【商品市況概況】
「IMFの予想を受け調整安に」
昨日の商品相場は総じて軟調。IMFが2011年の米国経済の成長率予想を1月時点の予想から0.2％引き下げ2.8％と予想したことから、上昇基調を鈍化させる結果となった。週末急速に進んだドル安が、週末の米暫定予算合意を経てドル高に転じたことも材料となった。
エネルギー相場は軟調。WTI、ブレントともに目先の大台を突破したことから益出し売りが入ったほか、相場上昇が回復基調にあった個人消費者を冷やす可能性があるとの懸念が広がっていることが弱材料視された。非鉄金属相場はまちまち。中国貿易統計で銅、アルミ関連製品の需要が前年比マイナスとなったことは売り材料視された。しかし銅はスクラップ輸入が増加している他、アルミも潜在的な需要が堅調なことから下落幅は小幅にとどまった。貴金属相場は総じて下落。週末、米議会で2011年度の予算案が合意に達し、週末売りこまれたドルに買い戻しが入ったことが売り材料となった。穀物相場はトウモロコシが堅調、小麦と大豆は軟調となった。冬小麦の作柄が悪化しているとの報告を受け、代替えであるトウモロコシ需要が増えるとの懸念が広がったことが材料となった。
「急ピッチな価格上昇時の価格調整リスク」
商品価格は堅調な推移が続いている。1〜3月に発生した中東の騒乱と日本の震災といった材料が、商品物色の．．．
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【コモディティインデックス】
MRA CVIX（MRAコモディティ恐怖指数）:28.27(▲0.14)
MRA RMI(MRAレアメタルインデックス）:321.82(+0.00)
【雑感】
アマゾンで売られている拙著「コモディティデリバティブのすべて」
久しぶりに見てみたら、品切れで入荷未定になっている。
．．．出版元のきんざいさんとか紀伊国屋書店では売ってるみたいなので
是非、そちらでお求め下さいませ。
さて。
春になった。
桜も満開だ。
震災の影響で花見も自粛ムードが広がっていたが
最近メディアでも「過剰な自粛は控えるべきだ」といった論調が強まり
この週末は結構な人出であった。
基本、1年に1回。
しかも入学式や入社式があるところはあるんですから
やれるならばやらないと、と思ったりしました。
今年の新入社員は平成元年生まれなんですよね、そういえば（正確には今年入社の人の一部）。
で。
この前、とあるお客様と夜ご一緒したときに、今年の新入社員の話になった。
今年はちゃんと入社式がなくてかわいそうですね、といった類の話だったのだが
そのお客様曰く、
平成元年生まれの子供は、節目の年にいろいろなことが起きてるんだよね。
小学校入学式の年は、阪神大震災と地下鉄サリン事件があったし
中学入学の年はNYテロ
高校入学の年はスマトラ沖地震
それで今度は東日本大震災
そもそも生まれ年には天皇陛下が亡くなっているしね．．．
とのこと。
うーーーーーーーーん
全く何にも関係はないと、思いはするのですが
確かに節目の年に大きな出来事が起きていますね．．．
でも、いろいろなことにめげず、頑張って欲しいものです。
少なくとも週末、桜の下に集まっていた新入社員と思しき若者たちは
元気いっぱい、明るい笑顔を見せてくれていました。
日本の未来はきっと明るいはずですよ。
