遅刻

【商品市況概況】
個人消費関連統計の好転」
昨日の商品価格は軒並み買い戻しで上昇した。


北朝鮮問題が一旦落ち着き(?)を取り戻す中、株価が比較的堅調に推移したこと、そういった中、明日から始まる米クリスマス商戦を控え昨日発表された米個人消費関連統計が好調な内容であったこと、失業保険申請者数が大幅な減少となったことから、急速に株に買い戻しが入り、売り込まれていた商品にも買いが入ることとなった。個人消費関連統計との連関性が高いこと、循環物色の対象となっていることからエネルギーの戻りが大きかった。


しかし昨日は、アイルランド問題がポルトガル、スペインにも波及(実際には対独国債スプレッドの拡大)しており、米個人消費関連統計が好調であったとの明るい材料はあったものの、環境に大きな変化はないのは事実である。



「株価との相関性」
昨日の相場動向は、株の上昇に因るセンチメント要因が大きかったと見られる。


各指標の変化に対する簡単なインパクト分析では、取扱量の多い商品の株価に対する感応度が高いことが分かっている(原油、金、銀、銅等)。


従来から非鉄金属やエネルギーは株価の先行指標、と言われているが流動性が高い相場ではその傾向が出てきやすくなるのだろう(一方で亜鉛や鉛などは株価に対する感応度が高くない。逆に言えば「買い遅れている」とも言え、上昇余地があると考える市場参加者もいるだろう)。


少なくとも来年6月までは米国の量的緩和が継続されることから「高流動性相場」は続く可能性が高く、これらの商品は株価に比較的敏感に反応することになると考えている。


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コモディティインデックス】
MRA CVIX(MRAコモディティ恐怖指数):30.14(▲0.02)
MRA RMI(MRAレアメタルインデックス):301.11(+1.29)


【ひとりごと】
今日、たまたまわが子が幼稚園に行くタイミングで一緒に家を出たが
ちょいと時間に間に合わなさそうなので、
マンションの1階で子どもと別れ私は先に会社に行ってしまった。

で。



今日はちょっと会社とは別方向に行かねばならなかったので
子どもと別れた後、いつもと違う道を通ったのだが
信号の反対側に、わが子のクラスメートの○○ちゃんとお父さんがいるのを発見した。



私、通常は子供の通園時刻よりも早く会社に出ているので、
そのお父さんと会うのは本当に久しぶりであり、
先方は私のことをいっくんの父親だと認識していない。
挨拶すると極めて怪訝そうな顔をしている。お嬢さんもそんな感じだ。


はて?



確かここのお嬢さんはウチの子を可愛がってくれているはずの子である。
(同じクラスだがウチの子は早生まれで小さいので、彼女からすると可愛いらしい)
なので、いつもはウチのマンションの前を通って通園していたはずだ。



何故にいつもと違う道を?


ふと思い出す。



ウチのカミさんが



「○○ちゃん、いっくんと一緒に幼稚園に行こうとするんだけど、
いっくんがぐずぐずしているので、それに付き合っていると、
○○ちゃんのお父さんが遅刻してしまいそうになっていて、大変申し訳ない」



と言っていたのを。


そうか...それで今日は道が違うのね。失礼いたしました...と、0.1秒の間に思ったが、
その私の気持ちはお父さんには伝わるはずもない。
○○ちゃんもおそらくそんなことは微塵も感じてはいないだろう。



って、思ったら○○ちゃんが遠くを歩いているわが子を発見。
駆け寄って行っていた...



嗚呼、○○ちゃんのお父さん、遅刻しちゃうんじゃないだろうか...