セミ前線

【商品市況概況】

「中国GDPバーナンキ議長発言」

昨日の商品価格は軒並み上昇している。朝方発表された中国のGDPが市場予想を上回ったこと、夜間に行われたバーナンキ議長の会見で、QE3の可能性について言及されたことが材料となり、リスクテイク意欲が回復したため。ただし米連邦政府債務上限問題、欧州債務問題といった公的セクターの問題が市場心理を悪化させる局面が多く、一本調子の上昇とはならなかった。


エネルギーは上昇。朝方発表された中国GDPが好調であったことからリスクテイクの動きが徐々に見られ、NY時間に大幅な上昇となった。IEAの石油需要上方修正や、石油製品出荷が減少した米在庫統計は殆ど材料とはならなかった。ベースメタルは上昇。中国のGDPが市場予想を上回ったことから、金融引き締め下でも堅調な経済活動が継続していることが好感された。中国の国内ベースメタル生産の回復も、国内需要の旺盛さを裏付けるものとして昨日は買い材料となった。貴金属は金が上昇し、市場最高値を更新した。欧州不安、米連邦債務問題といった「金物色のベース」となる事象が解消していないこと、QE3の可能性が高まったことが材料となった。資金供給量とそれに伴う実質マイナス金利の拡大は、金価格を押し上げる材料となる。銀も大幅に上昇。QE3に伴う投機の買いで上昇が顕著となったことで実需の買い急ぎが入り、実需・投機両面で押し上げられた。PGMも上昇している。



「またデジャブ?」

昨日はリスク資産の買い材料となる統計、要人発言が相次いだ。これにより再び市場はリスク・オンモードに入っている。しかしこのトレンドは本当に続くのだろうか?
昨日のバーナンキ議長...


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コモディティインデックス】

MRA CVIX(MRAコモディティ恐怖指数):30.77(+0.45)
MRA RMI(MRAレアメタルインデックス):303.59(+0.42)


【雑感】

この前の週末、我が子と近くのプールに行った
なぜか老人向けなので、温水である(こんなに暑いのに...)
でも、家から一番近くて安いのでここに行くようにしている。



2人で歩いていたが、尋常じゃなく暑い。
同考えても梅雨とは思えない(って明けたんでしたっけ?)
と、思いながら歩いていたら



「なんでこんなに暑いのにセミが鳴いていないの?」



と、子供から素朴な質問。



「梅雨が明けないと、セミは鳴かないんだよ」
「そうなんだ。いつ梅雨が明けるの?」
「今週中かなぁ...」



と、サラっと回答してしまったが
本当にセミは梅雨が明けるまで鳴かないんだろうか?



と思ってググってみたところ
いましたいました。
こういうことを調べている人が
と言うよりも、「環境庁(省ではない)」が調べていましたよ



どうもですね「生物季節前線図」というのがあり
いわばセミの「桜前線版」の様なものがあるらしいんですね
これは日本各地を14の地域に分けてヒアリング調査をして作成したようです
事業仕訳で何か言われたかも知れないが、生物を通じた季節の進行度合いの把握と
それぞれの種類(この例ではセミ)が季節の進行にどのように対応した生活をしているか
を把握するのが目的の様です。



で。



この結果を見るに、確かに北上してく様は桜前線に似たものがありますが
別に梅雨明けのスケジュールとは合致していないようです
(梅雨明けと重なるのはたまたまなのでは...?)



と、従来の定説とは違う結果となりました。
本当のところはどうなんでしょう。
今年は梅雨明け前後のセミの声に注意してみようかと思っています。