あかすり-その2

【商品市況概況】

「リスク回避の動きが一巡」

24日の商品相場は総じて軟調な推移となった。中東問題の拡大によるエネルギー高、質への逃避、リスク回避の動きが一巡したことが材料。


エネルギー相場はリスク回避の動きが一巡したことからパニック的な買いが弱まった。シリア情勢の今後は見通し難いものの、チュニジア、エジプト、シリアと波及した同問題をとりあえず市場が織り込んだ形に。また、アルジェリアの鉱業相が24日、「OPECは必要とあらば会合を開く可能性がある」とコメントしたことも売り材料となった。現在OPECは十分なスペアキャパシティを有する。


ベースメタル相場はまちまち。中東情勢が緊迫化しているものの、最大消費国である中国の消費が旺盛なことから、安値では下値拾いの買いが入りやすい状況となっている。また、OPEC有数の原油生産国であるリビアの情勢不安がエネルギー価格を押し上げており、生産コストの上昇に繋がっていることも下値支えの材料に。貴金属相場はまちまち。金は続伸。過去6ヶ月で最長の8営業日連続高となった。穀物相場は小幅安。独自材料が乏しい中、手仕舞い売りに押された。


「デモ予備軍」

今回の中東問題は、若年層の失業率と食品価格の高騰が背景にあると言われている。豊かさを示す指標として1人当たりGDPを、不満の指標として若年層の失業率を用いた場合、今回問題が生じているチュニジアリビア、エジプト等は1人当たりGDPの水準が低く、若年層の失業率が高い。


若年層の失業率が高く、1人当たりGDPが低い国を「デモ予備軍」と位置づけると、中東・北アフリカの主要国+ベネズエラの中で、UAEクウェートカタール以外は全てこのデモ予備群に該当する。「王政打倒」「独裁政権の打倒」という文字が新聞に躍るが、背景は経済的な問題なのである。


昨日、モーニングサテライトで解説をしたが、少し説明しきれなかったので少しここで補足すると、問題はこれらのデモ予備群国が、住民の不満を抑えるために十分な施策を打てるかどうかが次の問題である。具体的には食品や住宅等の支援や保護である。しかしこれが出来るか否かはその国が裕福か、具体的に言えば高い外貨準備を有するか、財政状況は悪くないか、といったところがポイントとなる。その観点からすれば、現在波及が懸念されているサウジアラビアは懸念は小さいと考えることが出来るだろう。


但し、経済的な問題を背景とする不満の連鎖が拡大し・長期化した場合、それが宗教的、部族的色彩を強めた場合はこの限りではなく、問題が深刻化(原油の不足、高騰、最悪の場合中東の戦争勃発)する可能性は否定できない。問題がサウジに波及した場合、原油価格が200ドルを超えても何ら不思議はなく、「中東発の景気二番底」の懸念もなくはない。


当面、中東情勢から目が離せない展開が続くことになるだろう。


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コモディティインデックス】
MRA CVIX(MRAコモディティ恐怖指数):27.19(+0.00)
MRA RMI(MRAレアメタルインデックス):314.82(+0.42)



【雑感】
あかすりがとうとう始まった。
よくわからないが、ナイロンだか何かでできているたわしで
私の全身をはげしくこする。


が、相当痛い。
本当にナイロンなのか?
たわしかなんかじゃないの?
以前見たテレビだと、手のひらにぴったりタオルをつけて
こすってピンポン玉みたいにしてくれてたと思うんだけど
それじゃ、ないのか!?



と、言ったところで止めるわけにはいかない
あ、別に止めてもいいんですか、そうですか
でも、せっかくやってもらってるんですからねぇ
早く終わらないかな、と思っていたら


「マッサージどう?みんなやる。とても気持ちいい」



...なんか、違う店に来ちゃったんじゃないだろうな?
外では子供が走り回ってるから、そんなことないと思うんだけど...
痛さが強いので、マトモな思考が働かない。



「みんな、必ずやるよ。クセになるよ」



嗚呼!!
実は家族でとんでもないところに来てしまったのでは!?
この後、みんなで昼を食べるんだが、もうまともに会えないかもしれない...



「ハイ、おしまい」



えっ!?
って。
あたり前なんですけどね...
確かに体もツルツルになってるし。
これで、良かったんですよね...ってそうですよ。そりゃ。


この後、食べ放題のビュッフェでしこたま食べて
大人2名、子供1名(無料)+あかすりで1万円でおつりが来た。
安いよな。お値打ちの旅行でした。


でも、体が黒ずむまではあかすりはやらんだろうなぁ。

【商品市況概況】

リビア情勢不安の連鎖」

昨日の商品相場はベースメタル以外が上昇した。材料は改めて言う必要もないが、リビア情勢不安が拡大していることである。これにより、欧州・アフリカ原油の供給に懸念が生じ、域内需給の緩和からBrentとの価格乖離が大きくなっていたWTIにもさすがに買いが入り、略3年ぶりに100ドル台を付けるに至った。貴金属は質への逃避の動きが継続、金銀が上昇しているが、工業品の色彩が強いプラチナ、パラジウムは続落している。ベースメタルは高安まちまちであったが、特に割高感の強かった銅等に売りが入り、エネルギー依存度が高く、中東での生産依存度の高いアルミは上昇している。穀物はドル安の進行やエネルギー価格の上昇を受けて連れ高となっている。

今のところリビア問題がどのような形で終息するかは不明であり、当面エネルギー高が多くの素材価格を押し上げることになるだろう。



「予断を許さない中東情勢」

リビア問題の拡大を受けて、OPECは緊急会合を開催せずに増産する可能性があることを示唆している。原油供給に関するOPECの信頼を回復することと、あまりに価格が高騰した場合に打つ手がなくなることを懸念しての発言であると考えられる。しかし、もし今回の問題がリビアのみならず、アルジェエリア迄拡大した場合、更にベネズエラまで拡大した場合、いくらサウジが増産を行ったとしても賄いきれるものではない。


現状、サウジの余剰生産能力は3MBDであるが、これはリビアアルジェリアの生産量の合計に略等しく、この2国の生産が止まった場合、サウジの増産能力は略なくなることになる。このとき、OPECで100万バレル単位で余剰生産能力を持つ国は存在しない。主要なところの余剰生産能力を見ると、クウェートが0.3MBD、UAEが0.3MBD、イランが0.3MBD、ベネズエラが0.2MBD、アンゴラが0.3MBD、となっており、全員が一致団結しなければ有事に対応できるだけの十分なキャパシティを有しているとは言えない。更に厄介なのはこの中にイランが含まれていることである。リビアアルジェリアの代わりを他OPECに依存した場合、核開発問題で経済制裁を受けているイランがカードを握る可能性があるためだ。この場合、原油価格は更に上昇することになるだろう。


とはいえ、現在世界の石油在庫の水準は高く、12月末時点のOECD在庫は57.5日分(IEA)あり、供給途絶時のバッファが存在するためまだ危機的な状況になるとは考えていない。しかし上記のとおり、もしアルジェリアリビアの石油供給能力が実際に失われた場合、この在庫水準でも十分ではない可能性がある(本当にそうなるかどうかは正直分かりませんが...)。

原油相場は先行き、予断を許さない状況となっている。


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コモディティインデックス】
MRA CVIX(MRAコモディティ恐怖指数):27.19(+0.25)
MRA RMI(MRAレアメタルインデックス):314.82(+0.42)



【雑感】
「あかすりお願いします」


受付をやってるのは韓国人のオバちゃん
韓国人を差別するわけではないが
2人からはキムチを食べたと思しき匂いがする。
この人たちがやるんだろうか?
だとすると、ニンニク臭くてやだなぁ...風呂場なのに

と、思ってたら


「私がやるから、温泉であったまってきて」


がっくり。
結局ニンニクおばさんが私の担当である。
で、いやだ、というわけにも言わないので言われた通り温泉に入る。
流れる温泉を一周。
黄金風呂にひと浸かり。

これぐらいでいいだろう、と思ったら


「サウナに入りなさい」


はいはいわかりましたよ。でもサウナ好きじゃないんだけどな、ブツブツ。
と、5分程度入っていたらようやく


「さあ、始めましょう」


全裸になれ(朝から恐縮ですが)の指示のもと
生まれたままの姿で、かつ隠すものも持たずオバさんの前に立つ。
なぜかおばさんは上から下まで私のことをじろじろ見る。
なんだか、非常に悲しい気分になってきた。


「ここに寝てください」


ついにあかすりが始まった。
(続く)