【商品市況概況】
「予想外の米雇用統計を受けてリスク資産総じて上昇」
【昨日の市場動向総括】
昨日の商品市場は景気循環系商品が積極的に物色され、非景気循環系商品が売られる流れとなった。
恐らく何もないだろう、と思われていた米雇用統計が予想外に雇用者数の増加を確認する内容となり、米経済活動が想定以上に速いペースで改善しているとの期待が高まったことが、需要増加観測を強め、景気循環系商品価格を押し上げた(雇用統計の詳細に関しては、昨日のトピックスをご参照下さい)。
リスクテイクの指標となるS&P500は4.5%の上昇となり、3月末からの上昇率は4割を超えた。さらにそのリスクテイクの指標となるPERも22.2倍とこれもロックダウン前の水準をほぼ回復している。遮二無二実施された各国の金融緩和や財政出動がリスク資産価格を押し上げる形となっている。
リスクシナリオの1つとして挙げていた、過剰流動性供給下で、冬場のロックダウンを意識した夏場の経済の過熱、がみられていると考えられる。
景気の指標の1つであるドクター・カッパー、銅価格も急上昇しているが、ただし現物の需給の指標である現物プレミアムはすでに下落を始めており、足元の上昇はある程度ファンダメンタルズを反映したものでありつつも、行き過ぎ感が強いのもまた事実である。
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【雑感】
【ECB】
昨日は、ECBが追加緩和を決めましたね
ラガルド総裁はIMFにいたころからハト派なので
まぁ、そうかなと思いますが
しかし、あのネーミング、どうなんですかね?
パンデミック緊急購入プログラム
Pandemic Emergency Purchase Programme
略して「PEPP」ですよ...
もうね、個人的にはね
「ピコ太郎」
の顔と「PPAP」が朝からヘビーローテーションですよ...
いっそのこと
Pandemic Emergency Purchase Alternative Programme
とかにして、「PPAP」にならないかな
って、無理くりする必要ないですねそうですね。