千歳飴

【商品市況概況】
「再び始まるリスク回避〜欧州不安」
昨日の商品市場はまちまち。アイルランド問題が一応解決を見たものの、やはり、というか当然、というか、同欧州危機問題がポルトガル、スペインに波及しリスク回避の動きが加速した。


但し最終的には支援が行われる可能性が高いこと(そうしないと本当に2回目のクライシスに入る可能性が高くなる)、今週は米雇用統計などの大型経済統計の発表を控えていること、から比較的下げ幅は限定されることとなった。


非鉄金属穀物は下落後の水準を維持。有事で買われやすい貴金属は買い戻しで上昇、厳冬予報やクリスマス商戦の好調に伴う個人消費の増加が期待され、「出遅れ感」が指摘されるエネルギーも上昇することとなった。



「大型統計に注目」
今週は大型の経済統計がい相次いで発表となる。特に注目しているのは中国のPMIと米国の雇用統計。中国のPMIは中国の非鉄消費動向を占う上で重要であり、米国の雇用統計は株価を通じた市場参加者のセンチメントに影響を与え、かつ、米国内の個人消費を映じてエネルギー消費に影響を与える。


特にエネルギーに関しては殆ど全ての商品の生産コストに影響を及ぼすことから、基準価格の変更を促す可能性があるため、重要である。今のところ中国PMIは55.0(前月改定54.7)、米民間部門雇用者数は前月比+155千人(前月改定+159千人)程度が予想されている。



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コモディティインデックス】
MRA CVIX(MRAコモディティ恐怖指数):37.71(+0.04)
MRA RMI(MRAレアメタルインデックス):300.87(+0.24)


【ひとりごと】
七五三で千歳飴を貰い
わが子が舐めていた。



それを見てウチのカミさんが



「千歳飴ってどういう意味があるか知ってる?」



と、聞いたところ、



「千歳まで生きて、死ぬ、ってことでしょ」



...いやぁ、概ね、概ね合ってるんですけどね。