ピザ屋

(商品市況概況)
「続落」
 昨日の商品価格は調整売りで続落した。各種コメントを読んでいると「景気後退懸念」といったコメントが多く、突如トーンが落ちてきた感を受ける。そもそもこのコラムで指摘しているように、景気の絶対水準が良いわけではなく、急速な価格上昇は容認できない環境にあるのはなんら変わりない。今後もこうした高ボラティリティ相場が継続すると予想している。しかし同時に経済対策の効果等で下値が切り上がってきていることも同時に事実であり、上昇下落を繰り返す中で、気づかないうちに価格水準が大きく変ってしまっている可能性もゼロではない。こうした変動性の高い相場に対応するためには、オプションを効果的に活用していく戦略が望ましいといえる。


(経済関連ニュース)
・7月中国CPI 前年比▲1.8%、PPI 前年比▲8.2%。
・7月中国輸出 前年比▲23.0%(前月▲21.4%)、市場予想▲23.0%。
・7月中国輸入 前年比▲14.9%(前月▲13.2%)、市場予想▲15.0%。
・7月中国貿易収支黒字 106億ドル(6月82.5億ドル)。
・7月中国マネーサプライ 前年比▲28.4%(前月▲28.46%)。
・Q209米労働生産性速報 前期比年率+6.4%(前期改定+0.3%)、市場予想+5.5%。単位労働コスト指数 前年比▲5.8%(前期改定▲2.7%)。
・6月米卸売在庫 前月比▲1.7%(前月改定▲1.2%)、市場予想▲0.9%。
・6月米卸売売上高 前月比+0.4%(前月改定+0.4%(速報比+0.2%))。売上高在庫比率 1.26ヶ月(前月改定1.28ヶ月)。
・7月国内企業物価 前年比▲8.5%(前月確報▲6.7%)、市場予想▲8.7%。

NY Dow  :9,241.45(▲96.5)
S&P500   :994.35(▲12.75)
NIKKEI225 :10,585.46(+61.2)
JPY/USD :95.86(▲1.1)
USD/EUR :1.416(+0.0019)

・ドルは対ユーロでもみ合った。株の下落やここ数ヶ月のリスク資産への資金シフトにがやや行き過ぎとの見方も強く、方向感なくもみ合った。3年債の入札が好調であったこともここ数日のドル高に歯止めをかけたようだ。円は上昇。
日本株は続伸、景気に対する楽観論が広がり上値余地を試す動きとなった。米株は調整。金融機関株が売られた。



穀物市場サマリー)
Cbot Wheat :485.25(▲9)
Cbot Corn :326.50(+2.25)
CSCE Sugar :21.92(▲0.08)



(金属関連ニュース)
Comex Gold :945.80(+0.8)
Nymex Platinum :1,245.1(▲5.8)

・NY金は小幅上昇。米経済の立ち直りが予想以上に早いと見る向きが多い中ドルが上昇したことから売られていたが、再び景気の先行きに関して懐疑的な見方をする市場参加者が増えたことから金が買い戻された。50日移動平均線でサポートされた格好となっている。中期的にはソブリンリスクの高まりや、(週末はドル高が進んだものの)ドル安懸念を背景として、各国が金の保有比率を増加させる動きが見られることが、下値を限定させることになろう。昨日の引けは(東京時間0:00価格) 945.80(+0.8)。
銀価格は小幅安。昨日の引け(東京時間0:00価格)は 1,434.50(▲1)。

・NYプラチナ価格は下落。ドル高の進行と株安を受けて続落、10日移動平均線のサポートを試す動きとなった。昨日の引け(東京時間0:00)は1,245.1(▲5.8)。
 パラジウムも調整売りで続落。昨日の引け(東京時間0:00)は275.15(▲1.45)。


Copper 3M :6,039.00(▲96:8.5C)
 昨日の銅価格は下落した。取引序盤は前日の高値、6,258ドルを目指すような動きも見られたが、上値が重いことと株安を受けて調整売りに押された。銅は中国の経済対策や在庫積み増し時期のずれ込みの影響もあってファンダメンタルズは強いものの、極端な上昇が続いていたが、徐々に上値が重くなってきた。また、ファンダメンタルズについては引き続き中国の在庫積み増し意欲が旺盛であることや、コンセントレートが継続的に不足する環境になる可能性が高いことから、中長期的にも上昇トレンド入りしたと考えている。8月の米雇用統計では雇用環境の改善が確認されたが、「更なる価格の上昇」は株価にとってマイナスのインパクトをもたらすと見られることから、今後の価格は頭打ちになると考えている。今後は不況下におけるインフレの進行に対する金融当局の対応、いわゆる出口戦略に焦点が当たることになると見ている(景気回復がしっかりしたものにならない状況での金利引き上げは、各種金融商品にマイナスのインパクトをもたらす)。LME在庫は▲100Mt減少、(FSCは61.8日)、(キャンセルワラント率は2.6%)。売買高は9,009枚(※現時点で確認できる前日の3Mの出来高)。イールドカーブは期近の下げ幅が大きくベアスティープニングしている。C-3(Cash vs 3M Fwd)は9ドルコンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。昨日の引けは6,039.00(▲96:8.5C)。

Zinc 3M   :1,815.00(▲35:28.25C)
 昨日の亜鉛価格は下落した。前日の流れを受けて調整売りに押され、10日移動平均線のサポートを試す動きとなった。8月の米雇用統計では雇用環境の改善が確認されたが、「更なる価格の上昇」は株価にとってマイナスのインパクトをもたらすと見られることから、今後の価格は頭打ちになると考えている。今後は不況下におけるインフレの進行に対する金融当局の対応、いわゆる出口戦略に焦点が当たることになると見ている(景気回復がしっかりしたものにならない状況での金利引き上げは、各種金融商品にマイナスのインパクトをもたらす)。LME在庫は▲325Mt減少、FSCは14.6日(キャンセルワラント率は1.5%)。売買高は3,743枚。イールドカーブは期近の下げ幅が大きくベアスティープニングしている。C-3は28ドルコンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。昨日の引けは1,815.00(▲35:28.25C)。

Lead 3M   :1,800.00(▲74:19.5C)
 昨日の鉛価格は下落した。前日の流れを受けて取引序盤から軟調な推移となり、10日移動平均線のサポートラインを割り込む展開となった。自動車関連業種の業績回復もあって強含んでいたが、LME在庫の水準に見られるように需給はルーズであり、更なる上値をトライしにくい環境にある。8月の米雇用統計では雇用環境の改善が確認されたが、「更なる価格の上昇」は株価にとってマイナスのインパクトをもたらすと見られることから、今後の価格は頭打ちになると考えている。今後は不況下におけるインフレの進行に対する金融当局の対応、いわゆる出口戦略に焦点が当たることになると見ている(景気回復がしっかりしたものにならない状況での金利引き上げは、各種金融商品にマイナスのインパクトをもたらす)。LME在庫は▲100Mt減少、(FSCは5.0日、キャンセルワラント率は0.4%。)。売買高は1,901枚。イールドカーブは期近の下げ幅が大きくベアスティープニングしている。C-3は20ドルコンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。昨日の引けは1,800.00(▲74:19.5C)。

Aluminum 3M :1,930.00(▲39:33.5C)
 昨日のアルミ価格は下落した。前日の流れを受けて軟調な推移となっていたがLME在庫の減少を受けて一時的に強含んだ。しかしその後、米株が調整売りに押されたことから下げが加速し、10日移動平均線を割り込むに至った。足許、欧州や米国でLME在庫が減少するなど、実質的に利用可能な在庫が少ないことから需給は在庫水準に関わらずタイトであり、高値での推移が続いている。価格上昇のタイミングはやや早いとは思うが、予想していた「1,750ドルクリア後の2,000ドル」を達成しており、2,000ドルを上回った場合、過去のデータを鑑みると2,350ドル程度まで速やかに上昇してしまうケースは多く非常に注意せねばならない。8月の米雇用統計では雇用環境の改善が確認されたが、「価格が急上昇した場合、現在の経済環境では株価にとってマイナスのインパクトをもたらし、最終的に商品価格にマイナスのインパクトをもたらす」と見られることから、価格の上げピッチは緩やかなものになると考えている。今後は不況下におけるインフレの進行に対する金融当局の対応、いわゆる出口戦略に焦点が当たることになると見ている(景気回復がしっかりしたものにならない状況での金利引き上げは、各種金融商品にマイナスのインパクトをもたらす)。LME在庫は▲600Mt減少、(FSCは44.9日)。(キャンセルワラント率は3.3%)。売買高は13,049枚。イールドカーブは期近の下げ幅が大きくベアスティープニングしている。C-3は34ドルコンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。昨日の引けは1,930.00(▲39:33.5C)。

Nickel 3M :19,500.00(▲700:77C)
 昨日のニッケル価格は大幅に下落した。米株の下落に伴い、各種商品が手仕舞い売りに押される流れと同様の流れを受けて。特に加生産者のスト等の材料を受けた思惑的な買いも含めて上昇していたこともあり下げ幅を拡大した。LME在庫の絶対水準やニッケルの主要用途であるステンレス需要が回復しているとのサインは出ていないが、株価の上昇に伴う投機的な買いと、昨年から年初にかけての極端な在庫調整の影響で在庫積み増しがQ3までずれ込んでいること、加生産者のストライキが継続していることによって高値圏での推移が続いている。8月の米雇用統計では雇用環境の改善が確認されたが、「更なる価格の上昇」は株価にとってマイナスのインパクトをもたらすと見られることから、今後の価格は頭打ちになると考えている。今後は不況下におけるインフレの進行に対する金融当局の対応、いわゆる出口戦略に焦点が当たることになると見ている(景気回復がしっかりしたものにならない状況での金利引き上げは、各種金融商品にマイナスのインパクトをもたらす)。また一方で在庫積み増しの動きはしばらく続くと見られることからいずれにしてもニッケル価格は比較的高い水準での推移を余儀なくされよう。LME在庫は+444Mt増加、(FSCは28.7日)、キャンセルワラント率は1.4%。売買高は2,156枚。イールドカーブは期近の下げ幅が大きくベアフラットニングしている。C-3は77ドルコンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。昨日の引けは19,500.00(▲700:77C)。

Tin 3M   :14,650.00(▲100:300B)
 昨日の錫価格は下落した。株安を受けて調整売りに押された。8月の米雇用統計では雇用環境の改善が確認されたが、「更なる価格の上昇」は株価にとってマイナスのインパクトをもたらすと見られることから、今後の価格は頭打ちになると考えている。今後は不況下におけるインフレの進行に対する金融当局の対応、いわゆる出口戦略に焦点が当たることになると見ている(景気回復がしっかりしたものにならない状況での金利引き上げは、各種金融商品にマイナスのインパクトをもたらす)。LME在庫は▲5Mt減少、(FSCは18.4日)、P596は4.5%。売買高は119枚。イールドカーブは期先の下げ幅が大きくベアスティープニングしている。C-3は300ドルバックとバック幅を拡大した。昨日の引けは14,650.00(▲100:300B)。



(エネルギー関連ニュース)
WTI :69.45(▲1.15)
Brent :72.46(▲1.04)

・米在庫統計市場予想 原油+1.0MB、ガソリン+0.2MB、ディスティレート+0.2MB、稼働率▲0.1%
OPEC月報、2010年のNon−OPEC生産51.17MBD(前回発表時比+210KBD)。

 昨日のNY原油は下落した。米株が調整したことや商品価格の高騰が景気回復の重石になると見られたことから、そもそも需要が回復していないこともあり大幅な下落となった。結果WTIは70ドルを割り込み、短期的なサポートラインである10日移動平均線も割り込むに至った。イールドカーブは期近が下落し、ベアスティープニング。直近限月の騰落率は▲1.7%。昨日の引けは69.45(▲1.15)。 Brentも下落。イールドカーブは期近の下げ幅が大きくベアスティープニング。直近限月の騰落率は▲1.5%。昨日の引けは72.46(▲1.04)。 WTI/Brentのネガティブスプレッドは再び拡大。月初はETFの乗り換えの影響からWTI/Brentのネガティブスプレッドが拡大しやすい。
 石油製品はまちまち。RBOBは上昇。原油価格の下落を受けて調整売りに押されたが、後場から急速に買い戻しが入り、前日比プラスとなった。イールドカーブは直近限月のみ上昇しており、それ以外のゾーンは下落している。恐らく運用商品に絡む買戻し(ベア型の運用商品等)によるものであると予想される。直近限月の騰落率は+0.7%。昨日の引けは204.22(+1.48)。 ヒーティングオイルも下落。原油価格の下落に連れる形で下落した。ファンダメンタルズは引き続き弱い。イールドカーブは期先の下げ幅が大きくベアフラットニング。直近限月の騰落率は▲0.8%。昨日の引けは191.17(▲1.59)。 ICEガスオイルは下落。イールドカーブは期先の下げ幅が大きくベアフラットニングしている。直近限月の騰落率は▲1.9%。昨日の引けは594.25(▲11.25)。




(ひとりごと)
友人のサイトが久しぶりにアップデートしていたので、見てあげて下さい。ぜひ。
http://ameblo.jp/satowines/


さて。


家でピザを取って食べることがある。
主に、カミさんが実家に帰っているときに。


で。


友人の間でも意見が割れるのだが
どこのピザ屋を使うか、これが結構問題である
ピザのデリバリーをやってるのは

ドミノ
ピザーラ
ピザハット
ピッツァサルバトーレ

あたりであるが、我が家は圧倒的にドミノ派である

ピザ生地が程よい厚さであること
ソースにパンチが効いていること

が決め手になっている
ピッツァサルバトーレも悪くないのだが
お店で出すようなピザをデリバリーするので
自宅に来るまでに水分でしなびてしまうため
デリバリーでは殆ど頼まない

ピザーラに至っては
何故、ピザーラを選ぶのか分からないぐらい、我が家の好みではない
面白いもので
同じマンションに住んでいる友人は
ピザーラ以外を選ぶ理由が分からず、ドミノは論外
って言っているんですよね

ってことは、ドミノとピザーラは全く正反対の味、ってことなんだろうか?