【商品市況概況】
「テクニカルな買い戻しで上昇」
昨日の商品価格は軒並み上昇している。欧州問題の拡大、米債務上限問題、FOMCでの足並みの乱れ、中国の追加金融引き締め懸念等、売り材料が満載の1日だったが、材料としては新しいものではなかったこと、各商品も200日移動平均等のチャートポイントに差し掛かっていることから、テクニカルな要因で上昇したと考えられる。特に、ユーロが同地域の債務問題解消に向けた対応への期待等で反発したことが、昨日の商品価格の上昇のきっかけとなったようだ。個別材料での上げ下げ、冒頭の要因に対する当局の対応状況によって上下はあるものの、弊社は総じて夏場に向けて商品市場は調整色を強めるとの見解である。エネルギーは上昇。ユーロの反発が材料となった。WTIよりもBrentの上昇が抑制されたのは、取引最終日をにらんだポジション調整によるものとみられる。ベースメタル、貴金属も上昇している。
「バーナンキ議長の会見」
今晩のバーナンキ議長の会見への注目度が上昇している。足元の米経済統計(雇用統計)が悪化したことに加え、欧州債務問題等の外部の不安定要因が重なり、FOMC内の意見も割れ始めているためだ。この状況においてバーナンキ議長が現在の米経済状況にどのような判断を示し、追加金融緩和に関してどのような発言を行うかは先行きを占ううえでの重要な判断材料となるだろう...
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【コモディティインデックス】
MRA CVIX(MRAコモディティ恐怖指数):30.32(+0.12)
MRA RMI(MRAレアメタルインデックス):304.00(+0.00)
【雑感】
7月12日はずいぶん前からいうことを決めていた。
セクハラと言われようが
なんと言われようが
私は言う。
今日は休みでも何でもないが
「ボイン湖畔の戦いの日(北アイルランド)」
らしい。
以上。
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