【商品市況概況】
「リビアの混迷」
昨日の商品相場はエネルギー、貴金属を除きリスク回避モードで下落に転じた。材料はリビア情勢の混迷、更にこの問題がアルジェリアやベネズエラ、更にはサウジアラビア等に波及する可能性が以前よりも高まってきたことが材料である。エネルギーは今回の問題が周辺諸国に拡大する可能性が高まっていることから上昇している。
但し、今回の上昇は市場参加者のショートポジションの買い戻しによるものであると考えている（先行きが不透明なため、敢えてニューロングは取りにくい）。貴金属は有事の金銀買いで大幅な上昇。一方で工業品としての色彩の強いプラチナ、パラジウムは大幅な下落となっている。ベースメタルは、エネルギー価格の上昇や中期的な供給不安で現物が堅調に推移すると考えていたが、市場はまずリスク回避の保有ポジション解消動きで水準を切り下げた。特にこの数カ月ベースメタルは積極的に物色されてきたため、投機筋のネットロング幅は拡大していると見られ（少なくともCOMEX銅はロング幅が大きい）、ポジション調整は下落圧力となる。穀物も大幅な下落となった。
「高ボラティリティ時代」
中東問題が拡大し、原油価格が高騰している。リビアの問題がアルジェリア、サウジアラビアまで拡大する可能性が高まってきたためだ。基本的に今回の問題がどのような展開を見せるのか、現時点で判断することは難しい。しかし、「民衆の不満を解消できるだけの、手厚い政府からの援助（住宅や食品等）」が可能なGCC諸国（湾岸協力会議国。アラブ首長国連邦、バーレーン、クウェート、オマーン、カタール、サウジアラビアの6カ国）に、この動きが拡大する可能性は、バーレーンを除いて引き続き低いと考えている。ちなみにバーレーンを除くGCC諸国の外貨準備は1.3兆米ドルと極めて高い水準にある。しかし、今回のデモの中で「王政打倒」を掲げるものが出始めていることは、これらGCC諸国も100%安泰ではないことを示唆している。また、殆ど取り上げられていないが、OPECの中で最も過激な発言を繰り返していたチャベス大統領のベネズエラにこの問題が波及した場合には、今のところ欧州に比して影響の軽微な米国のエネルギー相場にも大きな影響を与えかねない。
よって、今後の見通しは極めて不透明であり、市場参加者（特に投機筋）はまず、現在保有しているポジションの現金化を進めると見られる。その後、情勢不安の拡大を映じて現物供給に不安が出てくれば、エネルギー・貴金属のみならず多くの商品価格が上昇することになるだろう。それに備えて現物確保をするべきである、と言いたいところだが問題終息後は急落する可能性が高いため、その選択肢も取りにくいだろう。多くの原材料を海外からの輸入に頼る日本に与える影響は決して小さくない。「高ボラティリティ時代」であることを忘れてはならないだろう。
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【コモディティインデックス】
MRA CVIX（MRAコモディティ恐怖指数）:26.94(+2.22)
MRA RMI(MRAレアメタルインデックス）:315.24(+0.42)
【雑感】
この前、ホテル三日月に行った。
私の父が友人と連れ立って、ときどき行っているところだ
何回もこのコラムで取り上げているが
私の子供は温泉が好きなので
週末何もすることがなかったので行くことにしたのだ
アクアラインに乗って40分弱で着く。
非常に近い。
どんなところにあるんだろうかと思っていたが
申し訳ないけど、ホテル三日月以外は周りに目立った構造物がなく
この地域一帯、ホテル三日月のためにあるような感じである。
おそらく、だけどアクアラインがなかったころに
シーワールドやマザー牧場に行く観光客が宿泊するホテルだったんだろう。
子供のころからこのホテルはコマーシャルでやってるので知っていたが
中に入ったことはないのでドキドキである。
まず中に入って驚くのが、ホテルなんだけど靴を脱いで裸足で歩くところ。
大江戸温泉等も同じ仕組みであるが
ホテルなのにもかかわらず、完全裸足、というのは意外感があった。
で、靴を脱いで、温泉に入るわけです。
女湯は3階、男湯は1階。
子供は今日はカミさんと入りたい、というので1人で男湯に入った。
中に入ると尋常じゃなく広い。
コマーシャルでみた、流れる温泉もあるし
1億5,000万円の黄金風呂もあった（入らなかったけど）
と、ふと温泉の隅のほうに目をやると
「韓国式あかすり」
なるサービスをやっている。
「これは！！」
そう。父がやりすぎて、体が黒ずんだあのあかすりである。
本当に体が黒ずむのだろうか？
トライしてみることにした
（続く）
