八百長

【商品市況概況】

「中国の利上げ幅は想定の範囲内

昨日の商品市場は行って来いであった。エネルギー相場は年初から懸念されていた中国の政策金利引き上げられたことにより、中国の成長速度鈍化に対する懸念でリスク資産からの退避の動きを受けて下落したが、利上げ幅が想定の範囲内(25bp)だったことから結果的に買い戻しが入った。


一方、ここ最近、米国経済の回復を示す統計発表が相次いでいることから、足元市場参加者は株価の動きに注目しているが堅調に推移している。量的緩和継続を背景に、高金利通貨(リスク資産)へ資金がシフトする動きが加速しており、特に業績が好調な株が物色対象となっている。このことは、高値圏にある商品価格に一時的な調整圧力がかかりやすいことを意味する。非鉄金属相場は高値圏での揉み合いに。旧正月明けの中国の需要動向が注目されるが、銅等はこの水準で実需の買いが入るかどうかは不透明な状態。銅、錫、ニッケルは割高、亜鉛、鉛、アルミ等は相対的に割安な状態にあることから、割高銘柄が売却され、割安銘柄にシフトする可能性がある。


「景気回復基調が鮮明に」

世界的な景気回復観測の強まりに伴い、特に株が物色されている。資産再配分の動きに伴い、一時的に割高な商品に調整圧力がかかりやすい一方で、株価上昇→景気回復はエネルギーやベースメタルの需要の支援材料となることから、商品価格の先行きの需要見通しは強気の見方が多い。特に、工業金属であるベースメタルには下値では安値拾いの買いが入りやすい地合いが続いている。


ただ、昨日の中国の政策金利引き上げに加え、先進国の金融政策変更の可能性も徐々に高まりつつある。金融政策の変更は、投機需要の減少、実需の減速を映じて商品需要を鈍化させると予想されることから、商品価格は総じて頭重い展開になると見られる。今後の注目は欧米の金融政策に加え、インフレ懸念を明確に宣言しているインドの動きであろう。


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コモディティインデックス】
MRA CVIX(MRAコモディティ恐怖指数):25.47(+0.13)
MRA RMI(MRAレアメタルインデックス):314.43(+0.49)



【雑感】
大相撲が揺れている。
今度は八百長疑惑だ。

昔から大相撲は八百長の話が絶えないが
何時になったら片付くんだろうか。

と、思っていたら、「八百長」って何なのか。
最近語源に関して感応度が高くなっているので調べてみた。

何と、八百長の八百は、八百屋のことで
八百屋の長兵衛さんが、大相撲の年寄伊勢ノ海囲碁仲間で
わざと負けて、八百屋の売上増加に寄与させようとしたのが語源らしい。
その後、囲碁の重鎮と勝負して互角に戦ったため、
「わざと負けていた」ことが知れ渡ることになる(以上、ウィキペディアから)。

うーん。なるほど。
しかし、こういった行為を日本語で説明すると
「本当に実力があるものの、その他の面での効果を期待してわざと勝負に負けること」
と、長ったらしい文章になるが、八百長、って書けば3文字で済む。
しかし、ものすごい宣伝効果ですよね。

ということで、この言葉は江戸時代の後期に出来た言葉らしい。
似た様な(?)言葉では「すけべ」というのがあるがこれも同じような感じなのだろうか。
だとすると、トンデモなくイヤラシイおじさんが昔いたんだろうか。

と、思って調べてみたら
こっちはそんなことありませんでした。
どうも好きを好き兵衛、ともじっていたのが助兵衛に転じたようです。
特定の超イヤラシイ人がいた訳ではないらしい。ある意味残念だ。
もしいたとしたら、どんなに凄いことをしていたのか興味があったのに...

と、どうでもいいことを書いてしまいました。
済みません。