500円玉

【商品市況概況】
「リスクテイク再開」
昨日の商品価格は軒並み上昇している。アイルランドが支援を受けれ同問題が解決に向かうとの見方が強まったこと、米経済統計が予想外の大幅な改善となったことが材料となった。これらの材料はつい昨日までは市場の売り材料であったわけであるが、量的緩和が継続し世界景気の二番底がないとすると、こうした経済統計の好転や信用問題の進捗は素直に買い材料となり易い。


日々の値動きが非常に激しいため忘れてしまいがちであるが、現在の相場は「大きなレンジ相場」を継続しており、さらに景気の先行きが不透明であることから、出てくる材料に対する反応速度(特にマイナス材料に対する反応速度は速い)が早くなっている状態である。

事実、弊社コモディティ恐怖指数は価格変動性が高まっていることを示唆する30近辺での推移となっており、急騰・急落両方あり得る相場環境であることを示唆している。"



「ダウンサイドも意識したオペレーションを」
レンジの下限は実は相当低い。弊社は、「大幅な下落」とはリーマンショック後に企業の資金調達の懸念がなくなり、正常状態に戻った時の価格水準を更に下回る下落のこと弊社は定義している。


その時の主要商品の価格は、原油で60ドル、銅で5,800〜6,000ドル、亜鉛で1,600ドル、鉛で1,550ドル、アルミで1,600ドル、ニッケルで15,000ドル、錫で12,000ドルであるが、金融の量的緩和に伴う信用不安に対するセーフティネットが張られている環境を鑑みると、この水準を大きく下回ることは考えにくい。


しかし、逆に言うと、この水準までの下落があったとしても何ら不思議はない、とも言える。
足元、アップサイドもダウンサイドも両方意識したオペレーションを心掛ける必要があるだろう。



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コモディティインデックス】
MRA CVIX(MRAコモディティ恐怖指数):29.89(+0.24)
MRA RMI(MRAレアメタルインデックス):301.03(+3.02)



【ひとりごと】
すごく悲しいことがあった。
しかも気付かないうちに起きていて、つい最近気づいたことなのだが。

何があったかというと
「皇太子殿下ご成婚記念500円硬貨」
を、以前、ドトールでコーヒーを買ったときにお釣りでもらったんですよね
(詳細はコチラ→http://d.hatena.ne.jp/Aburauri/20100730


で、深い意味はないんですけど
別にロイヤルファミリーLOVEって訳でもないんですけど
何か良いことあるんじゃないかと思い、とても大切にしていた。
クラッチくじを削る時は必ずこの硬貨を使って
実際2,000円当たったり(小さいなぁ)してる
私からすると、幸運を運んでくれる500円玉だったのだ


と、いいながら「絶対どこかでなくなるんだよな、こういうの」
と思っていたのも事実だったので、今回は敢えて「絶対になくさない」と財布を開けるたび
自分に言い聞かせてきたのだが
それでもなくなってしまった。


それで、考える。
一体いつなくしたのかと。


で、思いだした。
友人と極めて久しぶりに、お姉さんのいる店(蘭ちゃんではありません)に行き
ここ数カ月でないような金額(高かった...)を使い
網に度とこんなことはしないと、友人と誓い合い
その帰りに腹が減ったので、反省会(何の?)と称してラーメンを食べた時に使ったのだ。


...なんと罰当たりな。
と、書いていてもまた悔しさが募る事件だったなぁ。
絶対お姉さん系の店には、行かないぞ。