兄弟船

【商品市況概況】

「欧州問題を受けもみ合い」

昨日の商品市場はもみ合った。S&Pが欧州諸国のAAA国の1つでも格下げとなった場合、EFSFも1〜2段階格下げする、と報じられたことがリスク回避の動きを強める一方、具体的にどうなると格下げが行われるかが明示されたことから欧州首脳の対応が加速するのではとの期待が高まったことは買い材料となった。しかし市場参加者が現段階において積極的にリスクを取りに来るとは考えにくく、総じて保有ポジション解消取引が主体であったと推察される。今週8.9日のEU首脳会議が終了すれば、ある程度の方向性が見えてくると思われるが、ユーロ崩壊を前提としないのであれば今週何らかの進展が期待できるのではないだろうか。但し欧州首脳はこれまでことごとく市場の期待並びに関係各国の期待を裏切り続けてきていることから、本当に前向きな結論が導き出されるかどうかは、今週を終えてみないと分からない。


エネルギー価格は小幅上昇した。欧州問題が売り買い両材料となる中で、EUがイランに対する制裁強化に前向きであると伝えられたことが、ショート筋の買い戻しを誘ったため小幅な上昇となった。しかし、総じてレンジでの推移が続いている。今後も原油価格は高止まりを続けると予想される。ベースメタル価格は高安まちまち。欧州問題はエネルギーと同様、売り買い両材料となるため昨晩に関しては大きな材料とはならなかった。しかし夜間に発表された独製造業受注が予想外のポジティブサプライズとなったことから、ニューヨーク時間に入ってから買い戻しが優勢となった。しかしこちらも年末を控えて商い薄く、方向感の乏しい展開が続いている。貴金属は下落。強弱材料が混在する中、もみ合った。




「ユーロの売りポジション」

商品相場は商品個別のミクロ材料よりも、欧州問題を材料に変動しているのは繰り返しコメントしている通りである。今後の商品市場の方向性をまとめると、やはり総じて堅調な推移になると予想される。要因は、需給の逼迫状況は今後も続くこと、景気後退で金融緩和は継続される可能性が高いこと、の2点に集約される...


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コモディティインデックス】

MRA CVIX(MRAコモディティ恐怖指数):29.02(▲0.12)
MRA RMI(MRAレアメタルインデックス):270.54(+0.00)



【雑感】

近々、津賀田とコラボした雑感を連載予定です。
ご期待下さい!



さて。



この前会社を引けた帰り、ネタ作りのために津賀田と出かけ
流れで夕飯を食べに行くことになった
そしたら



「このお店に行きたいのです」



とのこと。
何でも昔の会社の上司がお勧めの店らしく



「その日女将が釣った新鮮な魚を出す店」



らしい。
新宿にあるらしいのだが、どうも見当たらない。
分かりにくいところにあるのかね...
と相当探したが見つからない。
なので、食べログで検索して電話。
そしたら



「この電話番号は現在使われておりません」



女将が釣った魚を出す店だから
釣れなくなるとお店を開けられないんで
潰れちゃったんでしょうか...



魚は築地で買った方がよさそうです...