いつでも夢を

【商品市況概況】
「まちまち」
 昨日の商品価格はまちまち。株価との連動性が足元高まっているエネルギーは米ベージュブックや耐久財受注の悪化、米在庫統計での原油在庫増加を受けて調整した。在庫の減少が継続している非鉄金属は、ドル安の進行もあって上昇している。貴金属は金が米景気の先行き懸念で再び小幅、生産活動と相関の高い銀は耐久財受注の悪化もあって下落している。穀物は小麦がドライバーとなり高値圏での推移となった。
 昨日は米景気の先行き懸念が台頭し、小幅調整した。だがこの調整は経済対策の終了や出口戦略の模索の中で発生することが予想されていたことであり、過剰に反応するべきではないだろう。足元が悪いのはある程度予想できたことであるので、今後はFRBや政府がどのような対策を行うかが相場の先行きを占う上で重要になってくると考えている。


【経済関連ニュース】
・1-6月中国工業利益 前年比+71.8%。
・7月独消費者物価 前年比+1.2%(前月改定+0.8%)。
・米MBA住宅ローン申請指数 前週比▲4.4%の720.6、借換指数 前週比▲5.9%の172.3、購入指数 前週比+2.0%の3,918.1。
・6月米耐久財受注(除く航空機) 前月比+0.6%(前月改定+4.6%)。全体では前月比▲1.0%(前月改定▲0.8%(速報比▲0.2%))。
・米ベージュブック、一部の地区で景気の拡大ペースが鈍化。12地区の内2地区は経済活動が横ばい、他の2地区は景気拡大ペースの鈍化が指摘された。
ニュージーランド中銀、政策金利を0.25%引き上げ3%に。


【為替(FX)・株】
NY Dow  :10,497.88(▲39.81)
S&P500   :1,106.13(▲7.71)
NIKKEI225 :9,753.27(+256.42)
JPY/USD :87.47(▲0.43)
USD/EUR :1.3(▲0.0001)
MRA CVIX(MRAコモディティ恐怖指数):19.66(+0)

・ユーロは対ドルでもみ合った。欧米経済の先行きの見通しが不安定であることから。円は対ドルで上昇。ベージュブックが米景気の減速を示唆するものであったことから。
日本株は大幅に上昇。他国株と比べて割安であることや、ストレステストの終了に伴うリスクテイクの再開等が相場を押し上げた。米株は下落。前日引け水準で寄り付いた後、ベージュブックや米機械受注の悪化を受けて急落。その後、先々の金融緩和策実施への期待感から買い戻されている。


穀物市場サマリー】
Cbot Soybean :1,010.50(+12.5)
Cbot Wheat :615.50(+20.5)
Cbot Corn :376.25(+13.5)
CSCE Sugar :18.87(+0.45)

非鉄金属・貴金属】
Comex Gold :1,160.40(+2.4)
Nymex Platinum :1,539.5(+5)
Baltic Dry Inex :1,901.00(+32)
Iron Ore :135.1(▲1.2)
Chrome(クロム) :10,600(UC)


Copper 3M :7,170.00(+111:23.75C)
 昨日の銅価格は上昇した。LME在庫は▲2,375Mt減少、(FSCは8.0日)、(キャンセルワラント率は8.0%)。売買高は13,225枚。C-3(Cash vs 3M Fwd)は24ドルコンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。

Zinc 3M   :1,955.00(+46:28.5C)
 昨日の亜鉛価格は上昇した。LME在庫は▲575Mt減少、FSCは18.9日(キャンセルワラント率は3.5%)。売買高は7,325枚。C-3は29ドルコンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。

Lead 3M   :2,017.50(+40.5:23C)
 昨日の鉛価格は上昇した。LME在庫は+175Mt増加、(FSCは7.5日、キャンセルワラント率は2.3%。)。売買高は2,507枚。C-3は23ドルコンタンゴと前日と変わらず。

Aluminum 3M :2,068.00(+12:19.5C)
 昨日のアルミ価格は上昇した。LME在庫は▲4,650Mt減少、(FSCは42.4日)。(キャンセルワラント率は5.4%)。売買高は9,265枚。C-3は20ドルコンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。

Nickel 3M :20,405.00(▲140:72C)
 昨日のニッケル価格は下落した。LME在庫は+384Mt増加、(FSCは31.7日)、キャンセルワラント率は3.8%。売買高は2,093枚。C-3は72ドルコンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。

Tin 3M   :19,525.00(+195:18C)
 昨日の錫価格は上昇した。LME在庫は+5Mt増加、(FSCは13.8日)、キャンセルワラント率は6.04%。売買高は252枚。C-3は18ドルコンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。


【エネルギー関連ニュース】
WTI :76.99(▲0.51)
Brent :76.06(▲0.07)

・米在庫統計 原油+7.3MB、ガソリン+0.1MB、ディスティレート+0.9MB、稼働率+90.6%



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最近レポートを書いたり、テレビでコメントしたりしていて思うのだが
どうも、暗い話題が多くて良くない。
統計の内容が悪かったり、システム不安等の事故が起きると、「もう駄目だ」とか「先行きが不透明だ」
って、悲観的な反応をしてしまうことも相当増えてきた。



これって、日米欧の各国は2〜3年先の自国の目標がキチンと設定されていないから
ネガティブな反応になってしまうのだと思う。
現状を正しく把握して、具体的な数値目標を設定し、それを達成するためのアクションプランを設定してあれば
ちょっと経済統計が悪くなったとしても、そこまで悲観的にならなくて済むと思うんですよね。



さらに言えば目標の設定も「実現可能」の枠を外して自由に発想してみてもいいのではないだろうか?
もっといろいろ具体的に夢を描いても良いのではないだろうか?って思うんですよ。
ワタミの渡邉さんや、ソフトバンクの孫さん、ゴルフの石川遼君は、相当具体的なかつ相当大きな目標(夢)を設定して、「それを達成するために」頑張ってきて達成しているし。
もちろん運もあるとは思いますが、それだけじゃああはならないですよね。多分。



偉そうに書きながら、自分もそうしなくちゃなと思ってます。
前向きなことを考えている方が精神衛生上も良いですしね!
え?何を考えているかって?



今は宝くじ、3億円当たらないかなぁ。って感じです。
それじゃダメですか?そうですか。

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