【商品市況概況】
「楽観論広がり、総じて堅調な推移に」
昨日の商品相場は総じて堅調な推移となった。
まず、北朝鮮と韓国の緊張が若干緩和したことに伴い、アジア株が堅調に推移、その後も米景気回復期待の高まりから世界中の株価が総じて堅調な推移となったことが、市場参加者のセンチメントを好転させていることが最大の材料である。
また、米ドルは対欧州通貨では強含み推移しているものの、その他の資源国や新興国通貨に対しては弱含みが続いており、同地区の実需・投機の買いを誘いやすいことも材料であると言えるだろう。
後は個別の買い材料が出始めている。エネルギーはこれはこの冬じゅう続くと見られるが、欧米の記録的な気温低下に伴う暖房需要の高まりである。現実、米国のヒーティングオイル在庫の水準はその他の石油製品に比して低く（特にPADD1）、原油価格の押し上げ材料となっている。
非鉄金属は中国の貿易統計で多くの非鉄金属の輸入量が増加していることに伴う需要の増加観測が、高値圏にも関わらず市場参加者の買いを誘うこととなった。連日このレポートでも取り上げている銅価格も史上最高値を再び更新した。
貴金属も欧州諸国の格下げが相次ぐ中、信用不安を「材料」にした買いが継続している。
「とはいえ年末」
上記のとおり、ファンダメンタルズに立脚した買いにより相場水準はジリジリと切り上がってきている。上記の材料に加え、商品市場はその他の市場と比べて規制が少ないため、投機資金も流入しやすい、ということも背景にあるだろう。
但し、市場は既にクリスマス休暇入りした状態であり、商いが薄い中、値を飛ばしやすい環境にあることも事実である。総じて年末迄は変動性の高い相場が続くことになるだろう。
【コモディティインデックス】
MRA CVIX（MRAコモディティ恐怖指数）:27.11(▲0.43)
MRA RMI(MRAレアメタルインデックス）:302.68(+0.13)
【雑感】
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この前忘年会をやったのは
新宿にある「居酒屋カンちゃん」
という、歌舞伎町にある店である。
知っている方は、あれ？
と思うかもしれない。
そう。ここはあの元プロレスラー「キラーカーン」がやっているお店なのだ。
キラーカーンと言えばモンゴリアンチョップだ
一応知らない人のためにモンゴリアンチョップを説明すると
両手を使って相手の首をちょん切るようにチョップする技である。
両手の手刀で首の頸動脈を攻撃する技だ
あまりプロレスに詳しくない私でも
非常にインパクトのある技であり
しかもモンゴルからやってきた、という設定も新鮮であった
（実際は新潟県出身らしい）
で
本当にキラーカーンがお店にいるのか？
いたらモンゴリアンチョップの1発も食らってしまうのだろうか？
と、ドキドキしながらお店に入ると．．．
いました。キラーカーン。
とにかくデカい。
背が大きいのではなく、いわゆる図体がでかい。
2メートルぐらいあるんじゃなかろうか。
相当圧倒されつつ、モンゴリアンチョップを警戒したが
特段反応はない。
粛々と料理が運ばれてくる。
ちなみに料理は結構おいしい。
しかも量が多い。さすがプロレスラーの店。
この景気が悪い中、サラリーマンの味方の店だ。
で、当方は4人で予約していたが1名が風邪でダウンしてしまったので
4人で3人前を食べざるを得なくなった。
そしたらカンさんに怒られた。
「ほら、こんなに残して、食べなきゃ駄目だよ！」
まずい！モンゴリアンチョップか．．．？
「ああ、そうか。風邪で急に来れなくなったって言ってましたね。済みません」」
ああ、なんて腰の低い。
予想外にカンさんは人柄が良い。温厚であった。
そんなカンさんに握手をお願いしつつ、今回欠席したAさんを今度連れてくるので
「是非、モンゴリアンチョップを彼にお見舞いしてやってください」
と、いったら
「何を言うんですか！私はもう63ですよ！とんでもない．．．」
腰低いなぁ。頭が下がる。
聞けば飲食店は23年もやっていらっしゃるとのこと。
ちなみに演歌歌手としてデビューしていて、CDも何枚か出されているとのこと。
是非みなさんも一度行ってみてはいかがでしょうか？
