キュウリ

(商品市況概況)
GM問題が別の形で終息?」
 昨日のコモディティ価格は比較的堅調な推移となった。新規材料に乏しい中、ドル安の進行と株高の進行を受けてしっかりの推移となった。
 本日朝方発表された日銀短観はお世辞にも良い内容とは言えず、ドル円は円安に傾いていたが、後にオバマ大統領が、GMクライスラーを破産法申請ならびに破産・売却の準備を進めていると報じられたことからドル円円高に傾いた。株式市場もこのニュースをこなしむしろ悪材料の出尽くし(終息)感から買いが入っている状態である。昨日のコメントで自動車2社をもし本当に破綻させた場合の負の波及効果を指摘していたが、むしろ、「これ以上悪い内容は出てこないし、リーマン破綻時の同じ轍は踏まないのでは」との期待感からプラスに判断される可能性すら出てきた。引き続き今晩の欧米株式市場の動向と、米政府高官の発言には十分に注意したいところである。
 株が上昇する場合には、景気の深刻な悪化が回避されたと市場が判断したわけで、商品価格は上昇することになろうし、逆の場合には下落することになろう(当たり前、といえば当たり前であるが...)。

(経済関連ニュース)
・3月ユーロ圏消費者物価指数速報 前年比+0.6%(前月改定+1.2%)、市場予想+0.7%。
・3月米消費者物価指数 26(前月改定25.3(速報比+0.3))、市場予想28。
・3月シカゴ購買部協会指数 31.4(前月改定34.2)、市場予想34.3。
IMF リプスキー筆頭副専務理事「G20に参加する各国政府がGDPの2%に相当する景気刺激策を実施すれば、2,000万人分の雇用を守ることが可能」
日銀短観
 大企業製造業業況判断DI ▲58(前回調査時▲24)、市場予想▲55。3ヶ月先見通し▲51(市場予想▲52)。
 大企業非製造業業況判断DI ▲31(前回調査時▲9)、市場予想▲25。3ヶ月先見通し▲30(市場予想▲25)。
 中小企業製造業業況判断DI ▲57(前回調査時▲29)、3ヶ月先見通し▲63(市場予想▲52)。
 中小企業非製造業業況判断DI ▲42(前回調査時▲13)、3ヶ月先見通し▲52(市場予想▲25)。
オバマ大統領「GMにとって破産法申請が最善策と判断。クライスラーの破産・売却を準備」。政府関係者のコメントから。

・ドルは対ユーロで下落。G20等を控えて一旦ユーロに買い戻しが入った。株価が上昇したことも需給緩和観測を背景にドルを弱含ませた。ドルは対円では大幅に上昇している。日本の経済対策の遅れや実態経済の悪化が嫌気された格好。尚、東京時間に発表された日銀短観を受けて円は下落、その後のGMクライスラーの破産法申請についてポジティブな発言がオバマ大統領筋から出た、ということで急速に円が買われた。
日本株は下落。信用不安を背景に金融機関を中心に売られた。米株は上昇。金融機関の業績好転・業績悪化懸念報道を受けて一進一退の展開となっているが、昨晩に関しては買い戻しが優勢となった。

非鉄金属関連ニュース)
・NY金は上昇した。ユーロが対ドルで強含んだことから再び買い戻されたが、50日移動平均線レジスタンスとして意識され、この水準を上回らずに引けた。GMクライスラーに破綻の懸念が出てくるなど、安全資産としてのニーズは引き続き褪せることがないものと見られる。銀価格は行ってこいで小幅続落。株の上昇を受けて金等が一旦手仕舞い売りに押される中、銀も同様に下落したが、その後株価が堅調に推移しドル安も進行したことから引けにかけて買い戻され、50日移動平均線を維持して引けた。
・NYプラチナ価格はj小幅上昇した。特段目立った個別新規材料がない中で、株の上昇やドル安の進行を背景に、10日移動平均線を固める動きとなった。パラジウムも上昇。

(エネルギー関連ニュース)
・米在庫統計市場予想 原油+3.0MB、ガソリン▲1.5MB、ディスティレート▲1.2MB、稼働率+0.3%

(非鉄金属)
 昨日の銅価格は上昇した。LME在庫の減少や、ドル安の進行、株高の進行で買い戻しが入り、10日移動平均線を回復した。ファンダメンタルズについては先々コンセントレートが継続的に不足する可能性が高い環境に変りはなく、各国政府の追加経済対策への期待や中国政府による市中在庫買い上げへの期待が高まっていることや相次ぐ景気対策の発表に伴い、市場参加者のセンチメントも好転しておりしばらくは堅調な推移が続こう。但し、景気が回復しているわけではないこともあって、一本調子の上昇にはならないと考える。LME在庫は▲1,775Mt減少、(FSCは10.0日)、(キャンセルワラント率は5.3%)。売買高は11,140枚(※現時点で確認できる前日の3Mの出来高)。イールドカーブは期近の上げ幅が大きく、ブルフラットニングしている。C-3(Cash vs 3M Fwd)は37ドルコンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。
 昨日の亜鉛価格は上昇した。10日移動平均線を上回って寄り付いた後、じりじりと水準を切り上げたが、LME在庫の増加や独経済統計の悪化等で水準を切り下げた。しかしその後株価が上昇したことやドル安の進行を受けて引けにかけて買い戻しが優勢となった。そもそも50パーセンタイルコスト近辺まで価格が低下していたことから割安感も強く、加えて中国政府による市中余剰在庫の買い上げの動きを受けて需給は改善しつつあることから、比較的堅調な推移が続いている。チャート的には各種移動平均線を上抜け、上値としては1月12日の高値1,322ドルを上抜けしたため、一旦下値を固める動きになると考えるが、10日移動平均線でサポートされれば徐々に水準を切り上げる動きとなろうか。LME在庫は+825Mt増加、FSCは11.0日(キャンセルワラント率は5.3%)。売買高は3,518枚。イールドカーブは期先の上げ幅が大きく、ブルスティープニングしている。C-3は29ドルコンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。
 昨日の鉛価格は上昇した。ドル安の進行と株高の進行で一昨日割り込んだ10日移動平均線レジスタンスを試す展開となった。但し豪州生産者が生産・輸出再開していることや、冬場の終了に伴い需要が減少していることもあり、地合いは強くはない。一時的に50日移動平均線近辺(1,200ドル)まで調整する可能性があると見る。LME在庫は+375Mt増加、(FSCは2.6日、キャンセルワラント率は4.6%。)。売買高は1,298枚。イールドカーブは期近の上げ幅が大きく、ブルフラットニングしている。C-3は13ドルコンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。
 昨日のアルミ価格は下落した。LME在庫が中国周りで大幅に減少したことや、ドル安・株高の影響もあって買い戻されたが、地合いが好転するまでには至らず、小幅安で引けた。今後はコストベースで見た場合、限界レベル(弊社の2009年見通しは1,358ドル〜1,454ドル)を大きく下回って価格が下落している状態が長く続くとは考えにくいこと、今回のFOMCや米政府による不良債権買取構想が実現する可能性が高まってきたことで相場の雰囲気が好転しており、実際発表される経済統計も「最悪期を脱した可能性」を示唆する内容のものが多く、景気は回復していないものの上値余地を探る動きになると考えている。LME在庫は▲8,625Mt減少、(FSCは32.3日)。(キャンセルワラント率は2.3%)。売買高は10,160枚。イールドカーブは期近が低下、期先が上昇しスティープニングしている。C-3は37ドルコンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。
 昨日のニッケル価格は上昇した。LME在庫の減少、ドル安、株高の影響で買い戻しが優勢となった。現在の価格がコストベース近辺まで低下しており安値では買いが入り易い(2009年のニッケルの限界生産コスト予想は7,289〜9,729ドル)。但し10,000ドルの心理的節目は上回れずにひけた。LME在庫は▲396Mt減少、(FSCは29.3日)、キャンセルワラント率は1.3%。売買高は1,339枚。イールドカーブは期近の下げ幅が大きく、ベアスティープニングしている。C-3は95ドルコンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。
 昨日の錫価格は上昇した。LME在庫減少、株高、ドル安の影響で買い戻しが優勢となった。そもそもの需給は逼迫(唯一バックの非鉄金属)していることから、10,000ドルの節目が意識され、インドネシアの生産減少に伴う供給懸念も引き続きあり、堅調な推移が続いている。LME在庫は▲45Mt減少、(FSCは10.4日)、キャンセルワラント率は7.08%。売買高は214枚。イールドカーブは期近が上昇し、ブルスティープニングしている。C-3は210ドルバックとバック幅を拡大した。

(エネルギー)
 昨日のNY原油は下落後、上昇した。ここ2日の下げの材料となった株安・ドル高が一服したことから買い戻しが優勢となった。足許原油OPECの減産の影響によって需給が健全化する方向に向かっており、マイナス材料にもそこまで大きく反応しなくなっている。但し、50ドルの節目が現時点ではレジスタンスとして意識されており、この水準を上抜けできずに引けている。イールドカーブは期近の上げ幅が大きく、ブルフラットニングしている。直近限月の騰落率は+2.5%。Brentも上昇。イールドカーブは期近を中心に上昇し、ブルフラットニングしている。直近限月の騰落率は▲9.1%。WTI/Brentはポジティブスプレッドは略変わらず。
 石油製品も上昇。RBOBも原油価格の取引序盤の下落を受けて下落したが、30日移動平均線のサポートを確認しつつ、NY時間の株の戻りとドル安進行に伴う原油高を受けて引けにかけて反発している。イールドカーブは期先の上げ幅が大きく、ブルスティープニングしている。直近限月の騰落率は+1.4%。ヒーティングオイルも上昇。イールドカーブは期先の上げ幅が大きく、ブルスティープニングしている。直近限月の騰落率は+0.1%。ICEガスオイルは低下。イールドカーブは全ゾーンパラレルに低下。直近限月の騰落率は▲4.8%。

(ひとりごと)
私、キュウリが食べれない。
もっと言えばキュウリがくっついたものすら食べられない。

「何であんな何の味も、においもしないものを」

という人がいるのだが、食べられないものは食べられないのだ。
不思議なもので、子供の頃〜社会人になるまでは何の問題もなくキュウリを食べられたのだが
ある日突然。
本当にある日突然食べられなくなったのだ。

それまでは

自分の兄がキュウリを食べられないことを馬鹿にしていたのだが
まさか自分がそんな立場になってしまうとは...
最近の食べられなさっぷりはどうしようもないぐらいひどく
戻してしまうこともあるぐらいである
子供の頃に食べられなかったけど、今は大丈夫、っていう食べ物が殆どなのに
こればっかりは別問題である


で。


この前、会社の後輩と安い居酒屋に魚を食べに行き
細巻きの巻物の上にウニなりいくらなりが乗っかっている寿司を注文した
見るからに美味しそう


いただきます
済みません、ご馳走さま。要りません。もう。


そう。こんもり乗っかっているウニやいくらの下にあった細巻き
カッパ巻だったんですよね...
普通にご飯だけまいてくれればいいのに


食べものを食べるときに、実は妙なサプライズは要らないのではないか?
と本気で思う今日この頃である。