前後から急騰していたこともあってさすがに高値警戒感が強まり、売られたものと見ている。ドル・ユーロの関係から見れば現状の水準はドルが大幅に下落しない限り正当化できる水準ではないことは事実である。これはETFを通じて金市場に大量の資金が流入していることが背景にあると考えている。銀は下落。金に連れる形でこちらも1月中旬から急騰していたため、高値警戒感から売られた。

・NYプラチナ価格は下落。金の急落や株・ISM製造業指数の悪化等を受けて。但し10日移動平均線ではサポートされる展開となっており、じりじりと水準を切り上げている。パラジウムは小幅上昇。

(エネルギー関連ニュース)
・米在庫統計市場予想 原油+2.8MB、ガソリン+1.0MB、ディスティレート▲1.4MB、稼働率▲0.5%
・IEA田中事務局長「今月の月次レポートで、景気後退を背景に需要見通しを下方修正する可能性がある」

(非鉄金属)
 昨日の銅価格は上昇した。LME在庫の久しぶりの減少とドル安の進行、中国勢が正月明けで市場に戻りつつあることもあって銅は上昇していたが、50日移動平均線を上抜けできなかったことから下落、その後、もう一度このラインをトライするが上抜けできず、結局前日比マイナスで引けることとなった。ファンダメンタルズについては先々コンセントレートが継続的に不足する可能性が高い環境に変りはないものの、足許の急速な在庫調整圧力を受けてLME在庫が激増、短期的な需給がルーズになってきていることや中国政府や米国の経済対策が実体経済に影響を及ぼし始めるのは春先以降になると見られることから、しばらくは冴えない展開が続くこととなろう。LME在庫は▲325Mt減少、(FSCは9.8日)、(キャンセルワラント率は1.5%)。売買高は7,431枚(※現時点で確認できる前日の3Mの出来高)。イールドカーブは期近の上げ幅が大きく、ベアフラットニングしている。C-3(Cash vs 3M Fwd)は33ドルコンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。
 昨日の亜鉛価格は上昇した。以前から指摘しているように、亜鉛価格は現状完全なコスト割れ水準となっており、先週・先々週で1,100ドルラインが堅いことが確認されたことから値ごろ感で買われたようだ。どんどん上昇するか、と問われればそういった感じもないのだが、徐々に下げ余地がなくなってきているとの印象である。LME在庫は+2,650Mt増加、FSCは11.0日(キャンセルワラント率は2.1%)。売買高は3,359枚。イールドカーブは期近の上げ幅が大きく、ブルフラットニングしている。C-3は21ドルコンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。
 昨日の鉛価格は下落した。米経済統計の悪化や株の下落といったマイナス材料を受けて、他の非鉄金属よりも堅調に推移し割高感の有る鉛はジリ安の展開となった。しかし、電気自動車、電気オートバイ、電気自転車向けのバッテリー需要はシーズン中でもあって旺盛であり、他の非鉄に比べて実際ファンダメンタルズは相対的に強く堅調な推移となっている。LME在庫は+950Mt増加、(FSCは2.3日、キャンセルワラント率は2.0%。)。売買高は1,073枚。イールドカーブは略パラレルに低下している。C-3は6ドルコンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。
 昨日のアルミ価格は上昇した。LME在庫の増加はあるも、先週末に上海在庫が減少していること(LME在庫は増加しているが、上海は減少傾向)や、中国正月明けで中国勢が徐々に市場に戻っていること、コストベースを大きく下回って取引されているアルミには割安感があり、買いが入ることとなった。その過程で長らく重しとなっていた10日移動平均線を上回ったため、上げが加速した。今後は実態経済の悪化を受けて低い水準での推移が続くと考えられるが、コストベースで見た場合、限界レベル(1,750ドル程度)を大きく下回って価格が下落していることから割安感もあり、企業の在庫整理も進捗していると予想されることからそろそろ底入れするのではなかろうか。LME在庫は+7,175Mt増加、(FSCは26.2日)。(キャンセルワラント率は0.7%)。売買高は6,919枚。イールドカーブは期先の上げ幅が大きく、ブルスティープニングしている。C-3は34ドルコンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。
 昨日のニッケル価格は上昇した。ドル安の進行や、そもそもの割安感から買われ、ジリ高の展開となった。ニッケルは他の非鉄金属に比べると生産者サイドの調整が進捗しており、11,000ドルのサポートラインを維持して堅調な推移となっている。LME在庫は+384Mt増加、(FSCは23.1日)、キャンセルワラント率は0.5%。売買高は492枚。イールドカーブは略パラレルに上昇。C-3は61ドルコンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。
 昨日の錫価格は小幅下落した。ドル安、LME在庫の減少といったプラス材料はあるものの、30日移動平均線のチャートポイントを下抜けしていることから一旦下値を探る動きの方が優勢で、小幅安となった。インドネシアや中国の生産輸出が増加しているものの需給がルーズになっている感じもない。イールドカーブバックワーデーションの状態が続いていることが、需給が逼迫していることを示しているが、アジア周りの在庫が増加を続けており以前程の力強さは感じられない。LME在庫は▲130Mt減少、(FSCは8.8日)、キャンセルワラント率は6.95%。売買高は89枚。イールドカーブは期近の下げ幅が大きく、ベアフラットニングしている。C-3は33ドルバックとバック幅を縮小した。

(エネルギー)
 昨日のNY原油は下落した。一目均衡表等主要なチャートポイントが重なる43ドル線を先週上抜けることができなかったことからNY時間にかけて下落した。しかしながら同時に40ドルの下値も堅く、大きくこの水準を割り込むことがなかったことからNY時間にかけて買い戻しが入る動きとなり再び43ドルラインを試すが、やはり上値重く上抜けできなかったことや、株の下落もあって引けにかけてセンチメントが悪化、40ドル近辺まで水準を切り下げて引けた。ややテクニカルな動きが目立った日であった。イールドカーブは期近を中心に下落し、ベアスティープニング。直近限月の騰落率は▲4.2%。Brentも下落。取引序盤から水準をじりじりと切り下げ、先週複数回試した44ドル近辺の下値をトライする動きであった。イールドカーブは期近の下げが大きくベアスティープニング。直近限月の騰落率は▲4.9%。Brent/WTIのネガティブスプレッドは継続している。
 石油製品も下落。RBOBは夜間の米統計の得に個人消費関連統計の悪化を受けて急落し、50日移動平均線のサポートラインを試した後、10日移動平均線近辺まで水準を切り上げて引けた。選集週半ばに発表された米統計ではガソリン在庫はFSCベースで非常に高い水準にまで増加しており、そう簡単に水準が切り上がる、という展開にはなり難いこともあって、一旦売られたようである。イールドカーブは概ね低下。直近限月の騰落率は▲11.6%。ヒーティングオイルも下落。原油の水準低下に押された。そもそも30日移動平均線を上値に頭重い推移が続いていた。イールドカーブは期近の下げ幅が大きい。直近限月の騰落率は▲9.0%。ICEガスオイルも下落。イールドカーブは期近が低下しベアスティープニング。直近限月の騰落率は▲5.0%。

(ひとりごと)
今日は節分ですね。
邪気を祓い、福を呼び込む重要な1日です。
旧暦では節分は大晦日にあたり、2月4日からが新年だったそうで
年初からなんとなく調子が悪い人は、心機一転、明日からが新年だと思って頑張ってみましょう。
きっといいことがあると思います。

さて。

週末にディズニーランドに行った
学生の頃は好きで殆ど毎月遊びに行っていたのだが(超大昔の話)、大人になってから殆ど行っていない
だが、昨年の友人の結婚式の二次会でペアチケットが当たったので、子供を連れて行ってみることにした
子供にとっては初ディズニーランドである

で。

嬉しいことに子供は大興奮。
ダンボに乗り、キャッスル・カルーセルに乗り、スタージェットに乗り
殆ど食べることも忘れて喜んでいた。
無理にでも連れてきて良かった、と思う。

それで。

せっかくディズニーランドに来たんだから、シンデレラ城をバックにして写真を撮るか、ディズニーのキャラクターと一緒に写真を撮るか
どちらかをしようと思い、ワールドバザール近辺まで来てみると
シンデレラ城をバックに写真を撮ろうと、ものすごい行列。
写真撮るだけでこんなに並ばなければならないのか!と断念

今度はディズニーキャラクターとともに写真を撮ることにしたのだが
彼らにも黒山の人だかり
小人に近づけば、女子大生と思しき女の子に押しのけられ
プーさんに近づけば恐らく関西から来たと思われるオバちゃんにプーさんをさらわれ
とても写真を取れる状態ではなかった。
可愛いキャラは皆、Sold out 状態。

と、ふと周りを見ると、超みすぼらしいネズミの親玉みたいなキャラクターが、誰からも相手にされずうろうろしているのが目に入った
それを見たカミさん

「ちょっとあれと一緒に写真を撮るのはやだな...」

同感。
と、思ったら向こうのほうに結構可愛い感じのキツネのキャラクターが。
よし、これにしよう。
向こうも誰も構っていなかったから、こちらとも相思相愛である。
と、カメラを準備して写真を撮ろうとファインダーを覗くと...


何故かあの超みすぼらしいネズミが一緒に居るじゃないの。


ヒマだからって、入ってくるなっての。
全く撮らないわけにも行かず
立ち去れともいえず
仕方なく2枚ほど撮ってしまいました...

生まれてはじめての、キャラクターとの写真。
申し訳ない、我が子よ。