カブトムシ

【商品市況概況】

米国債格下げショック一旦終息」

昨日の商品価格は下落後買い戻しが入った。今回の商品相場下落は、景気悪化懸念が出始めた所に基軸通貨である米国の債券の格付けが引き下げられ、「不安心理が増幅したことによる、低流動性資産並びに景気循環資産からの資金退避」の動きであったと総括される。アジア時間はこうした一連の資金退避の過程でポジションを手仕舞いしきれなかった市場参加者の売りが継続したことから、更に下値を試す展開となったが、ECBのイタリア・スペイン国債の購入やFOMCでの緩和的金融政策長期化のコミット等の「金融システムの安定化に寄与する対策」が実行ないしは表明されたことが好感され、買い戻しが入ることとなった。米公的債務問題は昨晩のFOMCで一旦落ち着きを見せたが、これはFOMCが金融政策のスタンスを変更した、と市場に受け取られたことによるものであり、今後は米CPI並びにジャクソン・ホールでのバーナンキ議長の講演内容に焦点が集まることとなる(QE2は昨年のジャクソン・ホールの講演で示唆された)。また、米債務問題の影響で余り扱いが大きくなかったが、最低でも年末迄継続する可能性が高い欧州の債務問題に再び焦点が当たることになろう。同時に足元公的債務問題が棚上げとなっていることから、市場はよりファンダメンタルズを注視することになるだろう。商品価格は当面低い水準を維持するが、政策動向・マクロ経済統計の内容を受けて非常に神経質な展開になると予想している。


エネルギー価格は下落後上昇。値ごろ感からの買いと、米FOMCでの金融緩和の長期維持決定が買い材料となった。但し基本的に米国の原油供給は十分であり、需要も旺盛でないことからファンダメンタルズは良くない。一方、リビアからの供給途絶が続く欧州の原油需給はタイトなままである。今後はよりWTIとBrentの格差が広がる可能性がある。ベースメタルは下落後上昇。中国のCPI/PPIが市場予想を上回ったことが追加金融引き締め懸念を想起させ、売り材料とされたが、同時に発表された固定資産投資や鉱工業生産が好調であったことから値ごろ感もあり、買い材料となった。尚、FOMCの決定は時間的にLMEの価格には織り込まれていない。金は大幅に上昇し、1,800ドルを試す展開となった。米国債格下げの影響を受けた質への逃避が加速したため。但し、ドル建て資産である金が「質への逃避先」として物色されているとするならば、ドル安の進行は金の上値を抑えることになるだろう。銀は下落。PGMは値ごろ感からの買い戻しで上昇している。"



FOMC

昨晩のFOMCで低金利政策が少なくとも2013年半ばまで継続されることが確認された。金融緩和終了の時期を今まで明示してこなかったため、明確にFRBの方針が変化していることを意味している。更に景気の先行きに関して更に慎重な見方をしていることが...


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【雑感】

父がよく行っている果樹園で
大量にカブトムシやクワガタが採れるらしい
この前、カミさんと子供が私を置いてそこに出かけ
カブトムシ2匹、クワガタ7匹をもらってきた。



そう言えば、確かに子供の頃
桃に群がるカブトムシやクワガタの写真を見たことがある
気付かなかったが、確かに果樹園は甲虫の宝庫なのだ





計9匹ものカブトムシ、クワガタをもらったのだが
そのうちのカブトムシ1匹が早くも死んでしまった
そもそもカブトムシは越冬できないし
私が見た時から結構弱っていたので、仕方ないところ。
だが、カミさんは非常に悲しそうな顔をしている。



「だって、可哀そうじゃない」



とのこと。そりゃそうなんですが、



「虫はどうでもいい」



とか



シンガポールのゴキブリをみて「カブトムシだ(8センチぐらいある、フライング・コックローチ)」
と言っていたぐらい虫を知らなかったのに
子供と図鑑を見ていて知識が増えたのだろう、偉い違いである。



いずれにしても悲しそうだ。
そうしたらウチの子は



「虫は土の上に置いておけば、シデムシが処理してくれるよ」



と、ドライ(?)なオコトバ。
確かにそれで合ってるんですけどねぇ。
情操教育上、これを修正するべきか、しないべきか。
なぜか子供ではなく、カミさんが情操教育を受けているようです。今頃になって。