もはや沼ではない

【商品市況概況】
「ドイツの指標と首相が市場を振り回す」

昨日の商品市場は総じて軟調な推移となった。独経済統計が予想外に良い内容となったことがプラスのサプライズとなったが、独首相がECBが最後の貸し手となる仏案を最終的に退け、さらにバローゾ委員長が提案したユーロ共同債の検討も拒否したことから、欧州問題の解決のめどが立たなくなったため、リスク回避の動きが強まった。結局強弱材料が混在する中でもみ合った、ということである。

エネルギー価格は上昇後下落。予想以上に堅調な独経済統計を受けたプラスのサプライズで上昇したものの、独政府のECBの扱い、ユーロ共同債の枠組みに関する頑なな姿勢が嫌気され、引けにかけてはドル高を伴い水準を切り下げる動きとなった。しかしながら冬場の灯油在庫は世界各地で十分ではなく、結果的に原油底堅い推移になると予想される。またここにきて中東地区の情勢が不安定となっていることも、市場参加者にショートポジションのクローズを迫ることから、相場の下値を堅くしているようだ。ベースメタルは下落後上昇、その後下落している。投機資金は流動性の低いベースメタル市場から一時的に退場していると考えられるため、足元の動きはほぼ現在のファンダメンタルズを反映したものであると考えられるが、欧州地区の景気減速の可能性が高まる中、積極的に上値を追う展開にはなりにくい。そんな中、独経済統計が予想外に好調であったことから前日比マイナスで寄り付いた後に上昇したが、その後の独首相の発言に対する失望で水準を切り下げる動きとなった。結果的にベースメタルは高安まちまちで引けている。ここまで価格が下落すると生産調整が意識されるため、さらなる下落には「さらなるショック」が必要である。しかし今のところ市場に決定打を与えるようなショックの発生は予期できず、当面は現状水準での推移が続くことになるだろう。貴金属価格はもみ合い。欧州危機の深刻化を受けた換金売りと、質への逃避の買いが交錯する形となった。




「ドイツは何を考えているのか」

結局何がしたいのか。正直わたくしにはメルケル首相の意図がよくわからない。確かにユーロ共同債は低格付け国の条件にリンクするため、ドイツの負担が増加することからドイツが難色を示すこともわかる。さらに...

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コモディティインデックス】

MRA CVIX(MRAコモディティ恐怖指数):28.61(▲1.74)
MRA RMI(MRAレアメタルインデックス):274.78(+0.00)


【雑感】

最近、ドジョウの水槽に大きな変化が起きている
と、言うのは「水がきれいになった」のだ。

どうしてって?

それはですね、2週間程前の週末に濾過機がウンウン
ヘンな音を出し始めたので見てみたら
濾過機のフィルターをちっとも交換してなかったので
ヘドロがたまって詰まっていたのですよ

それで

フィルターを買いに近所の熱帯魚屋に行ったわけですよ
それで、私年寄りなんで、どのフィルターが使えるんだか分らなかったんですね。
なので、店にいた女の子に聞いてみたんです

「あのー、この濾過機のフィルターが無くなったんで欲しいんですがどのフィルターですか」
「え...ああ、この濾過機ならこのフィルターですね」
「あ、そうですか。じゃあ3個入りを2個買います」
「それなら6個入りパックの方がお得ですよ」
「あ、そうなんですか、じゃあそっちの大きいのにします」

ちゃんとお得な方を勧めてくれるなんて
更に、どのフィルターがどのような効果があり
どれを選ぶべきか、アドバイスをくれた
むむむ、デキる女だ。

と、心の中で思いつつ6個パックを持ってレジに。
その時ふとウチの水槽が沼化していることに関して相談してみた

「あのー、ウチの水槽が沼みたいになってるんですが、このフィルターできれいになりますか?」
「沼...水は何色ですか?」
「茶色です」
「ははあ、なるほど。ひょっとして流木を入れていますね」
「ハイ、その通りです」
「それは汚れて沼化しているんではないですね。端に流木から色が出てるだけです」
「なんですと!?」
「なのでこの活性炭袋も買って下さい。きれいになりますよ」
「前別のお店で勧められて、バクテリアの住処とか、苔取り何とかとか買ったんですが」
「意味ないですね。こちらをお試しください」


なんと、沼は沼ではなかったのだ。
半信半疑で活性炭袋を購入、水槽のフィルターに投入した。
これで2週間経っても沼化しなければ、彼女が言っていたことは正しいことになる。
結果、現在の水槽は澄んだ透明のままだ。
素晴らしい。ああいう女性に出会えたことに感謝だ。

と、ふと水槽をみるとドジョウが良く見える。
沼状態になってると可哀そうと思うが
きれいな水槽に入っているのを見ると、なんとなく腹が立ってくるから不思議だ。
と、いうことで、残念ながらもう沼にはならないのですよ。読者のみなさん。