小豆

【商品市況概況】
「リスク回避の動き続く」
 昨日の商品価格は高安まちまち。年末を控えたリスク回避の動きが加速し、ファンダメンタルズの支援材料が少ないエネルギーは下落、非鉄金属は下げ幅大きくチャートポイント近辺まで下落していたこともあって、まずは買い戻しの動きとなった。貴金属は結局のところ急速な信用不安時にはまずキャッシュ化の動きが発生することから下落している。過剰流動性を材料に相場が上がる、という相場展開は一旦終了、との印象である。



「相反する新興国と先進国の金融政策」
 今後、商品相場を見る上で重要なのは、各国のCPI(コア、総合とも)の動向である。現在の各国を取り巻く状況を整理すると、先進国はデフレを懸念し、新興国はインフレを懸念している。先進国はバブル崩壊後の「日本化」に陥ることが最大のリスクであり、新興国はインフレに伴うバブル発生がリスクであるとも言い換えられる。現在のところ商品価格を変動させる最大の要因は実需、というよりは金融政策動向であると考えられ、中央銀行が金融政策を決定する際に重要視しているのは消費者物価指数であるからだ。また、先進国のインフレ率上昇は実質金利のマイナス幅を拡大させることから投資を促進させる効果が見込めるが、新興国の場合にはインフレ指標の上昇は金融引き締めを通じて実需・投機が減少し、商品価格の下落材料となり得る。よって、現在の状態が続く以上、「商品相場は上下に大きく振れやすい」とまとめることができるだろう。


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コモディティインデックス】
MRA CVIX(MRAコモディティ恐怖指数):29.68(▲1.18)
MRA RMI(MRAレアメタルインデックス):301.03(+3.02)


【ひとりごと】
いやあ、ウチの津賀田マキコのサイト、面白いので見てみてください。
(コチラから→ http://ameblo.jp/grainandsoft/ )
それと、
11月19日 ラジオ日経
11月25日 日経CNBC
に、マキコが弊社に移籍してから初めて出演します。聞いたり、見たりして下さい。



さて。



わが社のオフィスでは、一応マーケット動向が見れるように、日経CNBCをつけっぱなしにしている。
一応コンサルティングとリサーチやっている会社なので
マーケットのこと、知りません、って訳にいかないですから。



で。



私も時々出させていただいてる「デリバティブマーケット」って番組があるんですが
そこで、東京市場終値をキャスターの曽根純恵さんが読み上げるんですが
その時、小豆の終値を言う時に必ず、



「しょうず、いわゆるアズキは...」



っていうんですよね。
私、生まれてこのかた、アズキをしょうずと読んだことはない。
国語の辞書を引いてみると、しょうず=アズキの別名、アズキ=しょうずの別名、って書いてあるぞ
おい、どっちが正しいんだよ。
日本語的に「いわゆる」と言ったら、それは「俗に言う」っていう意味だから
しょうずが正しくて、アズキが正しくないのだろうか??



頼みの綱のウィキペディアを見てみたら
「和菓子業界ではしょうず、ということもある」と出ていた。そうか、業界用語なのか。
でもなぁ。



上記を踏まえて前回出演させてもらったときに、曽根さんに聞いてみた。


私「ひとつ質問があるんですが」
曽根さん「何でしょう?」
私「なんで毎回、『しょうず、いわゆるアズキは...』っていうんですか?」
曽根さん「えっっ、私間違えているんでしょうか」


いやいやいやいや。まじめな人だ。
いや、そうじゃないんですよ。
ってことで上記を説明したところ
どうもそもそも台本がそうなっていて、理由はないそうだ。
なるほどなぁ...ん?
ってことは、昔、東穀取でプレーしてた人たちは、お菓子業界の人が多かったんだろうか?