【商品市況概況】
「全体に堅調な推移に」
昨日の商品相場は堅調な推移となった。中東情勢の緊迫が続いておりエネルギー価格は上昇しているが、とりあえず現在の材料を織り込む形でリスク回避の売りが一巡したことから、買い戻しが優勢となったため。
エネルギー相場はサウジアラビアの増産観測を背景に上げピッチを鈍化させた。しかしながらこの地区の問題が終了するまでは
売り<買いの状態が続くのは明らかであり結局前日比プラスで引けている。
ベースメタルは上昇。中国の貿易統計で中国のベースメタル需要が旺盛であることが確認されたこと、中東情勢不安で相場水準が
低下していることに伴う安値広いの買いが材料になたようだ。
貴金属は中東情勢がいったん織り込まれたことから、小幅安となった。プラチナ・パラジウムは株の戻りが好感されて上昇。
穀物は、エネルギー価格の上昇と南半球の異常気象の影響、株の戻りといった材料を受け、大幅な上昇となっている。農産品価格の上昇はファンダメンタルズ(エネルギーコストの上昇による生産コストの上昇、悪天候による供給不足)によるものである。食物価格の上昇は中東デモの主因の1つであるが、中東デモの拡大がエネルギー価格押し上げた場合、さらに食物価格を押し上げデモ拡大に...という嫌な連鎖を想起させつつあることは留意すべきだろう。
いずれにしても市場の最大材料は当面中東情勢である。
「マクロ指標を見直す」
中東情勢不安の高まりで全くほかの材料が注視されていないが、現在の世界の経済情勢を理解する上で重要な指標が発表されているので、少し整理しておきたい。
まずは米国のGDPである。速報から下方修正された。内容を少し見てみると、個人消費が鈍化し、国内設備投資も前期比マイナスの状態。一方で輸出は堅調であり、米国が外需主導の景気回復過程にあるが、国内状況の改善速度が緩慢であることを印象づける内容であった。インフレ懸念はありこそすれ、米国は金融緩和を継続せざるを得ないだろう。
欧州で先週発表されたPMIは欧州地区の景気回復を示唆するものであり、PMIと域内GDPの相関も高い。これも米国と同様輸出の増加による外需主導の回復であることは間違いないが、景気は回復基調にあるのは明らかである。しかし、中東情勢を受けた域内エネルギー価格の急上昇が、金融引き締め並びに個人消費の鈍化を誘発する可能性は否定できない(現に、昨晩のユーロ圏小売業景気指数は前月比▲5.9の悪化)。3〜5月に大量償還を控えるPIIGS国債問題や、リビアからの燃料供給が激減しているイタリアなども火種になりかねず、欧州景気動向は多分に中東の情勢に依拠することになる。
一方中国は金属類の輸入が堅調であった。これは第12次五カ年計画の初年度月であったことも寄与しているとみられるが、総じて実需が衰えていないことを示唆するものであった。しかし中国は、商品価格上昇に伴う国内の深刻なインフレに頭を悩ませており、今回の中東と似たような状態になる可能性も全くないではない(世界一の外貨準備を誇る中国は、国民の不満を解消する対策を打てる余力を有するため、あまり懸念はしていないが...)。引き続き中東情勢、というよりも商品価格動向が中国の先行きをみるうえで重要であるといえる。
このように世界景気は緩やかな回復にあるものの、ほころびも目立ち始めている。中東情勢を受けてどうしてもファンダメンタルズから目をそむけたくなるが、3月初に発表される米雇用統計は海外情勢が不安定なことにより、国内の状況分析の重要度が増すと考えられるため注目である。今のところ市場の予想は民間部門雇用者数が200千人程度の増加、となっているが、この通りであれば回帰分析を元にすると、銅価格は900ドル、原油は5ドル程度、現在の価格から上昇することなる。
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【コモディティインデックス】
MRA CVIX(MRAコモディティ恐怖指数):27.46(+0.26)
MRA RMI(MRAレアメタルインデックス):316.70(+1.88)
【雑感】
最近子供が紙飛行機に凝っている。
というよりも、自分でまだ作れないので
私やカミさんが作るのだが。
昔、名前を覚えていない漫画のような本で
良く飛ぶ飛行機とか
割り箸鉄砲とか
マッチの家とか
風呂場での水鉄砲の作り方とか
沢山解説してある本があったのだが(何処に行ったんだろうか...)
私はその本で良く飛ぶ飛行機の作り方を学んだ。
なので、1つか2つぐらいしか知らない。
でも今はネットの時代である。
調べてみると、実に多くの種類の飛行機がある。
しかも名前がついてるんですよね。
なんてのがあったりして、更に
クワガタ飛行機
カモメ飛行機
なんてのもある。更になんでそうなのか知らないが
なんてのもある。
片っ端から折っていったら何と15種類にも達した。
で、一番良く飛ぶのはどれかというと
スフィンクスが良く飛ぶんですよね。
後は名前を知りませんが、ネットで「世界一良く飛ぶ飛行機」と案内されていた飛行機。
あれ、紹介しようと思ったら、サイトが見つからない。
YouTubeにあったんですが...
久しぶりに飛行機を折ってみると
「どれだけ飛ぶかな?」
と、子供のころのワクワク感が戻ってきますね。
ストレス解消にいいかも知れないです。