リレー小説-第3話

【商品市況概況】

中国経済統計を受けて景気循環銘柄下落」

昨日の商品価格は景気循環銘柄価格が下落し、貴金属価格等は堅調な推移となった。中国の経済統計が市場予想を下回り、同国の経済成長ペースの鈍化が懸念されたことが背景。但し米国市場が休場であったため、その影響は限定された...


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【雑感】

【リレー小説-第3話】

さあ、連載小説早くも第3話です。


「やっぱり起きてた?」
「え、いや、起きてたけど」
「こんなに遅い時間なのに」

時計を見るともう夜中の3時を回っている。
自宅に帰ったのが10時ちょっと過ぎだったから
もう5時間近く起きていることになる。
しかしこの女、美紅はなぜ私が起きていたのを知っていたのだろうか?


「いきなりでびっくりしたでしょう?」
「びっくりも何も...
見たことのない番号からこんな夜中に電話が来るから...」
「それはそうよね」


彼女はクスリと笑った。


「どうやってこの番号を知ったの?」

「それは...
あなたの先輩で幹事だった山中さんに教えてもらったのよ」

「山中さんとはどこかで知り合いだったの?」

「実は高校の頃の先輩。山中先輩、北海道の大学に行っちゃったでしょ
私は都内の美術大学に入学したから大学にいる間は全く連絡も
なかったんだけど」

たまたまこの前、ウチの青山のオフィスの近くでばったり会ったのね」


「そうだったんだ。びっくりしたよ」



山中先輩の後輩か。それなら俺の携帯番号を知っていても違和感はない。しかしもう1つの違和感は解消されていない。
なぜ私が起きているのを知っていたんだろうか?
それになぜ自分に電話をかけてきたのか、その理由が全く分からない。
(第4話に続く)