回転寿司とアイドル

(商品市況概況)
「調整売りで下落」
 昨日の商品価格は調整売りで下落した。景気回復、というよりも景気底打ちが確認できたことから相場は上昇を続けてきたが、ここに来て回復の絶対水準に市場参加者の焦点が移りつつある中、高値警戒感が台頭し調整売りに押されることとなった。中長期的にはリセッションが回避された可能性が高いことから上昇基調を辿るという見方に変更はないが、「速度」に対する警戒感が強まっていると言え、今後は急速な上昇と急速な相場の下落に注意を払わねばならない。但し急落したときの価格水準は経済対策の効果もあり、少しずつ切りあがっていくものと予想している。
 また、これから年末にかけては中央銀行の金融緩和策の中止(あるいは金融引き締め)のタイミングがいつになるか、が商品価格に大きな影響を与えると予想されるため、各国中央銀行、特にFRBの出口戦略に注目したい。


(経済関連ニュース)
・7月日本景気ウォッチャー調査 現状判断DI 42.4(前月42.2)、先行き44.9(45.6)。
・7月工作機械受注 前年比▲72.2(前月改定▲72.8)、前月比▲1.5(前月改定26.9)。
・Q209インドネシアGDP 前年比+4.0%(前期改定+4.4%)、市場予想+3.8%。
・Q209シンガポールGDP 前期比年率+20.7%(速報比+0.3%)、市場予想+19.2%。
静岡県震度6弱の大地震発生。報告されている被害は軽微。
エルニーニョ現象、今年の冬まで持続する可能性。エルニーニョ現象により、気象に様々な影響が出る(気象庁)。

NY Dow  :9,337.95(▲32.12)
S&P500   :1,007.10(▲3.38)
NIKKEI225 :10,524.26(+112.17)
JPY/USD :96.96(▲0.61)
USD/EUR :1.414(▲0.0041)

・ドルは対ユーロで続伸。消去法的にドルが物色されるというよりも、米経済の回復が予想以上に早そうだ、ということもあってドルが物色された。しかし米国債入札前(3,10,30年債が各々370億ドル、230億ドル、150億ドル)ということもあって基本もみ合っている。円は小幅上昇。国内景気の回復は米国よりも遅れるとの見方。
日本株は大幅に上昇し、10,500円を回復。週末の米雇用統計を受けた株高の影響で。米国株は下落。景気回復を先取りして相場が上昇してきたが、高値警戒感から調整売りに押された。



穀物市場サマリー)
Cbot Wheat :494.25(+4.75)
Cbot Corn :324.25(+2.25)
CSCE Sugar :22.00(+1.19)



(金属関連ニュース)
Comex Gold :945.00(▲12.3)
Nymex Platinum :1,250.9(▲17.6)

・NY金は大幅に続落。米経済の立ち直りが予想以上に早いと見る向きが多く、ドルが物色されたことが最大の売り材料となった。中期的にはソブリンリスクの高まりや、(週末はドル高が進んだものの)ドル安懸念を背景として、各国が金の保有比率を増加させる動きが見られることが、下値を限定させることになろう。昨日の引けは(東京時間0:00価格) 945.00(▲12.3)。
 銀価格は大幅に下落。ドル高と株安が売り材料となった。昨日の引け(東京時間0:00価格)は 1,435.50(▲31.3)。
・NYプラチナ価格は下落。ドル高の進行と株安を受けて調整売りに押された。昨日の引け(東京時間0:00)は1,250.9(▲17.6)。
 パラジウムも調整売りで下落。昨日の引け(東京時間0:00)は276.6(▲2.45)。


Copper 3M :6,135.00(▲15:9.75C)
 昨日の銅価格は下落した。極端な楽観論が市場に広がる中大幅な上昇を続けていたが、株安やドル高といったマイナス材料を受けて調整売りに押された。銅は中国の経済対策や在庫積み増し時期のずれ込みの影響もあってファンダメンタルズは強いものの、極端な上昇が続いているとの印象である。また、ファンダメンタルズについては引き続き中国の在庫積み増し意欲が旺盛であることや、コンセントレートが継続的に不足する環境になる可能性が高いことから、中長期的にも上昇トレンド入りしたと考えている。8月の米雇用統計では雇用環境の改善が確認されたが、「更なる価格の上昇」は株価にとってマイナスのインパクトをもたらすと見られることから、今後の価格は頭打ちになると考えている。今後は不況下におけるインフレの進行に対する金融当局の対応、いわゆる出口戦略に焦点が当たることになると見ている(景気回復がしっかりしたものにならない状況での金利引き上げは、各種金融商品にマイナスのインパクトをもたらす)。LME在庫は▲850Mt減少、(FSCは61.8日)、(キャンセルワラント率は2.7%)。売買高は9,948枚(※現時点で確認できる前日の3Mの出来高)。イールドカーブは期近の下げ幅が大きくベアスティープニングしている。C-3(Cash vs 3M Fwd)は10ドルコンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。昨日の引けは6,135.00(▲15:9.75C)。

Zinc 3M   :1,850.00(▲50:28C)
 昨日の亜鉛価格は下落した。前日の流れを受けて朝方は強含んだものの、夜間のドル高進行や株安進行で調整売りに押され、10日移動平均線のサポートを試す展開となった。8月の米雇用統計では雇用環境の改善が確認されたが、「更なる価格の上昇」は株価にとってマイナスのインパクトをもたらすと見られることから、今後の価格は頭打ちになると考えている。今後は不況下におけるインフレの進行に対する金融当局の対応、いわゆる出口戦略に焦点が当たることになると見ている(景気回復がしっかりしたものにならない状況での金利引き上げは、各種金融商品にマイナスのインパクトをもたらす)。LME在庫は▲425Mt減少、FSCは14.6日(キャンセルワラント率は1.5%)。売買高は2,846枚。イールドカーブは期近の下げ幅が大きくベアスティープニングしている。C-3は28ドルコンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。昨日の引けは1,850.00(▲50:28C)。

Lead 3M   :1,874.00(▲26:18C)
 昨日の鉛価格は下落した。前日の流れを受けて強含む局面も見られたが、夜間にかけてのドル高、株安を受けて調整売りに押され、10日移動平均線のサポートを試す動きとなった。結果10日移動平均線は維持して引けている。8月の米雇用統計では雇用環境の改善が確認されたが、「更なる価格の上昇」は株価にとってマイナスのインパクトをもたらすと見られることから、今後の価格は頭打ちになると考えている。今後は不況下におけるインフレの進行に対する金融当局の対応、いわゆる出口戦略に焦点が当たることになると見ている(景気回復がしっかりしたものにならない状況での金利引き上げは、各種金融商品にマイナスのインパクトをもたらす)。LME在庫は+225Mt増加、(FSCは5.0日、キャンセルワラント率は0.5%。)。売買高は1,228枚。イールドカーブは期近の下げ幅が大きくベアスティープニングしている。C-3は18ドルコンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。昨日の引けは1,874.00(▲26:18C)。

Aluminum 3M :1,969.00(▲51:33C)
 昨日のアルミ価格は下落した。前日の流れを受けて更に上値を試す動きとなったが、そもそも急ピッチの上げに対する高値警戒感が出始めていることに加え、ドル高、株安が進行したことから手仕舞い売りに押された。足許、欧州や米国でLME在庫が減少するなど、実質的に利用可能な在庫が少ないことから需給は在庫水準に関わらずタイトであり、高値での推移が続いている。価格上昇のタイミングはやや早いとは思うが、予想していた「1,750ドルクリア後の2,000ドル」を達成しており、2,000ドルを上回った場合、過去のデータを鑑みると2,350ドル程度まで速やかに上昇してしまうケースは多く非常に注意せねばならない。8月の米雇用統計では雇用環境の改善が確認されたが、「価格が急上昇した場合、現在の経済環境では株価にとってマイナスのインパクトをもたらし、最終的に商品価格にマイナスのインパクトをもたらす」と見られることから、価格の上げピッチは緩やかなものになると考えている。今後は不況下におけるインフレの進行に対する金融当局の対応、いわゆる出口戦略に焦点が当たることになると見ている(景気回復がしっかりしたものにならない状況での金利引き上げは、各種金融商品にマイナスのインパクトをもたらす)。LME在庫は+4,200Mt増加、(FSCは45.0日)。(キャンセルワラント率は3.2%)。売買高は10,360枚。イールドカーブは期近が下落、期先も低下しフラットニングしている。C-3は33ドルコンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。昨日の引けは1,969.00(▲51:33C)。

Nickel 3M :20,200.00(+575:75.5C)
 昨日のニッケル価格は上昇した。前日の流れを受けて更に上値を試し、20,000ドルを回復。その後ドル高、株安が進行したことから引けにかけては上げ幅を削る動きとなった。LME在庫の絶対水準やニッケルの主要用途であるステンレス需要が回復しているとのサインは出ていないが、株価の上昇に伴う投機的な買いと、昨年から年初にかけての極端な在庫調整の影響で在庫積み増しがQ3までずれ込んでいること、加生産者のストライキが継続していることによって高値圏での推移が続いている。8月の米雇用統計では雇用環境の改善が確認されたが、「更なる価格の上昇」は株価にとってマイナスのインパクトをもたらすと見られることから、今後の価格は頭打ちになると考えている。今後は不況下におけるインフレの進行に対する金融当局の対応、いわゆる出口戦略に焦点が当たることになると見ている(景気回復がしっかりしたものにならない状況での金利引き上げは、各種金融商品にマイナスのインパクトをもたらす)。また一方で在庫積み増しの動きはしばらく続くと見られることからいずれにしてもニッケル価格は比較的高い水準での推移を余儀なくされよう。LME在庫は+414Mt増加、(FSCは28.6日)、キャンセルワラント率は1.4%。売買高は1,968枚。イールドカーブは期先の上げ幅が大きくブルフラットニングしている。C-3は76ドルコンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。昨日の引けは20,200.00(+575:75.5C)。

Tin 3M   :14,750.00(▲50:250B)
 昨日の錫価格は下落した。LME在庫の増加とドル高の進行、株安の影響で調整売りに押された。8月の米雇用統計では雇用環境の改善が確認されたが、「更なる価格の上昇」は株価にとってマイナスのインパクトをもたらすと見られることから、今後の価格は頭打ちになると考えている。今後は不況下におけるインフレの進行に対する金融当局の対応、いわゆる出口戦略に焦点が当たることになると見ている(景気回復がしっかりしたものにならない状況での金利引き上げは、各種金融商品にマイナスのインパクトをもたらす)。LME在庫は+335Mt増加、(FSCは18.4日)、P596は1.89%。売買高は199枚。イールドカーブは期先の下げ幅が大きくベアスティープニングしている。C-3は250ドルバックとバック幅を拡大した。昨日の引けは14,750.00(▲50:250B)。



(エネルギー関連ニュース)
WTI :70.60(▲0.33)
Brent :73.50(▲0.09)

 昨日のNY原油は下落した。米雇用統計は市場予想を上回る内容であったが、目先の大きな手がかり材料が出尽くしたことに加え、過度に景気回復を先取りして原油価格が上昇してきたことに対する警戒感が強まり、ドル高、株安が進行したこともあって調整売りに押された。但し短期的なサポートラインである10日移動平均線は割り込んでいない。イールドカーブは期近が下落、期先が上昇している。直近限月の騰落率は▲0.5%。昨日の引けは70.60(▲0.33)。 Brentも小幅安。とはいっても10日移動平均線を下値にもみ合った結果、前日比マイナスとなった。直近限月の騰落率は▲0.1%。昨日の引けは73.50(▲0.09)。 WTI/Brentのネガティブスプレッドは再び拡大。月初はETFの乗り換えの影響からWTI/Brentのネガティブスプレッドが拡大しやすい。
 石油製品は上昇。RBOBは上昇。心理的な節目である200セントを挟んで堅調な推移となった。イールドカーブは期近の上げ幅が大きくブルフラットニングしている。直近限月の騰落率は+0.9%。昨日の引けは202.74(+1.93)。 ヒーティングオイルも上昇。特段目立った材料があったわけではない。イールドカーブは期先の上げ幅が大きくブルフラットニング。直近限月の騰落率は+0.8%。昨日の引けは192.76(+1.54)。 ICEガスオイルは下落。イールドカーブはパラレルに低下している。直近限月の騰落率は▲0.3%。昨日の引けは605.50(▲2.0)。



(ひとりごと)
最近、回転寿司に行っていない。
というか、あまり行く気がなくなってきた。

殆ど、回らないちゃんとしたびっくり寿司とか
回っても、相当しょぼいところにしか行かなくなった


回転寿司の魅力は



安い
早い
美味い



に加えて



注文しなくても良い



というのがある。
しかしながら最近の回転寿司は
高級志向のところも多く、しかも「好きなものを注文してください」と叫び、殆ど回っていない
現在の行き過ぎた回転寿司屋のメリットを探すとすると



ガリ取り放題
お茶黙っていても飲み放題



ぐらいだろうか。

それならあまり回転寿司屋に行く必要性はない、のではないだろうか
挙句、いろいろな色の皿が値段ごとに供されていて
正直いくら食べたか瞬時に計算できない。
こうなるならば、普通の寿司屋にしてしまった方が良いのではないだろうか。
とにかく現在の回転寿司は、回転していない寿司屋のような、回転寿司なので
あんまり興味は無いのだ


なので最近は


「あなたたちが望むものは基本的に握りませんよ。うち1皿100円なので」
「ネタが乾いていても、醤油で戻してくださいね。うち1皿100円なので」


的な、しょぼい回転寿司屋を選ぶようにしている。
忘れていた新たな喜びがそこにある。


そう。
この歳になってアイドルの写真を見ると、ドキっとするような。

え?違いますか。そうですか。



ニュージーランドでワイン造りをしている友人のサイトも宜しくお願いします。
http://ameblo.jp/satowines/