【商品市況概況】
「安値拾いの買いと仏国債格下げ観測でましまち」
昨日の商品価格は安値拾いの買いとリスク回避の動きで高安まちまちとなった。米国債格下げショックで株価が急落していたが、一昨日のFOMCでの金融緩和並びにQE3への期待の高まりで朝方は回復基調を強めていた。しかし、欧州時間に入ってから「フランス国債の格付けが引き下げられる(後に3大格付け会社はこれを否定)」との噂が流れたため、急速にリスク回避の動きが強まった。但し米国債格下げショックの中でコモディティ価格は急落していたことから、実需筋の買い戻し圧力が強く、結果的に底堅い推移になったとの印象である。
エネルギー価格は買い戻しで上昇した。実需の押し目買い圧力が強いこと、米在庫統計が久々に分かり易くブルな内容であったことが材料となった。但し米国は実需が回復している訳ではないことから、Brentの方が戻りが大きくなった。流動性の観点から、金融システム不安後退に伴う投機の買いが入った可能性も否定できない。ベースメタルは総じて軟調な推移。FOMCの決定を受けて高寄りして始まったが、ドル高の進行や急落局面で売り遅れていた投機筋の手仕舞いに押され、水準を切り下げている。そもそもQ3は経済活動が(夏休みということもあり)停滞する見込みであることから、特に工業用金属は季節的に下押し圧力がかかり易い。金は大幅に上昇し、1,800ドルをタッチした。QE3への期待が高まる中、投機の買いが相場水準を押し上げることとなった。フランス国債格下げの噂も支援材料となった。銀も金につれ高、PGMは高安まちまち。
「QE3の催促相場」
金価格が上昇を続けている。弊社の予想では1,680ドルが上限であったが、米国債の格下げや、景気鈍化に伴う追加的な金融緩和への期待を受けて、水準を大幅に切り上げている。弊社は...
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【コモディティインデックス】
MRA CVIX(MRAコモディティ恐怖指数):26.96(▲0.72)
MRA RMI(MRAレアメタルインデックス):295.05(+2.37)
【雑感】
この前、カミさんと子供抜きで
1人で映画を見に行ってしまった
見た映画は「ハリーポッターと死の秘宝Part2」
である。
新宿の映画館で見たのだが
年齢層が尋常じゃなく若い
私以外は殆どが高校生で、大学生は殆どいなかった
その中に数名、映画ファンと思しき老夫婦が混じっている
中間層が殆ど存在していない、という意味で非常に特殊な印象
肝心の映画はというと非常に面白かった
一部の論評であるように、1本にこれだけの内容を詰め込むのは
やや大変な様な気がする詰まった内容であった
各話が1話で完結で、シリーズを通すと全ての謎が解ける
という仕立て方は最近のテレビや映画のシリーズものの基本であり
本は一切呼んでいなかった私からすると
10年間ののどのつかえが取れたようで、非常に満足であった。
エマ・ワトソンは可愛いなぁ(といっても私の半分未満の年齢...)
それで
映画を終わって何でもいいから昼飯を食べようと思い
すぐ近くにある回転寿司屋に入った
食べる量を調整できるから、回転寿司は嫌いじゃない
お店に入ると60直前ぐらいの年季の入ったおじさん店員と
20前後の若い店員が話しをしていた
年齢が凄く行っている人と、若い人の取り合わせは
映画館の観客構成に似たものがある
で
何を話しているか耳をそばだててみると
どうもお茶の出し方について若い人がおじさんから指導を受けているようだ。
おじさん「お茶を出す時に、お客さんが手を伸ばしたらどうする?」
若者「渡していいんじゃないでしょうか?」
おじさん「ダメダメ。どんなに顔見知りでも、絶対テーブルの上におけ」
若者「どうしてですか?」
おじさん「だってよ、そこでわざと手を滑らせて洋服が汚れたら、10万円取られるぞ」
若者「えっ、そうなんですか?」
おじさん「ここを何処だと思ってんだよ。そういう町なの、ここは」
...この激しい年齢差と
指導の内容と意識のギャップ。
若者はまた、知らなくてもよい真実を知ってしまったのでした。
でも、今の世の中、それぐらい用心深くないと生きていけないのかも知れません。
ふらっと立ち寄ってみた新宿という街で、新たな発見があった週末でした。