オムライス

(商品市況概況)
GM問題また噴出」
 昨日のコモディティ価格は軒並み下落した。一旦終息したと見られたGMクライスラー問題が噴出、政府高官が「破産法適用もありえる」とコメントしたことが市場のセンチメントを悪化させた。そもそも3月のFOMC以降、株も堅調に推移し、大幅に水準を切り上げていたことから、ある意味良い手仕舞いの材料とされたようだ。では実際にGMクライスラーに破産法を適用するのか、といえば既に税金が投入されている事実を鑑みると、その段階で国民の損失になるわけで、加えて本当に潰してしまうと前回のリーマン破綻時と同様の市場混乱が見られることは必須であり、難しい、と私は思う。但しいずれにしてもある程度の前向きの結論が出ない限りは、「更に積極的に」商品を物色する動きは手控えられることとなろう。

(経済関連ニュース)
GMワゴナー会長が辞任。
オバマ大統領「GMクライスラーに対する最終判断を1-2ヶ月先送りする。両社の再建計画では不十分。」
・米政府当局者「GMクライスラー、リストラや提携が進まなければ破産法適用も。」
・3月のユーロ圏小売業景気指数 44.1(前月改定42.4(速報比+0.1))。
・ECBトリシェ総裁「2009年のユーロ圏の景気は年間を通じて縮小するだろう。為替政策に関してはG7のスタンスを堅持」
・2月日本有効求人倍率は0.59倍(前月0.67倍)。2月失業率4.4%(前月4.1%)。

・ドルは対ユーロで上昇。GMクライスラー問題を背景に、再びドル需給が逼迫すると見られたことや、ECBでの利下げや社債買取の観測等が材料となった。ドルは対円では下落。GM問題を受けて再び海外資産を手仕舞う動きが見られた。
日本株は大幅続落。GM問題の再燃や、BOAの業績悪化報道等が地合いを悪化させ金融・輸出関連株が売られた。米株は大幅に下落。JPモルガンBOAが3月の業績が悪化したことや、ガイトナー財務長官の「一部の銀行は大規模な支援が必要」とコメントしたこと、GMクライスラー問題の再燃を受けて大幅に調整することとなった。

非鉄金属関連ニュース)
・NY金は下落した。ユーロが対ドルで弱含んだことからドルが上昇したことから。GM問題の再燃を受けて、益出しの売りも入ったものと見られる。この結果、長らく維持してきた50日移動平均線のサポートを割り込むこととなった。但し、今回のGM問題の噴出など、景気の先行きが万全とはいえないことから、引き続き、金は物色されることになろう。銀価格は大幅に続落。ドル高の進行と株安の進行を受けて200日移動平均線まで水準を切り下げることとなった。

・NYプラチナ価格は下落した。ドル高の進行、株安の進行、一旦落ち着いたと思われたGM問題が噴出したことから、プラチナ需要が減少するとの見方が強まった。しかしながら引き続き1,100ドルのサポートラインは維持しており、引き続き底堅い推移となっている。パラジウムも下落。

(エネルギー関連ニュース)
クウェート サバハ石油相「1バレル50ドルの現在の価格に満足している」
OPEC バスコンセロス議長「加盟国は減産を遵守している。最近の原油相場の上昇は好ましい兆候だ」

(非鉄金属)
 昨日の銅価格は下落した。ECBの利下げ観測や、GM問題を受けたドル需給の逼迫観測を受けてドルが上昇、株価も下落したことから銅価格も下値余地を探る展開となり、再び10日移動平均線を下回ることとなった。ファンダメンタルズについては先々コンセントレートが継続的に不足する可能性が高い環境に変りはなく、各国政府の追加経済対策への期待や中国政府による市中在庫買い上げへの期待が高まっていることや相次ぐ景気対策の発表に伴い、市場参加者のセンチメントも好転しておりしばらくは堅調な推移が続こう。但し、景気が回復しているわけではないこともあって、一本調子の上昇にはならないと考える。LME在庫は+650Mt増加、(FSCは10.0日)、(キャンセルワラント率は5.1%)。売買高は7,403枚(※現時点で確認できる前日の3Mの出来高)。イールドカーブは期近の下げ幅が大きく、ベアスティープニングしている。C-3(Cash vs 3M Fwd)は41ドルコンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。
 昨日の亜鉛価格は下落した。ドル高の進行、GM報道を受けた株安の進行を受けて下値を探る動きとなったが、1,300ドルの節目でとりあえずサポートされて引けた。そもそも50パーセンタイルコスト近辺まで価格が低下していたことから割安感も強く、底堅い推移であった。コスト割れの状態が続く中生産調整が進捗し、加えて中国政府による市中余剰在庫の買い上げの動きを受けて需給は改善しつつある。チャート的には各種移動平均線を上抜け、上値としては1月12日の高値1,322ドルを上抜けしたため、一旦下値を固める動きになると考えるが、10日移動平均線でサポートされれば徐々に水準を切り上げる動きとなろうか。LME在庫は▲150Mt減少、FSCは11.0日(キャンセルワラント率は3.7%)。売買高は3,470枚。イールドカーブは期近の下げ幅が大きく、ベアスティープニングしている。C-3は31ドルコンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。
 昨日の鉛価格は下落した。ドル高の進行と、GM報道を受けた株安に反応する形となった。豪州生産者が生産・輸出再開していることや、冬場の終了に伴い需要が減少七手居ることも地合いを悪くしている。一時的に50日移動平均線近辺(1,200ドル)まで調整する可能性があると見る。LME在庫は+1,000Mt増加、(FSCは2.6日、キャンセルワラント率は4.7%。)。売買高は906枚。イールドカーブは期近の下げ幅が大きいが、その他のゾーンは略パラレルに低下している。C-3は16ドルコンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。
 昨日のアルミ価格は下落した。LME在庫が増加しているのはいつものことであるが、ドル高の進行、GM問題の噴出、株安の進行が地合いを悪化させた。結果、30日移動平均線のサポートまで水準を切り下げて引けている。今後はコストベースで見た場合、限界レベル(弊社の2009年見通しは1,358ドル〜1,454ドル)を大きく下回って価格が下落している状態が長く続くとは考えにくいこと、今回のFOMCや米政府による不良債権買取構想が実現する可能性が高まってきたことで相場の雰囲気が好転しており、実際発表される経済統計も「最悪期を脱した可能性」を示唆する内容のものが多く、景気は回復していないものの上値余地を探る動きになると考えている。LME在庫は+6,575Mt増加、(FSCは32.4日)。(キャンセルワラント率は2.3%)。売買高は8,304枚。イールドカーブは期近を中心に下落し、ベアスティープニングしている。C-3は38ドルコンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。
 昨日のニッケル価格は下落した。LME在庫の増加、ドル高、株安の影響で。但しニッケルは既にコストベース近辺まで価格水準を切り下げており、下げ足は鈍かった。尚、2009年のニッケルの限界生産コストを7,289〜9,729ドルと予想しており、この水準に近づくレベルでは買いも入りやすく、下値も限定されている。LME在庫は+1,026Mt増加、(FSCは29.4日)、キャンセルワラント率は1.5%。売買高は695枚。イールドカーブは期近の下げ幅が大きく、ベアスティープニングしている。C-3は97ドルコンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。
 昨日の錫価格は上昇した。LME在庫は小幅増加、株安、ドル高の進行はあったものの、そもそもの需給は逼迫(唯一バックの非鉄金属)していることから、10,000ドルの節目が意識され、小幅高となった。やはりインドネシアの生産減少に伴う供給懸念は引き続き強く、10,000ドルを節目に比較的しっかりとした推移が続いている。LME在庫は+5Mt増加、(FSCは10.5日)、キャンセルワラント率は8.03%。売買高は122枚。イールドカーブは略パラレルに上昇している。C-3は165ドルバックとバック幅を拡大した。

(エネルギー)
 昨日のNY原油は大幅に下落した。落ち着いたと見られたGM問題がまた噴出し、大幅に上昇していた株式相場が調整売りに押され下落、またドル高も進行したことから一旦利食い売りに押されることとなった。50ドルの節目を下回ったところから下げが加速したが、100日移動平均線を割り込むような大幅な下落にはならず、ここ数週間の大幅上昇の調整、といった感じでの下落であった。イールドカーブは期近の下げ幅が大きく、ベアスティープニングしている。直近限月の騰落率は▲8.9%。Brentも下落。イールドカーブは期近を中心に低下し、ベアスティープニングしている。直近限月の騰落率は▲9.1%。WTI/Brentはポジティブスプレッドは小幅縮小。
 石油製品も下落。RBOBも材料は同じく、株安の進行とドル高の進行を映じた原油の下落。10日移動平均線のサポートを割り込んだことから下げが加速し、30日移動平均線近辺まで水準を切り下げた。イールドカーブは期近の下げ幅が大きく、ベアスティープニングしている。直近限月の騰落率は▲8.5%。ヒーティングオイルも下落。イールドカーブは期近の下げ幅が大きく、ベアスティープニングしている。直近限月の騰落率は▲7.2%。ICEガスオイルも低下。イールドカーブは期近の下げ幅が大きくベアスティープニングしている。直近限月の騰落率は▲3.8%。

(ひとりごと)
ブログの方に、ご飯のお供の話が投稿されました。
見てみてください。


さて。


オムライス
ここ10年ぐらいで異常に人気が出てきましたよね。
未だに記憶に新しいんだが、私が高校生ぐらいの頃に読んだ「クッキングパパ」に
「オムライスは最近どこの食堂でも見かけなくなった」
という記載があったが、確かにあの頃はオムライスを扱ってるお店は少なかったやに記憶している。
それこそ「タンポポ」で「たいめいけん」のオムライスが取り上げられたにも拘らず、全く扱っている店が少なかった。

でも、最近はオムライス特集みたいな番組をやったりするぐらい、当たり前の食べ物になった
私はトマトケチャップで味付けしたチキンライスをくるんだ定番のオムライスが大好きなんだが
兄はウスターソースで味付けしたチキンライスをくるんだやや辛目のが好きであった。

正直、タンポポオムライスの登場により、「無理に卵でチキンライスをくるまなくて良くなった」ことから、卵をくるむときに卵の皮が破れてがっくり、という瞬間は少なくなった気がする。
個人的にはオムライスにうっすらと卵が乗っかってくれていればそれで良いのだ。
卵とチキンライスを同時に食べる事に意味があるんだから。
え?
じゃあ、卵をチキンライスの中に入れてピラフみたいにしたら良いんじゃないかって?
いえいえ。
一応形は悪くとも、卵がうっすらとチキンライスに乗っかっている事に意味があるんですよ。
すなわち、?チキンライスのみ、?チキンライス&卵、?チキンライス&卵&エクストラのケチャップ、の3種類の味が楽しめるじゃあないですか。
なので、全部混ぜちゃって良い、というものではないのです。

私の作り方は

細切れにした鳥胸肉かもも肉(正直どっちでも良い)に塩コショウして
フライパンにバターを引き(焦げやすいので注意)
鶏肉を炒める
本来的には火が通り過ぎないように鳥を一旦別の皿に上げるべきなんだろうが面倒くさいのでやらない
そのままご飯を投入
塩コショウ(こしょうはミルで引いたもの)をして暫く炒め
ケチャップを投入

このときケチャップの種類が微妙に重要だったりする
私が使った事があるのは

カゴメ
デルモンテ
ハインツ
COOPケチャップ

の4種類であるが、驚くなかれ、COOPケチャップが一番チキンライスに合うのだ。
以前はカゴメ一辺倒であったが、カミさんが新しいものをトライするのが好きなので学んだ。
カミさんに感謝。

で、ケチャップを投入した後、ご飯全体に広がるようにひたすら混ぜる。
このとき、ピラフやチャーハンじゃないので別にしっとりしていても問題ない。
むしろそのしっとりしているのを楽しむので、ぱらっとなるまで無理をすう必要はない
その別のフライパンで薄焼き卵を焼く。
我が家ではカミさんが牛乳やミルクを足したりして、ふんわり仕上げるようにしている。
コクを出すために粉チーズも足す。
薄焼き卵があがったらそこにチキンライスを投入。
適当にくるんで出来上がりである。

ウスターソースのオムライスは、ケチャップでなくてウスターソースでいためただけであるが、
変わった味がして結構いけるので、1人でご飯食べなくちゃいけないときにお試しあれ。