飯の友選手権

(商品市況概況)
「下落」
 週末のコモディティ価格は下落した。急速な株価上昇への警戒感と、FOMCでの量的緩和実施以降急速に進んだドル安への警戒感から、株安・ドル高となったことから、センチメントの悪化ならびにドル建資産価値の上昇を背景に概ねコモディティ価格は下落している。
 今週は政治イベントリスクを材料に、神経質な相場展開になると考えられる。目先はG20、週末の米雇用統計が注目されることになろうか。

(経済関連ニュース)
・Q408仏GDP確定 前期比▲1.1%(前期 ▲0.1%)。
・3月独CPI速報 前期比+0.4%(前月改定+1.0%)、市場予想+0.7%。
・3月米ミシガン大学消費者マインド指数確定 57.3(速報比+0.7)、市場予想56.8。
・2月日本鉱工業生産 前月比▲9.4%(前月改定▲10.2%)
ガイトナー米財務長官「一部の銀行は大規模な政府支援が必要になる」

・ドルは対ユーロで上昇。欧州圏の経済統計の悪化を受けて、同地区の景気悪化懸念が嫌気された。一方で回復はしていないものの経済対策が矢継ぎ早に打たれているドルは好感されて買われることとなった。ドルは対円では下落。
日本株は小幅下落。金融や輸出を中心に上昇していたが、上昇ピッチの早さに対する警戒感から売られた。3月末を控えて積極的な売買は手控えられていると見られる。米株は下落。BOAが3月は業績が悪化した、とコメントしたことが嫌気された。

穀物市場サマリー)
・大豆価格は下落した。大豆の週間輸出統計が大幅なマイナスとなり、域内需給の緩和観測が強まったことに加え、ドル高の進行が輸出をさらに鈍らせるとの見方から、水準を大きく切り下げる展開となった。イールドカーブは期近の下げ幅が大きい。
・トウモロコシ価格は小幅下落。週間輸出検証高の大幅な減少を受けて地合いが悪化、ドル高の進行もあって米国内需給の緩和観測が台頭したことが嫌気された。イールドカーブは期近の下げ幅が大きく、ベアスティープニングしている。
・小麦価格は下落。特段新規材料は出ていないものの、ドル高の進行を受けて下値を探る動きとなっている。500セントの心理的節目、年初来安値の488セントが次のサポートとして意識されそうだ。イールドカーブは略パラレルに低下している。

非鉄金属関連ニュース)
・NY金は下落した。ユーロが対ドルで弱含んだことからドルが上昇し、安全資産としての魅力が低下した。但し、株価の若干の調整もあり下げ幅は限定され、50日移動平均線でサポートされて引けている。金融市場のセンチメントが好転しているものの、景気回復や金融システム不安が完全に払拭されたわけではないことから、引き続き金は物色されることになろう。銀価格は大幅に下落。ドル高の進行と株安の進行がダブルパンチとなり、週末を控えた手仕舞い売りに押された。

・NYプラチナ価格は下落した。欧州圏の経済統計の悪化に伴うユーロ安・ドル高の進行と、BOAの決算悪化に伴う株価の下落がマイナス材料となった。しかしながら引き続き1,100ドルのサポートラインは維持しており、堅調な推移となっている。パラジウムは小幅安。

(エネルギー関連ニュース)
クウェート サバハ石油相「1バレル50ドルの現在の価格に満足している」
カタール アティーヤエネルギー相「国際経済の成長は尚弱いと考えているが、これは5月に減産を決定することを意味している訳ではない」

(非鉄金属)
 昨日の銅価格は下落した。LME在庫の減少、上海在庫の大幅な減少はあったものの、急速に上昇する株価が一旦調整したことや、同様に急速に進んだドル安が一服したことから週末を控えて一旦手仕舞い売りが入ったようだ。ファンダメンタルズについては先々コンセントレートが継続的に不足する可能性が高い環境に変りはなく、各国政府の追加経済対策への期待や中国政府による市中在庫買い上げへの期待が高まっていることや相次ぐ景気対策の発表に伴い、市場参加者のセンチメントも好転しておりしばらくは堅調な推移が続こう。但し、景気が回復しているわけではないこともあって、一本調子の上昇にはならないと考える。LME在庫は▲3,150Mt減少、(FSCは10.0日)、(キャンセルワラント率は3.8%)。売買高は7,884枚(※現時点で確認できる前日の3Mの出来高)。イールドカーブは期近の下げ幅が大きく、ベアスティープニングしている。C-3(Cash vs 3M Fwd)は40ドルコンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。
 昨日の亜鉛価格は上昇した。ドル高の進行や株安の進行を受けて下値を探る動きとなったが、そもそも50パーセンタイルコスト近辺まで価格が低下していたことから割安感も強く、引けにかけては買い戻しで上昇し、結局前日比プラスで引けた。コスト割れの状態が続く中生産調整が進捗し、加えて中国政府による市中余剰在庫の買い上げの動きを受けて需給は改善しつつある。チャート的には各種移動平均線を上抜け、上値としては1月12日の高値1,322ドルを上抜けしたため、一旦下値を固める動きになると考えるが、10日移動平均線でサポートされれば徐々に水準を切り上げる動きとなろうか。LME在庫は▲625Mt減少、FSCは11.0日(キャンセルワラント率は3.6%)。売買高は3,705枚。イールドカーブは期近の上げ幅が大きく、ブルフラットニングしている。C-3は31ドルコンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。
 昨日の鉛価格は下落した。LME在庫の変化はなかったが、株安とドル高が同時に進行したことから地合いを悪化させ、水準を切り下げる動きとなった。10日移動平均線のサポートラインを下回ったところから下げが加速しており、冬場の終了に伴うバッテリー向け需要が一旦落ち着くタイミングであることもあり、一旦下値を試す動きとなり易い。一時的に50日移動平均線近辺(1,200ドル)まで調整する可能性があると見る。LME在庫は前日比変わらず。(FSCは2.6日、キャンセルワラント率は5.1%。)。売買高は1,101枚。イールドカーブは期近の下げ幅が大きく、ベアスティープニングしている。C-3は17ドルコンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。
 昨日のアルミ価格は下落した。上海在庫は減少、LME在庫は増加したが週末に関しては在庫要因は比較的ニュートラルな影響であったと考えられ、むしろドル高の進行と株安、原油安が売り材料となったようだ。但し1,400ドルの節目は下回っていない。今後はコストベースで見た場合、限界レベル(弊社の2009年見通しは1,358ドル〜1,454ドル)を大きく下回って価格が下落している状態が長く続くとは考えにくいこと、今回のFOMCや米政府による不良債権買取構想が実現する可能性が高まってきたことで相場の雰囲気が好転しており、実際発表される経済統計も「最悪期を脱した可能性」を示唆する内容のものが多く、景気は回復していないものの上値余地を探る動きになると考えている。LME在庫は+14,925Mt増加、(FSCは32.3日)。(キャンセルワラント率は2.2%)。売買高は8,104枚。イールドカーブは略パラレルに低下している。C-3は39ドルコンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。
 昨日のニッケル価格は下落した。LME在庫の大幅な増加とドル高・株安の進行が材料視された。但しニッケルの限界生産コストを7,289〜9,729ドルと予想しており、この水準に近づくレベルでは買いも入りやすく、下値も限定されている。LME在庫は+930Mt増加、(FSCは29.1日)、キャンセルワラント率は1.2%。売買高は514枚。イールドカーブは期近の下げ幅が大きく、ベアスティープニングしている。C-3は92ドルコンタンゴと前日と変わらず。
 昨日の錫価格は上昇した。LME在庫は増加、株安は進行、ドル高も進行といったマイナス材料のオンパレードであったが、インドネシアの生産減少に伴う供給懸念は引き続き強く、10,000ドルを節目に比較的しっかりとした推移となった。LME在庫は+85Mt増加、(FSCは10.5日)、キャンセルワラント率は8.91%。売買高は80枚。イールドカーブは期先の上げ幅大きく、ブルフラットニングしている。C-3は160ドルバックとバック幅を縮小した。

(エネルギー)
 週末のNY原油は下落した。株価の上昇がセンチメントの好転を映じてエネルギー価格を押し上げていたが、米大手銀の一角であるBOAが業績悪化を発表、加えて欧州圏の経済悪化見通しが強まり、ドルが変れたことも売り材料となり、10日移動平均線まで水準を切り下げる動きとなった。イールドカーブは期近の下げ幅が大きく、ベアスティープニングしている。直近限月の騰落率は▲3.9%。Brentも下落。株の下落・ドル高の進行が嫌気された。イールドカーブは期近を中心に低下し、ベアスティープニングしている。直近限月の騰落率は▲2.9%。WTI/Brentはポジティブスプレッドは小幅縮小。
 石油製品も下落。RBOBも材料は同じく、株安の進行とドル高の進行を映じた原油の下落。しかしながら引き続きFSCベースの在庫水準の低さの影響から、10日移動平均線でサポートされて引けている。イールドカーブは期近の下げ幅が大きく、ベアスティープニングしている。直近限月の騰落率は▲3.0%。ヒーティングオイルも下落。材料は同じであるが、100日移動平均線を割り込み、一目均衡表の雲の上限でサポートされた。先週半ばに発表された統計で在庫の積みあがり(FSC水準高い)が確認されたことが嫌気された。イールドカーブは期近の下げ幅が大きく、ベアスティープニングしている。直近限月の騰落率は▲3.5%。ICEガスオイルは低下。イールドカーブは期先の下げ幅が大きくベアフラットニングしている。直近限月の騰落率は▲1.8%。

(ひとりごと)
最近巷では「ご飯に載せるものの本」
が売れているらしい
どうも、景気が悪いことに伴う外食の頻度の減少と
なるべく手軽な価格で夕飯を食べたい、との思惑が一致し
売れているらしい

ご飯に載せて食べるもの

といえば、個人的には明太子が大好きだ。
それ以外ではねぎ味噌。
結構これだけでもご飯は何杯でも食べられる。
個人的には甘さを抑えた朴葉味噌も大好きだ


そういえば前の前の会社にいたときに
「好きなご飯の友選手権」
というのをやったことがあるのを思い出した。

結構、皆いろいろな意見があるんですよね。
納豆、ってのは結構多くあった意見なのですが
からしは入れたくないとか、あの小さいタレでまぜなかったもの、とか。


ということで


あの頃に比べて読者の数も増えたので、ちょっとしばらく募集してみましょうか
ご飯のお供。
私にメールで返信いただいても良いのですが
ブログに書き込んでいただければリアルタイムに分かるので
そっちも使ってみてください。
返信があるたび、ブログにはアップするようにします。

どんなのが出てくるかな...
それはないだろう、ってので「カレー」って言うのがありました。