おかずラー油

【商品市況概況】

「イタリア問題進捗で上昇」

昨日の商品市場は総じて上昇している。イタリア上院で緊縮財政法案が可決したこと(下院は12日に可決の予定であるが、このレポートを執筆している日本時間12日23時現在では可決のニュースは入っていない)、次期首相候補のモンティ元欧州委員は救国の与野党連立内閣の樹立を画策していると報じられたことで急速に安心感が広がり、買い戻しが入ったため。このコラムで連日のように同じ材料に関してコメントしているが、足元の商品市場動向を決定している最大の要因は他金融市場と同様に欧州問題である。今後は万一の場合に備え、ECBが最後の貸し手になる覚悟があるか否かになると推察される。


エネルギー価格は上昇。イタリア問題が進捗したことに加え、夜間に発表されたミシガン大学指数が市場予想を大幅に上回る内容であったことが材料となった。そもそもミシガン大学指数のエネルギーをはじめとする商品価格への直接的な説明力はあまり高くないが、現状指数、先行き指数の改善幅が大きくさすがに材料とされた。エネルギーは原油軽油(灯油)市場の需給がひっ迫している(ガソリンは需給が徐々に緩和し、クラックスプレッドも大幅に縮小している)ため、堅調な推移となっている。景気後退の可能性はあるものの、(気温次第であるが)冬場は特に堅調な推移になることが予想される。ベースメタルは上昇。イタリア問題の進捗に加え、夜間のミシガン大学指数の改善が材料となった。これも繰り返し主張しているが。一部のメタルが生産コストが意識されるレベルまで価格が低下していること、減少しているとはいえ中国のメタル輸入は堅調さを維持しており世界消費の略5割を占める同国の「ベース需要」は底堅いと考えられること、から総じて底堅い推移となっている。しかし期間構造並びに現物のプレミアムの水準を鑑みると足元の需給は緩和した状態にあると言え、当面上値も限られることになると考えている。貴金属は上昇。イタリア問題の進捗に伴うドル安の進行が材料となった。金・プラチナのネガティブ・スプレッドは拡大している。



「絶対水準の変化」

この10年間振り返ってみると、商品価格の絶対水準自体が上昇してきている、との印象を受ける。10年前20ドル台だった原油は今や100ドルが当たり前で、金価格も当時の4倍近くに上昇しておりこのことについても当たり前と思っている人が増えているというのが現実である。以前からこのコラムで主張している通り...


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コモディティインデックス】

MRA CVIX(MRAコモディティ恐怖指数):31.28(▲0.52)
MRA RMI(MRAレアメタルインデックス):277.66(+2.22)




【雑感】

そば党の人からは非難轟々だと思うが
最近、家で適当に食べるそばの食べ方で
結構気に入っている食べ方がある



そもそも安いそばで良くて
(というか、高いそばではもったいないからできない)
まず茹でて
ざるそばにするために水で洗う



その後、割り下を作るが
そうめんつゆ:水:みりん=2:1:0.5の割合で混ぜ
それに



「ぶっかけおかずラー油」



をスプーンで2さじ程入れるのだ。
要は辛いつけ麺のそばバージョンである。
割り下を熱くして、そこにそばを入れても美味しい
やったことないけど、きっと卵や鶏肉を入れても美味しい



はずである。
是非、お試しあれ。